2017年12月31日日曜日

今年も一年ありがとうございました。

今年も一年間ありがとうございました。あっというまに過ぎてしまった一年でした。

初めて訪れる地域もありました。外国ではスリランカ、スイス、ドイツと異国を訪れました。日本では鳥取や香川など少し遠い地域や、近くて遠い千葉や茨城、埼玉の一部の地域など、初めての街、初めての出会いも多くありました。
(写真はアルプスの少女であったクララおばさんです。現在はチューリッヒの街で「クララの店」をやっています。本当です。お孫さんは、まさにアルプスの少女クララでした!)
昔からの仲間たちと一緒に治療をしたりディスカッションをしたりする事も多く、楽しくも有意義な時間を過ごさせて頂きました。
いろいろな場所でお話をさせてもらったり、治療をさせていもらいました。感謝しております。また、来年も機会がございましたら是非とも御願いします。
若い先生方が立派に成長していく姿も見ることが出来てとても嬉しく思いました。まだまだダメなヤツは私の仕込み方が悪いからかもしれません….すみません。来年も一緒に向上していきましょう!
全国各地のコメディカルの皆様も、さまざまな環境で所で少しずつ前向きに動き、進歩しています。それを見るのは嬉しい事です。
業界の一番の話題はPPAP/ DRI/ dTRIです。キムニー先生が日本に紹介してから徐々に始まり、この秋くらいから一気に爆発的に拡がっています!まだまだ解らない事ばかりですが、今後少しずつみんなの情報を共有したりスタディを通して解る事がでてくると思います。確実に言えることは患者さまは楽そうだという事です。
個人的には新しいテクニックとして幾つかあります。CTOガイドワイヤーのダウングレードがある程度技術のある先生なら理解でき実現できるワザであることが解ったり(私は昔から得意でよくやっていたのですが…なかなか理解されないことが多かったのです)、それほど使用頻度は高くないにしろCTOのアンテ5Frでガイドワイヤーが通過した際にガッチリとバックアップを取る方法がいろいろあったりり、…その他も解る事もできる事も増えてきています。嬉しいです!
もちろん、良い話しばかりでは無く、大変なこと、悩む事、辛い事もありましたが…。まぁ、人生色々!前向きに考えて解決していきましょう!
プレゼンデータが読めなくなったり、HDが壊れてしまったり、OSIRIXデータが消えてしまったりというコンピュータの調子が悪くなったことも、私にとっては実はかなり大きな出来事でした。復旧しないデータもあるのですが、どうにかします。
来年も大きな変化がありそうですが、何とか頑張ります!
多くの皆様方に支えられ、多くの皆様方とともにやってきた一年間でした。
感謝しております。
今年もお世話になりました。有り難うございました。
みなさま、良いお年をお迎えください!

2017年12月27日水曜日

おつかれさまでした!

非常に熱心な研修医のK先生とも今日でオシマイです。
2ヶ月の間、夜中までたいへんなカテーテル治療を一緒にしたり、ICU/CCUで重症の管理をしたり、患者さんの方向性を一緒に考えたり、新しい器械を使ってもらったり…本当に濃い2ヶ月であったと思います。
今日も、誰でも2秒でradial punctureだろうが、Proximal Parm Artery Punctureだろうができるシステムを、上司の棗田先生を立てながら見事に使っていました。その後の診断カテーテル検査も頑張ってこなしていました!
お疲れさまでした!
いつでもまた勉強にきて下さい!

