2013年1月4日金曜日

ココロに花が咲く言葉

「ココロに花が咲く言葉」という本を読みました。
もーれつア太郎の時代背景は、昭和のみんなが貧しい時代でした。人を信じて、裏切られて、でも信じて..そんな時代だったと思います。
今の満たされた裕福な時代とはまったく背景も違います。もちろん悪いことですが、生きるために人をだまし、生きるために人に悪さをして、....それは「生きる」というとても生物としてベーシックな事の為なのですが...そんな人が山のようにいた時代です。その中で強く生きるキャラクターが存在し、そして、その時代だからこそ、ココロに花が咲く言葉が沢山あり、心打たれる漫画だったのだと思います。
天才バカボンもそうですけど、赤塚不二夫さんの漫画は、ただのお笑いではないと思うのです。
今は、生きるためではなく、自分の優位性を出すためだけに、人を騙し、人を傷つけ、それを訳のわからない理由をつけて自分の正当性を主張する、真の悪党がはびこる嫌な時代です。本当に嫌な時代になりましたね。
こんな時代で生きなければ行けない私たちですが、この本を読むと少し元気になれます。いろんな事を許せる気持ちに成ります。自分にも、あんな嫌なところが有るのでは無いかと振り返り反省させられます。
頭の中漫画だらけの私ですが、なんとか、みんなでお互いのココロに花を咲かせようと頑張ろうと思いました。宜しくお願い申し上げます。

0 件のコメント: