2014年3月31日月曜日

年度末

今日は3月31日、年度末です。
関東にでてきて一年です。
皆様、いろいろ有り難うございます。

東海大学近くの桜です。
とても綺麗です。
おや?
カテ室にこもってなにやら一所懸命何かをチェックしている謎のひとが...。
決して怪しい人では無いようですが?
(^_^)v


今日はこんな事もやっていました。
二つ並べてみたのですが...違いがわかりますでしょうか?

まぁ、なんだかんだと、あっという間に一年間が過ぎました。
いろいろな事をやらせてもらったような、しかし、何にもできていないような...多くの宿題がまだまだできていないですし、課題も沢山残っています。まだまだ、頑張らなければ....!

2014年3月29日土曜日

チーム会

 研修医の先生に指導する、おなかいっぱい君こと、村上先生です。
エコーのゼリーをたっぷり塗ってあげて、実習したと....言っている事がよく解りませんが(>_<)

現在、私たちのチームで実習している鷹取先生は東海大学の柔道部出身です。東海大学柔道部と言えば、有名な選手がたくさんいらっしゃいます名門です。その中でもまれた男です。礼儀も根性もしっかりした立派な青年医師です。細かい所に気がついて、先に動いている所は循環器に向いていると思います。
難しい管理が必要な患者さまを多く経験してもらった期間でした。3月で循環器の研修も卒業です。お疲れさまでした。
鷹取先生の慰労会も兼ねて、チーム会を行いました。
東海大学ではチームで患者さまを診ています。主治医性ではありません。そのチームでちょいと飲食したり、offのときにその辺でみんなで仲良く遊ぶというのが慣例です。チーム会と呼んでいます。
私が忙しい事もあり、あまりチーム会ができずに申し訳ないと思っています。
そういうわけで、お仕事終了後に大学の近くのそば屋さんにみんなで来ました。
名目はチーム会ですが、他のチームの若い先生も一緒に楽しく懇親会です。
治療の話しや、普段の生活の話し、若い頃の話しなど、みんな、本当に楽しそう!

こんな楽しい、そして頼もしい仲間に恵まれて私も幸せです!

なかなか美味しいおそば屋さんでした。

また、みんなで行きましょう!
お疲れさまでした!

2014年3月28日金曜日

Balloon Aortic Valvuloplasty

ここ数日、医学的な事を掲載すると評判とレスポンスが良いことに気がつきました(笑)。
今日はBalloon aortic valvuloplastyのネタです。
昔はPTAVと言ったのですが、最近はBAV(Balloon aortic valvuloplasty)と言います。みんな、新しい名前をつけたがるのです。良いと思います。
TAVIは施設基準の問題でできなくても、BAVはできます。しかし、大事なことは術前だと思います。適応の判断と、CTやエコーを自分で見て理解することです。
治療の時も、術者はもちろんですが、外回りもとても重要な役目をいたします。総合的で客観的な判断が必要とされるBAVです。ダイナミックな治療であり、合併症の率も低くは無いのですが、その効果は素晴らしいモノだと思っています。冠動脈のPOBA→stentという変遷と同様に、BAV→TAVIになると、またもう一つ上の世界があるのだろうなぁと思います。すでに若いとは言えない私ですが、積極的に関わっていきたい世界の一つです。
(写真は、あくまでも参考写真です)

2014年3月25日火曜日

起始異常には....

右の起始異常に皆様何を使用していますか?
私は今までずーっと5Fr ALを使用してきました。
しかし、先日どうしても上手くengagementできない症例がありました。
UGも良いというお話しも聞きます。しかし、6Frなんです。(笑)
伊苅先生が「ILって起始異常にすごくいいんですよ。試して見てください」と言っていたことを思い出しました。
....何も考えずにengagementできました。ビックリです!いや、ちゃんと上司の言う事を聞いて参考にしたら、やっぱりはまったという事になるのでしょう。
ここまであっさり入ると、なんか悔しくなるほどでした。
PCIもあっという間に終了でした。
皆様も、困ったときには5Fr IL試してみてください!
(写真は文と関係ありません。起始異常の参考用の加工写真です。)

2014年3月24日月曜日

Drug Eluting Balloon

最近、再狭窄にDEBが使用できる様になりました。
DEBの使用前は白いのです。
他のバルーンでしっかりとした前拡張の後に使用いたします。
使用後は薬が(おそらく)病変にすりこまれて白い色が無くなります。