私も年内・東海大学での通常業務は今日でおしまいです。
明日は青森での外勤で、通常の仕事を納める予定です。

2017年12月26日火曜日

緊急でもRotablator

PCIが苦手なのは、血栓と石灰化です。緊急カテには前者で悩まされる事が多いのですが、ときに後者で難渋します。
突出している石灰化病変が幾つも並んで、それらに挟まれてワイヤーの操作すら妨げるような場合、いくらバルーンで頑張っても勝ち目が少ない場合があります。しかも、そういう症例は多枝病変で、あっちもこっちも厳しい病変が...。

そんなcaseを夜にみんなで頑張りました!(写真はイメージ画像です)
東海大学は、緊急カテをするアンギオ室と普段の待機症例のアンギオ室が違うので、緊急用のカテ室でRotablaorする場合には、システムを運んできてもらう必要があります。
棗田先生の丁寧なアブレーションと、心電図変化が戻るまで待つ忍耐力で、治療はとても上手く行きました。
年末、私には東海大学での最後のPCI & 緊急カテになると思います。
いろいろRotaはじめ沢山のデバイスを快く担いできてくれたME & Nr.の皆様、有り難うございます!

2017年12月25日月曜日

今年の最後のカンファレンス

今日は新患から即入院も多く、また様々小さな仕事もあり、バタバタとした一日でした。
そして、今日は今年の最後のカンファレンスです。初期研修医の先生への教育の難しさを実感する場面もありましたが、逆に上級医の先生達はそれに気がつき対応していたので、少し安心です。
表面上の事ではなく、何よりも基本的な事をしっかりおさえる事が大切です。そして、今すべき事は何だろうと良く考え行動する事が大切です。
今年もあと残すところ僅かです。
気を引き締めて頑張りましょう!

2017年12月22日金曜日

市立宇和島病院 CTO WORK SHOP

市立宇和島病院でCTO治療をさせて頂きました。
松山から車で2時間弱の街です。沢山の偉人が出たこの地で、また治療ができるのはとても嬉しいです。
右冠動脈のCTOです。ちょいと難しい症例でした。
PPAP TRI 5Fr Retroでした。
slender CTO必殺の無敵のバックアップ保持ワザ、レトロ5&5、5Fr CTO分岐ワザ、など駆使しました。バリバリの高圧拡張でもなかなか拡張できない病変でした。
途中、「えっ!?」と驚く事もありましたが、みんなで乗り切りました!
最終的には良い仕上がりであったと思います。
今年も手技が少し長くなってしまいました。申しわけございませんでした。
年末最後の出張カテに、今年のワザの多くを披露することが出来ました。嬉しいです!
楽しい食事会のあと、大木元先生の引率で夜の街を歩いて観光いたしました。
幕末に活躍した偉人の碑、鉄道唱歌を作詞者の記念碑(歌も音も出る!)....中でも、「銅像になるよりもみんなが渡る橋になりたいと」おっしゃった偉人の名前がついた橋には感動です!

大木元先生、大島先生はじめ市立宇和島病院の先生方、講演およびヘルプにいらして下さった金子先生、スタッフの皆様方有り難うございました!またお声をかけてください!

2017年12月18日月曜日

Freedom Summit in Chiba

Freedom Summit in Chiba = Biofreedomの研究会が千葉で開催されました。
私は「なぜ、このステントが出てきたか?」という歴史と理論的なこと、私が思う良い所と悪いところや特徴、入れ方などをお話させて頂きました。
千葉大学の藤本先生は、多くの症例を提示して下さいました。
千葉大学の小林先生は、我々の意見を引き出し、ディスカッションを盛り上げながらも、御自身のご意見も含めてお話されるという素晴らしい名司会ぶりを発揮されておりました。さすがです!
若い先生からは、このステント以外のお話も質問を頂きました。有り難うございました!
おもえば随分昔、cypher safety suimmit in Chibaという研究会で、藤本先生と初めておあいしたのです。なんか、懐かしい感じです。あれから?年、勤務先も立場も違い、ちょいとオジサンになってしまった我々ですが、まぁ、楽しく仕事をすることができるのは変わりません。今後とも宜しくお願いいたします。
小林先生、藤本先生、ご参加いただいた先生方、関係者の皆様方、有り難うございました!
外のイルミネーションを見るとクリスマス・年末を感じます。
残るところ今年も僅かです!
頑張りましょう!

