2013年5月28日火曜日

血管確保

研修医時代に悩むのが、血管確保・静脈確保です。
早い話が点滴とか注射です。上手い看護師さんに頭が上がらないのが研修医です(看護師が静脈の確保をしない病院も未だにありますけど...)
コツは、「静脈が見えるところを探し、刺せるところに刺す」と教わりました。しかし、子ども、肥満の強い方、浮腫のある方などは静脈が見えにくく、難しいのが現実でした。
現在は熟練の技はいりません。こんな機械があります!
赤外線(?)をあてて、静脈を見えるようにする機械です。
数年前にシンガポールライブの会場で初めて見たときに、すごいなぁと思っていたのですが、いつの間にか日本に上陸。そして、東海大学の救命センターで見つけました!
万能の機械ではないにしろ、まずは血管がみえる!すばらしいですよ!

昔は熟練の技が必要でした。血管の見えない患者さまの点滴を刺したという事で、自慢しあった若い時代が懐かしいです。
いまでは、技より機械!科学の進歩は凄いですね!

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