再狭窄病変に良いのではないかと信じて使用してみています。
長期の結果が楽しみでもあります。





2014年3月23日日曜日

CIT 2014

 China Interventional Therapeutics 2014が上海で開催されています。
年々大きくなっているような印象があります。

中国ではまだまだ、インターベンションの数は伸びているようです。
 Speaker ready roomの待ちは30分ほどです。
まぁ、こんなもんでしょう。
 展示ブースは大きいです!
しかし、まだ午前中なので人があまりいませんでした。
ブースでスタッフがごはん食べている所もありました。(^_^;)
 舛谷先生から「2階ですよぉ」と連絡があり行ってみると、かなり殺風景な空間。
 しかし、各部屋の中では中国語での会話が盛り上がっていました。
 満席!
 日本人の先生方の発表も興味深いものが多かったです。
 土金先生、朝倉先生、五十嵐康己先生の御手技に、私たちもコメンテーターのお仕事を頂きました。
 山本先生もIVUSコメンテーターとしてご活躍!
 段の上からすみません。。。
 私はlectureもさせて頂きました。
「Trans Radial CTO」です。

橈骨動脈というlimitationはありますが、安全で低侵襲な治療方法がTRIです。
その中でCTOを行うのですが、まぁ、いろいろ補助の道具を使えば普通のCTOはできますし、もちろん、レトロもできます。
6FrだとIVUSでお迎えとか、2つの大きなモノを入れるのは辛いですけど。
しかし、ここ数年でシースの革命が起きます。
普通に7Frをradialから刺せるようになったら?
今の4Frシースサイズなら、TFIでもいいんじゃぁない?
そんなディスカッションがされる時代になるとおもうのです。

こんなお話しをいたしました。

思ったよりも空気が綺麗な上海でした。いろいろ、今回も沢山の方々にお世話になりました。皆様、有り難うございました!
中国の名物?饅頭たべて帰ります!




2014年3月21日金曜日

第78回 日本循環器学会学術集会

 第78回 日本循環器学会学術集会が開催されております。
 東京フォーラムは迷路のようになっていて、どこに行けば良いか迷ってしまいます..うろうろ・オロオロしてしまいました。
私のお仕事はランチョンセミナーです。
シンチのお話し。

司会をしてくださいましたのは群馬大学の倉林教授です。
有り難うございました!
日本大学の松本先生のお話です。
学術的で、とても勉強になりました。
有り難うございました!
 私は、幾つかの症例を交えてのお話しをさせて頂きました。
「非侵襲」という言葉に弱い私ですので、シンチは大好きです!(笑)
シンチは、病院、技師、医師、看護師のみんなが協力すると強い武器になります。
一つの検査が絶対なのではなく、シンチの良い所、カテの良い所をそれぞれ活かして行く事が大事だと思っています。

素晴らしい質問を、金澤の寺井先生から頂きました。
有り難うございました!
BMIPPシンチは、発作直後のスパズムの鑑別にはとても良いと思っています!是非ともご使用下さい。

おかげさまで、日循のランチョンという大役を務めさせて頂きました。感無量です!わざわざ選んで下さって足を運んできて下さった先生方にも感謝です!
関係者の皆様、本当に有り難うございました!

では、次の街へ移動します!

2014年3月17日月曜日

送別会の一日

 今日は送別会があるというのに、バタバタと忙しい一日でした。
私は午前外来でしたが、カテ室はあっちもこっちも朝からめいっぱいです。
 緊急も多く入り、大変でした。

カンファレンス、説明会、医局会...などなど。
私は夕方の会議もありました。

そして、夜は送別会です。
医師、看護師、技師...みんなが集まって去られる先生方と楽しい時間を過ごしました。
なにより、送られる先生方の熱い想いを込めたスピーチが印象に残ります。

異動の先生方、まだまだ宜しくお願いいたします。
医局を去る先生方、本当にお世話になりました。もちろん、引き続きご指導の程宜しくお願い申し上げます。
みなさま、有り難うございました。


2014年3月15日土曜日

7th TRI Work Shop 〜 New Horizon of TRI 〜

2014年3月15日、7th TRI Work Shop 〜 New Horizon of TRI 〜が釜山のKosin University病院にて開催されました。
今回は、齋藤先生、松陰先生と3名での参加です。
 カテ室は新しく、私が使わせて頂いた方にはフィリップスが入っています。なかなかよく見える良いアンギオ装置です。

 もちろん、裏にはこのように綺麗にする洗い場も設置されています。
 私はRCAのCTOでした。
また、使い慣れない6Frの使用でしたのでバックアップが取れずに難渋(笑)。6Fr単体ではdeepにできないので、5 in 6をしてどうにか頑張りました(自分でみていても6Fr JRの意味はあまりないポジションでした)。
石灰化のひどい病変で、2回バルーンラプチャーを起こしましたが、最後にはNCで24atmでindentationがとれて、ステントも留置する事ができました。良かったです。
終了後に、一緒に治療をした韓国の仲間たちと記念写真です。みなさま、有り難うございました!
 さて、もう一つのカテ室では齋藤滋先生がさくっと御手技を終了されておりました。
会場では、松陰先生は未来に向けてのSlender な御講演をされておりました。
みなさま、お疲れさまでした。
 朝ご飯を食べずに出てきたので、病院の喫茶店でお粥をいただきました。
とても美味しかったです!
病院からの眺めです。
綺麗です!


病院を去る前にみんなで記念写真です。
齋藤先生、松陰先生、サポートして下さった皆様、お疲れさまでした。本当に有り難うございました!
ご招待くださった、韓国の先生方にも感謝です!2週間後に東京であいましょう!

さて、おみやげの海苔を買い込んで帰ります!

ちなみに、我々はかなりニンニク臭いです。
すみませんです。
m(_ _)m


2014年3月11日火曜日

Interventional Cardiology 2014

 Interventional Cardiology 2014がコロラドはSnowmassで開催されています。

数年ぶりに参加させて頂きました。
早朝より10時までの会で、途中休んで午後3時から夜までという形式です。
休み時間は...休んでもよいのですが、ここはご存じのように標高が高く空気が薄いリゾート地なのです。。。
早朝より皆様勉強熱心に集合されています。それもそのはず。各国の著名な先生方が、それぞれの凄いデータを持ち寄りディスカッションする会です。酸素は薄いのですが(実際に私のO2Sat 91〜92%程度です。もっと上まで行くと82%まで下がっていました。)、研究会の内容の濃さは世界有数かもしれません。
たとえばrenal denervationですが...まぁ、今後どうなるかは微妙ですけど、なんと、カテーテルを使わないrenal denervationなんか発表されていました!おもしろいでしょ!

3月10日早朝はJapanese Sessionです。
最初は土金先生のCTOのお話しです。
日本人のお家芸とされるCTOですが、何度聞いても興味深いデータです。
お疲れさまでした!
次は私。Slenderな発表です。
シースの外径は細くなるし、ガイドの内経は太くなるし、バルーンなどのデバイスは細くなるし...いろんな事ができる用に成りましたよ!という発表をしました。患者の為に低侵襲な治療をしましょうというメッセージを聞いて頂きました。
沢山のご質問も頂きました。ありがとうございました!
さて、次は驚愕の映像でした!ぶっとびました!
名古屋の鴨井先生のご発表です。
いやぁ、これは凄すぎる!感動です!
まさに、ハンター!
鴨井先生、遠くない将来に何かの研究会でこれを我々に見せて下さい!

岩崎先生のご発表です。
美しい映像とデータには日本人の美しさを感じました。
有り難うございました!

日本人組として、外人にギャフンと言わせるものが出せたような気がします!他の国の、なんとなくエビデンスもどきよりは結構インパクトがあったように思います。しかし、私たちSlender組にはもう少しエビデンスやデータが必要だというのも実感いたしましいた。
プロデュースして下さった、西川先生、本当に有り難うございます!感謝いたします!
またこの会に来る事ができる様に、毎日頑張ります!
さて、出番が終わりましたので一足先に帰ります。
飛行機から見たコロラドの山々です。
本当に美しい!

乗り換え地のロスアンジェルスに来ました。
空港で数時間待って、夜中の便で羽田に戻ります。(この暇にblog書いています)
とりあえず長旅もひと息です。お留守番をして下さった皆様、本当に有り難うございます!おみやげらしいモノがない地域にいったので、お約束の空港でのチョコでお許しください。
朝5時につくので、そのまま病院に行く予定です。