2017年12月15日金曜日

心臓カテーテル検査・治療・看護を少し深く考えてみよう

日総研の雑誌、「呼吸・循環ケア」の特集で ”心臓カテーテル検査・治療・看護を少し深く考えてみよう” というテーマでSCJの仲間たちと共同執筆しました。
何となく流れていく心カテの毎日ですが、少し深く考えて、もう一度見直すことで、少し前進する何かがあるかもしれないと思ったのです。
是非、コメディカルの皆様に読んで頂きたい特集です。

ここで、なんと!お得な情報!
Slender Club Japan Live Demonstration & Annual meeting 2018 in TOKYOにご参加されるコメディカルの方々先着100名さまにこの本をプレゼント!
いかがですか!大盤振る舞いのSCJは!
これだけでお得なSCJ Live 2018です。
2018年4月27日〜29日は品川に集合です!

2017年12月14日木曜日

安藤先生・来青!

年末恒例の(?)安藤先生の青森でのWORK SHOPが開催されました。
見事な戦略とワザでサクサクと治療が行われ、素晴らしい結果でした。
勉強になりました!

その後の講演会では基本的なことから最新の治療までお話を頂きました。

安藤先生、寒い青森にわざわざいらして下さいまして感謝です!
有り難うございました!



2017年12月13日水曜日

飯塚病院WORK SHOP

福岡県の麻生飯塚病院でのWORK SHOPでした。
昨日のレクチャーでは、PPAPとガイドワイヤーのダウングレードの勧めの話をいたしました。
そして、今日はまさにその実践でした。
エコーガイドで血管の位置と大きさを把握して穿刺から開始です。
ガイドワイヤーは柔らかい→硬い→柔らかいと変更し、ワイヤー通過後にRota→バルーン→ステントと良い感じでの流れを診て頂くことができました。
分岐部病変も、modified jailed balloon techniqueで側枝を残しながら治療ができました。
早めに治療が終わりまして、みんなで記念写真でした。
Slender PCIというと、特殊技や特殊デバイスが必要ではないかと思われがちなのですが、そうではありません。地味に基本をしっかりとやると、カテーテルが細くても済むというだけです。今回はそれを見てもらえたのでは無いかと思います。
術者クラスの先生だけではなく、若い先生方やスタッフの皆様の動きがとてもよく、非常に治療のしやすいカテ室でした。素晴らしいです!
稲永先生、堤先生、井上先生はじめ多くの先生方、スタッフの皆様方、飛び入りでご参加いただいた弘永先生、関係者の皆様方、ありがとうございました!

2017年12月10日日曜日

Kamakura Live Demonstration 2017

Kamakura Live Demonstration 2017が開催されました。
齋藤滋先生のsnuffbox punctureから始まり、場内はものすごく盛り上がりました!
齋藤先生は全例distal radial arteryよりの治療です。7Frも入ります!
凄いです!
 こちらは新企画。若手医師とコメディカルの為の座学と日本語ライブ解説。
お客様がすくないとどうしようかと思っていましたが、ほぼ満席!
嬉しい限りです!
 キムニー先生の特別講演です。もちろん、内容はLdTRI !! 勉強になります!
ありがとうございます。

他の多くの外国からの先生方ともご挨拶をできてとても嬉しかったです!
 私も英語での座長、ランチョンの講師、コメディカル座学の座長、コメディカル用のTRIの進歩という講演と、沢山のお仕事をいただきました。
ありがとうございました。
コメコメ倶楽部は最高の集客と盛り上がりでした。なかでも、高橋先生のランチョン、心電図講座は素晴らしかったです!

たった一人のスーパー術者がものすごい勢いで治療をこなしていくスタイルのライブは、日本では(世界でも?)もうこの鎌倉ライブだけなのだと思います。
今年もその鎌倉ライブに参加できましてとても嬉しく思います。
我々もまだまだ頑張らないといけないし、まだまだできる事が沢山あるのかもしれないと再認識いたします。また、鎌倉ライブが終わると、もう年末...。そんな実感も押し寄せてきます。

齋藤先生、湘南鎌倉総合病院の皆様方、NPOの皆様方、ご参加された皆様方、お疲れさまでした!ありがとうございました!いつもこの鎌倉ライブでは、夢のような時間を過ごさせて頂いています。感謝しております!

