2014年9月21日日曜日

近畿トランスラディアル研究会 10周年記念大会

 近畿トランスラディアル研究会 10周年記念大会が神戸で開催されました。

9月19日は、AWARD competitionとサテライトシンポジウムでした。外来終わってから駆け付けたのでAWARDに間に合いませんでしたすみませんです。
サテライトより参加です。
佐田先生の御講演です。すばらしい内容です。えっ?こんなドーピング方法も?(笑)
勉強させて頂きました。有り難うございました。
さて、20日はライブデモンストレーションです。
朝ご飯は、8時からのモーニングセッションにて。
勉強しながらしっかり食べました!
 9時からはライブです。
座長をさせて頂きました。
舛谷先生のご挨拶から開始です。

齋藤先生の御手技...すごくて、誰もコメントしようがありません。座長として、なかなか上手くできません。すみません。
しかし、凄すぎです!うわーっ!

舛谷先生の御手技です...ライブですが、待てない人達なので、放映されているときにはすでにGWが...。
 おっ!木村先生のIVUS読みです。
いつもの、実践的で営業トークの無いコメントです。
元気で嬉しいです!
谷口先生の御手技もすばらしかったです!
大三先生のコメントとともに、若手の術者が、おじさん達をぎゃふんと言わせる時代になったことを実感しながら見させて頂きました。
 齋藤先生の2例目。
こちらも...すごすぎます。
いやいや、タフすぎる症例を2例、お疲れさまでした!

ライブは続きますが、コーヒーブレイクセミナーもあります。
高木先生より、心臓以外の手術時の周術期の心血管リスクに関しての御講演がありました。ここでも座長をさせて頂きました。
インターベンションもいいですが、内科的な事も大切ですよね!勉強になりました!
 近トラやSlender Club Japanのライブって、どうしてみんな、朝から晩まで座ってられるんだろうと思えるほど熱心です。
朝8時から、ランチョン含めて、夜18時まで、トイレとコーヒー飲む以外には、ほとんど立たない人が多いです。
素早い展開とコメントが、ちょっと席を外して見逃すのがもったいないと思う皆様が多いのかも?

 さて、最後のセッションの第一弾はこの方のプレゼンです。
羽田哲也先生!
まってました!
今回のメインレクチャー「近畿トランスラディアル研究会の10年間!」です。
第ゼロ回=兵庫医大でのミニライブからはじまる近トラの歴史です。
10年前は、みんな若い!




「良い術者になる為には」 というオリジナル内容での〆です。
すばらしいお話しでした。
そして大トリは、挽地先生!
脂質管理に関して勉強させて頂きました。有り難うございました!
主催の舛谷先生のご挨拶です。
おつかれさまでした!
素晴らしいライブでした!
みんなで、神戸の夜景の見える居酒屋にて懇親会です。
企画・運営の高橋先生・関係者の皆様、有り難うございました!お疲れさまでした!

10年以上の歴史の近畿トランスラディアル研究会です。来年も、....いえ、冬の陣もあり?....ということで、益々のご発展を祈念しております!

思えば、みんなで10年以上ワッショイワッショイとやってきました。多くの仲間たちに支えて頂いて、私も頑張ってきたつもりです。10年前の写真をみると私もみんな若かったけども一所懸命でした。
時間が過ぎて、方向転換する先生、どんどん前に進んで行く先生、守りに入る先生、違う形で闘う先生、立場が変わってしまった先生...そして、多くのコメディカルの皆様が積極的に前に出てきて...ずいぶん変わりました。
自分はその中でどうなっていくんだろうと悩む事もあります。こんなもんで良いのかとか、何を目指してどんなふうにすれば良いのかとか。少ない時間における自分の能力の中で、できる事とできない事がゴチャゴチャしてきて悩む事もあります。
今回のライブの中、小さな枝を拾うときのディスカッションで、多くの先生方が沢山の意見をおっしゃってました。それぞれの経験や信念で、一所懸命術者にその方法をおすすめしておりました。皆様の意見が違いすぎて、しかし、どれが正解という事ではなく、画面の向こうの患者さんの小さな枝を救おうというその気落ちと熱意にあふれたディスカッションでした。これこそが、我々を動かしているものなのかと思うと、とても嬉しくなりました。
術者もコメディカルもメーカーさんも、みんなインターベンション手技に魅せられるのは、この業界で当然なのですが、それ以上に、目の前の患者さまに何か良い事してあげようという気持ちが大切です。ワイヤーをこねくり回すだけが目的では無く、治療の前後も周術期管理も、慢性期の患者の人生も、すべて考える事が大切だと信じて、それを大事にしている仲間たちと仕事をしている自分は幸せです。
思いが強すぎて、仲違いする先生達もいます。それは寂しい事です。自分が万能の神様では無い事に気がつくと他人を認められると思うのです。それはじつは自分達のプラスになるとはずです。我々は、患者さんの為にちょっと良いことするために頑張っているんだという気持ちを思い出すと、くだらないケンカなんてどうでも良くなるようにも思います。
私も、もう少し出来ることがあると思っています。インターベンションだけではなく、全体を見る事も要求される歳になってきました。頑張ります!

新幹線の中でそんなことを思いながら、移動です。
富士山見えないかなぁ。

1 件のコメント:

TDMC NOZATO さんのコメント...

吉町先生、お疲れ様でした。またこのたびは本会に参加させて頂きまして誠にありがとうございました。舛谷先生、高橋先生、羽田先生、関係の皆様には心より御礼申し上げます。
毎日同じように仕事をしていても、少しずつ自分の役割・立場が変わってきてしまい、当惑することも時々あります。5年先、10年先どうなっているのかわかりませんが、患者さんに向き合い、努力することが大事だと改めて感じました。