2017年12月4日月曜日

抗凝固薬と抗血小板剤

横浜で研究会がありました。
抗凝固薬をどう考えるか?抗血小板剤をどう考えるか?いつまで?どんな種類を?何種類?そんな内容です。
前半は、中村正人先生の御講演、木村一雄先生の座長です。各試験データを重ね合わせて、各試験に対して非常に解りやすい形での御講演を頂きました。ありがとうございました。
後半は、私・吉町が座長で、日比先生、篠崎先生、下浜先生、田邊先生と神奈川でインターベンションを頑張っている先生達とのセッションです。実際のインターベンションを自分達で行い、外来を見て、困った事があれば呼ばれて、患者を夜中まで頑張る医師たちのリーダーとしてご活躍している先生方です。
自分達が勉強し経験したことをベースにして、患者一人一人を見ながら、きっとこれが最高の治療だと思うモノを提供している仲間たちの姿に私はとても嬉しく思いました!
私自身は、最近の風潮=ただガイドラインに照らし合わせて、人の言葉だけで治療方針を判断するのはどうかなぁと常に疑問に思っています。私は、既存のデータや世間の意見に自分の経験と患者を一所懸命に診た結果の臨床力(中村正人先生の言葉です)を加えたモノで判断し、一人一人が違う最高の医療を提供すべきだと思っています。
今日の研究会で仲間たちが、実際の表現や見方は違っても、最大の臨床力をベースにして、トコトン患者を診た上で、内容をよく考えての治療戦略で診療をおこなっているのを感じました。
まだまだ抗凝固薬と抗血小板剤の併用方法は結論は出るはずも無いのですが、しかし、患者さまをしっかり診ているのかどうかが問われる医療が求められているのは確かです。
今日の研究会は、稔りある研究会だったように思います。
ご出席、ご参加いただいた先生方、関係者の皆様方、有り難うございました!

2017年12月1日金曜日

第16回北鹿循環器カンファランス

 大学での外来終わって、新しいデバイス導入して、書類書いて提出して、治療にお付き合いして…あわてて移動!秋田県の大館に到着いたしました。
今日は、第16回北鹿循環器カンファランスに参加です。
秋田労災病院の熊谷先生の御講演のあと、私の動脈硬化に関する考え方や取り組みをお話させて頂きました。ありがとうございました!
今回も、けっこう無理な日程だったのですが、お仲間の熊谷先生のご指名とあらばNOはできません!一所懸命駆け付けました!

また、ここ大館は私が初めて月給をもらった街です。そして、私に医者とはなんたるかを教えていた恩師、元祖・厳しいアニキ先生、お仲間の先生たちと過ごし、「医者って良い仕事だなぁ!」と実感した思い出深い土地なのです。
また、それから十数年たって大館を訪問し、恩師と再会し、同僚の仲間たちが大切にする新しい仲間たちとご縁がありました。短い時間であっても良い時間を過ごした想い出の地です。
今回、ここで仕事が出来るのが嬉しくて、感動です。
一所懸命お話させて頂きました!有り難うございました!
お招き頂きました大本先生、佐々木先生、熊谷先生、多くの関係者の皆様方、ご参加いただいた皆様方、本当に有り難うございました!

2017年11月29日水曜日

明日の動脈硬化予防を考える会

 明日の動脈硬化予防を考える会が松本市で開催されました。
桑原教授に座長をして頂きました。
有り難うございます!
 私はいつものネタで申し訳ないのですが、予防をしっかりして、早く見つけて、早くなおそうね!というメッセージを出させて頂きました。
加藤先生から熱心なご質問を頂きまして、若い先生方が頑張っているエリアは素晴らしいなぁと実感いたしました。
ありがとうございました!

では、バタバタと移動で申し訳ございません。帰ります。
桑原先生はじめ熱心な若い先生方、ご参加された先生方、関係者の皆様方、ありがとうございました!

ICIC-B

ICIC-Bが開催されています。
外国からのお客様が8名いらしてのWORK SHOPです。

PCIやレクチャーが盛りだくさんです。
日常業務もこなしながらのWORK SHOPですので、若い先生達も大忙しです。申し訳ないです。
外国からのゲストの先生方は、かなりよく解っていらっしゃる先生方が多いので、血行厳しい質問も頂きます。

治療も全てうまく行きました。
皆様、お疲れさまでした。
最後の懇親会に参加できずに申しわけございませんでした。

2017年11月24日金曜日

SCJ @ ARIA 2017

福岡にてARIAが開催中です。
その中でSCJ @ ARIA 2017が開催されました。
聖マリア病院の貞松先生がこのセッションのディレクターです。
 第一部は貞松先生と田代先生のビデオライブでした。
細いカテーテルの良い所も悪い所も、限界や注意点も勉強になる、教育的なセッションでした。
第二部は症例検討会です。
若い先生の元気な発表、オジサン達のユニークな発表などで盛り上がりました!
ディスカッションも盛り上がりました。

最近、関東から九州に異動した仲間が、細いカテーテルを使用しているのを研究会でいじめられたとい症例がありました。
行われた手技は細くても太くても同じですし、しっかりと成功しているので、なぜ偉い人に文句を言われるのか私たちには解りません。。。むしろ、良い治療しているなぁとみんなで感心した次第です。こんな先生の為にもまだまだSlender PCIの理解を世間にしてもらわなければいけません!
多くのお客さんもいらして下さいました。感謝です!
プランニングして下さった貞松先生はじめ、ご発表、ご参加された九州の先生、コメディカルの皆様、関係者の皆様、有り難うございました。
お疲れさまでした!
ARIAはまだまだ続きます!

2017年11月20日月曜日

第5回糖・心関連conference in OKAYAMA

 第5回糖・心関連conference in OKAYAMAに参加いたしました。
岡山医療センターの循環器科の宗政先生と糖尿病代謝内科の肥田先生という同級生でやられている会です。同じ病棟で敷居の無い診療を続けているという事もあり、とても言い関係で協力し合ってやっているということでした。羨ましいです。
松下先生の「高齢者の糖尿病管理」の御講演に続いて、私も糖尿病のお話をさせて頂きました。
懇親会でも楽しくお話しさせて頂きました。
宗政先生はSCJ 2017にも御参加頂き、PPAPにも興味を持っているということです。早速明日から若い先生達と一緒にやってみるとの事でした。
宗政先生、肥田先生、松下先生はじめご参会頂いた先生方、みなさま、有り難うございました!

篠崎先生によるEVT WORK SHOP

 篠崎先生によるEVT WORK SHOP開催しております。
全国から篠崎先生の治療を勉強しに、若い先生方が集まっております。
難しい症例を篠崎先生がたっぷり解説しながら治療されておりました。
お疲れさまです!
京丹後市立弥栄病院の角谷先生との記念写真を撮らせて頂きました。
いつもこのblogを見て頂いているとお聞きしたので、今日は出演者になって頂きます!
(^^)/

今日の私は朝から新患外来で、WORK SHOPを直接お手伝いが出来ずに申しわけございません。
みなさま、夜の懇親会まで楽しんでお帰りください!

2017年11月18日土曜日

PAC 17

 PAC 17が開催されました。
この会は、急性冠症候群のインターベンションに特化した研究会です。
伊苅先生と中川先生が中心となり症例ベースに多くのプレゼンテーションとディスカッションがされました。

私もランチョンや、症例プレゼンテーション、セッションのディスカッション、座長と仕事を沢山させていただきました。
ありがとうございました。

偉いオジサンたちよりも、救急の治療をガンガンされる若い先生方に、もっともっと参加して欲しい会です。またコメディカルの皆様にも見て欲しい内容です。沢山のTips & Tricks、各先生方の考え方、失礼ながら反面教師とさせていただく症例などなど、勉強できます。
伊苅先生、中川先生、御参加された多くの先生方、関係者の皆様方、お疲れさまでした!
有り難うございました!

2017年11月15日水曜日

今日も...!! 

今日は予定の検査も少なく、たまっている事務仕事を片付けようと思っていましたが..朝から「すみません、ちょいとカテ室にきてもらえますか?」と電話あり。緊急の治療です。
またまた、厳しい病変です。
「どうしましょう....?」
「どうもこうも、答えが解っているくせに聞くな!やらないと救命できないでしょ!やるよ!」
というわけで、また大変な治療でした。また、根性あけ!
そして、緊急の直後から、責任病変だけの治療では心不全が立ち上がらないという病態の、CTOの根性あけ!
昨日の夜から根性あけばかりでした。
みんなボロボロに疲れていますが、それでも大野先生、藤井先生、宮本先生と若い先生達、MEのみなさまの気持ちは衰えません。嬉しい限りです!
昨日より、御高齢の厳しい病変・病態ばかりです。条件は決して良くありません。しかし、できる事を全部やろうという、みんなの病気に負けない気持ちと根性がきっと患者さまを良くするのでは無いかと信じています。お疲れさまです!

緊急心カテの連続

夕方から緊急心カテが連続でありました。どちらも、なかなか大変な治療でしたが、みんなが冷静に考え動き、頑張りました。
術後のICU管理も皆で意見を言い合いながら行い、夜中にコンビニ弁当大会で遅い夕食をとり...。
みなさま、お疲れさまでした!
きっと患者さんは良くなります!

2017年11月13日月曜日

糖尿病と心腎関連セミナー

「糖尿病と心腎関連セミナー」が藤沢市で開催されました。
私は心臓のお話をさせて頂きました。カテーテルの話しは最小限にして、糖尿病の話しをメインで盛ってみました。座長は藤沢市民病院の塚原先生でした。有り難うございました。
腎臓のお話は、慈恵会医科大学の川浪先生が御講演をされました。座長は茅ヶ崎市立病院の佐藤先生です。腎臓にフォーカスを当てた話しはなかなか聞く機会が無かったのですが、今日は本当に勉強になりました!
最後のClosing remarksをされたのは藤沢市民病院の常田先生です。弘前大学のご出身とのこと!私の大先輩でした!存じませんで申しわけございませんでした。
糖尿病も奥が深いですね!まだまだ勉強します!
関係者の皆様方、有り難うございました!
一瞬だけしか外には出ませんでしたが、ちょっとだけ海の匂いがした街、藤沢でした。

2017年11月11日土曜日

伊勢志摩ライブ2017

三重ハートセンターにて伊勢志摩ライブが開催されました。
タクシーの運転手さんが何も言わなくても「三重ハートセンターですか?」と行き先を聞いてくるくらいの、地元では大きなイベントです。

朝一番は、齋藤先生のCTO。助手は舛谷先生。IVUS & OCTコメンテーターは本江先生。良いテンポで手技が進みます。本江先生のIVUSやOCTとangioの読みや考え方と、齋藤先生の「CTOの場合は本来の血管径がどのくらいかを考えてステントを置く」という言葉が印象的でした。
宮原先生の石灰化病変の治療、辻先生のDCAも見応えがありました!
レクチャーやランチョンも充実!勉強になりました!
私はコーヒーブレイクセミナーにて、「複雑病変に対するSlender PCI」というタイトルでお話をさせて頂きました。TRIからSlender PCIの最近のお話、CTOの症例、そして抗血小板剤の話しなどをいたしました。
ライブの大成功おめでとうございます!西川先生はじめ関係者の皆様方、お疲れさまでした!ありがとうございました!
いつか、お伊勢参りをしてみたいなぁと思いながら、いつものように帰途につきます。

2017年11月10日金曜日

帰国後の仕事

成田空港に朝到着し、そのまま大学へ移動しました。
宮本先生がimagingを使用して治療しているのをみて羨ましいなぁと思ってしまうのはここ数日間が重かったからかもしれません。
留守番してくれた先生方から報告を受け、私が不在の間に患者さんよくなって退院された話を聞くとなにより嬉しいです!
留守番のお礼にドリアンチョコレートとペッパーキャンディ(胡椒飴)をふるまいました。(^^)/
ちょいと外来をやって、その後は大学の先生のお仕事=学生実習の口頭試問です。
いつも私からのメッセージは同じです。
治療方法に都合の良い論文を読んで(論文全部ではなく、その一部サマリーになったモノを読んで)絨毯爆撃のようにした検査の異常値から病気を語るのでは無く、患者さんを診て話を聞き出して、その病態を考え、そこから検査を見るようにしましょうと説明しています。みなさん、頑張ってくださいね!
では、明日も頑張りましょう!

2017年11月9日木曜日

Lah Guan Lye Specialists Centre

さて、マレーシア巡業の最後はペナン島の Lah Guan Lye Specialists Centre です。
一件目は、Goh先生が「俺の同級生なんだよ。宜しくね!」と頼まれ、患者さんにも「日本からきた凄いスペシャリストの先生だから、大丈夫だ心配するな!」と紹介されたので、…燃えました!
二件目も2nd attemptなのですが、良い感じで終了できました。
写真の真ん中は、大活躍のSisterです!
今日は移動日ということで二件だけです。早めに終わったので、少しだけ街を見ました。プチ観光はちょいと嬉しい!

今回驚いたのは、訪問した病院全てで、ICICにいらしてくれた先生とお会いした事です。
みんな「俺の事覚えているか?」とにっこりしてくれました。
嬉しいですね!
交流を広げていきたいです。

では、帰ります!空港で辛い麺を食べて満足!
今回も沢山の皆様にお世話になりました!有り難うございました。
お留守番してくださった皆様!ド○アンのお土産を楽しみに!(笑)

HOSPITAL SULTANAH BAHIYA

ペナンから車で約1時間半、HOSPITAL SULTANAH BAHIYAでのWORK SHOPです。
今日も大変な症例ばかりで、夜の9時過ぎまで治療していました。
アンテもレトロもナックルで裂いて合わせるという下品なワザをみせてしまいました。
遅い時間までお付き合いして下さった先生方、スタッフの皆様、有り難うございました!

しかし、世界の観光地ペナンについても、観光の匂いの一つもない一日です。
強いて言えば、夜11時前にペナンにもどり、屋台でごはんを食べて楽しかったのが観光です!
しかし、「デング熱には気をつけてね」と言われて...チョイとドキドキしながらも、蚊に刺されないよう気をつけるようにします。

では、明日も頑張ります!

2017年11月8日水曜日

PUSAT JANTUNG HOSPITAL UMUM SARAWAK

マレーシアボルネオ島のクチンにてCTOこじ開けています。こちらの病院は3回目です。
若い患者さまたちなのですが、なかなか厳しい症例ばかりです。当然、現地のデバイスだけで勝負し、ここの先生がたにできる事を教育するのがメインの目的です。
3枝CTOはインタベの適応ではないと思うのですが、CABGが2年待ちとか含めたいろいろな事情があると伺って、治療をする事にしました。2nd attemptですが、一番手をつけやすいと判断されたRCAの治療をリクエストされました。しかし、コラテのソースがconus & RVからLADへ出ているので、ここにステント置いて万が一潰してしまうとLADが完全虚血になります。事前にディスカッションをして、当日の造影を確認して、かなり大変だったのですが根性でLADだけ開けました。少しでも心不全が良くなると良いなぁと願います。CXは多分開けられる旨をお話し、LAD & CXの血流が改善されても心不全がよくならないなら、RCAはまた開けに来るよと約束しました。
日本ではなかなか無い、ガチガチでボロボロの血管ばかりです。頑張りました!
経済状況が上向きのマレーシアは、仕事を求めて田舎から都会に出てくる人が多いようです。しかし、実際はなかなか仕事に就けなかったり、都会の厳しさに心を病んだり、生活がすさんでしまったりという人が少なくないとの事でした。そこから生活習慣が崩れて、病気になる人が多いそうです。
出稼ぎ父さんの私としては他人事では無い!(>_<)
そんな患者さんが多いと聞いて結構頑張りました!
2日間のボルネオ島。もちろん、観光はありません。
オラウータンに会いたかったなぁ(嘘!)
では、次の街へ!
小さな飛行機で次の島へ移動です。

2017年11月1日水曜日

創立記念日

昨日の夕方はかなり厳しい症例でした。しかし、血行再建しないとリカバーしないというのは誰の目にも明かでした。
助手の棗田先生、宮本先生もサクサク動いてくれて、 コメディカルスタッフの素早い反応に助けられ、大変な治療でモノも沢山使ってしまいましたが、何とか治療が完結いたしました。
カテ室の外から見てる医師たちの応援にも、とても助けられました。
スピードと正確さ、判断と根性が求められる治療でした。みんなで一緒に頑張ったという実感があったPCIでした。
きっと患者さんはこれから良くなっていくと思います。
よかった、よかった!

夕方の会合に遅れてしまいましたが何とかお許し頂きました。
そこでまた見させてもらった新しいデバイス!ちょいと驚き!この凄さを解ってくれる先生は少ないかもしれないのですが、私には新しい時代を感じさせるモノでした。

今日は東海大学の創立記念日です。
一般診療や大学はお休みです。
11月になりました!今年もあと2ヶ月!あっという間に時間が過ぎていきます。。。。

2017年10月30日月曜日

相模糖尿病懇話会

相模糖尿病懇話会が本厚木で開催されました。伊勢原市、厚木の糖尿病内科の先生方、コメディカルがメインの研究会です。
東海大学八王子病院の栄養科 安齋先生の食事指導のお話から始まりました。
そうかぁ。「炭水化物ダイエットの落とし穴はここか!」と勉強させて頂きました。有り難うございます。
私も、いつもの動脈硬化のお話をさせて頂きました。「まぁ、何かあったら循環器にご相談ください。スクリーニングします!」というメッセージが基本です。
沢山の先生方に御参加頂きましてとても嬉しいです!いつも診療情報提供書でのやりとりの先生と顔を合わせてお話しするのはとても大切だと思っています。
懇親会含めて有意義な時間を過ごさせて頂きました。
有り難うございました!

研究会懇親会の終了後は「チーム会」=大学の臨床チームでの懇親会です。
まぁ、「いつもの皆で飲もうよ!」という会です。

皆様お疲れさまでした!
明日からも頑張りましょう!

2017年10月28日土曜日

CCT 2017

 CCT 2017が神戸で開催されました。
初日の朝一番はSCJ @ CCT 2017でした。
舛谷先生、高橋先生、吉町、羽田先生の順で発表し、多くのご意見を頂きまして盛り上がりました。
やはり話題の一つは穿刺でした。
早朝からの企画でしたが、驚くほど沢山のお客様にいらして頂きました。
有り難うございました。
 次はJ-WINCです。
私もアジアのPCIのタイトルで発表しました。角辻先生も世界の旅のノウハウもご発表されました。
しかし、なんと言ってもメインの齋藤先生の御講演は素晴らしかったです。
私たちの外国での苦労なんか本当に小さいモノに思えます。

3日間のCCTでした。多くの企画やライブデモンストレーションに参加させて頂きました。ありがとうございました。
ライブでは難しい治療を沢山されていました。いろいろ勉強もいたしました。

初日、二日目はとても天気が良かったのですが、残念ながら最終日は雨でした。
隣の会場では、韓流スターと握手が出来る(?)というイベントがあるらしく、沢山の若い人達が列を作って並んでいました。
皆様、CCTお疲れさまでした!
お世話になりました!