2012年10月31日水曜日

青森市末梢動脈疾患セミナー

 10月30日、「青森市末梢動脈疾患セミナー」が開催されました。
まずは、前座として私の「動脈硬化性疾患と抗血小板剤」のタイトルでのお話しです。
抗血小板剤の秘密を少しお話しいたしました。
いかがでしたでしょうか?

 会場の皆様は熱心!
メモを取られると照れてしまいます...。
さて、本日の特別ゲスト、カレス札幌北光記念病院の野崎洋一先生です。「末梢動脈疾患とATIS」のタイトルで熱いお話しを聞かせて頂きました!
近くて遠い、青森と北海道です。遠路はるばる、本当にありがとうございました。

そして、津軽の秋の夜は.....(^_^)v
楽しい時間を有り難うございました!

2012年10月27日土曜日

第19回愛媛心血管インターベンション研究会

 第19回愛媛心血管インターベンション研究会に参加させて頂きました。
興味深い症例と熱いディスカッションが続きます。
 座長を務めていただいた、見上先生です。
有り難うございます。

私は、「世界のPCI」ネタです。
 活発な質問をいただきました。
このネタで、こんなに質問をいただいたのは初めてかも知れません。
有り難うございます。

嬉しい限りです。

根性論になるかもしれませんが、みんなで世界と闘いたいのです。そして、それは、最後は自分の仲間を守るため。日本人という仲間、地域の仲間に最高の医療を提供する為です。
愛媛、いいですね〜!
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます。

京都X-pert Forum

 10月26日「京都X-pert Forum」が京都で開催されました。


第一部は京都の先生方の症例発表です。


興味深いご発表ばかりでした。
勉強させて頂きました。


第二部は、私が講演をさせて頂きました。
Xienceのお話しです。
みんなが知っているデータの確認から始まり、我々Slender組のデータまでいろいろ話させて頂きました。
優等生のステントです。良くも悪くも優等生なんです。
マルチリンク系って、いつもそうですよね!
Xienceは、DMのInsurin使用には結構良いデータ出しています。これは信頼できる内容だと思っています。
鋭いご指摘も頂きました。私の今日の発表のGC selectionに関してです。いやぁー、みなさま!よく見ていらっしゃる。参りました。
 m(_ _)m
さぁ!明日はまた移動です。
旅芸人、頑張ります!

2012年10月22日月曜日

当直

 21日(日)は1st callでしたが、午後までは呼ばれない良い一日でした。天気も良く、のんびりしていました。
しかし、何も無く過ごせるはずはありません。やはり呼ばれて....救命センターへ!

そして、そのまま当直です。
青森市内および近辺の皆様が具合が悪くなりませんように祈っていましたが....無理でした。(笑)

ずーっとRock'n Rollでした。
 夕ご飯美味しい!
 夜通し続きます。
救命センターでは、あっちここっちもモニターで覗くことが出来ます。すごいでしょ!
 朝になりました。朝焼けが綺麗でした。

さて、当然そのまま日勤に入ります。
今日は急患が多く、バタバタしておりまして大変でした。
でも、スタッフの皆様がしっかり働いてくれたので、患者も私も大助かり!ありがとうございます。

そして、また夜になりました。
24時間どころではなく働いております。

‥‥‥‥眠いです。もうだめ。

2012年10月20日土曜日

青函PPIセミナー

青森市で青函PPIセミナーが開催されました。
例年の青函PPI研究会とは違って、ちょっと違う形での開催です。函館では無く、青森での開催です。名前も内容も参加者/招聘者もチョイと違います。ご了承ください。
函館から沢山のメディカル、コメディカルの皆様にいらして頂きました。ありがとうございました。
 函館五稜郭病院の佐藤健司先生のご発表。
「当院でのPPI治療」
SFAやiliacの治療のお話しでした。
アプローチ部位をどこにするか...皆様に熱いディスカッションがかわされました。
あおもり協立病院の内藤先生のご発表。
「SMARTステント留置後スマートで無くなった症例」
バイパスであんなになってしまった症例を、見事に治療されておりました。素晴らしい!
 鳴海病院の野田浩先生のご発表。
「当施設での横パン法の歴史と工夫」です。
元祖の技です。すごいです。
 座長をしていただいている、五稜郭病院の北 宏之先生です。
 特別講演は、兵庫医科大学の河﨑大三先生。
「治療抵抗性高血圧に対する腎交感神経切除術」
いやー!勉強になりました!
大三先生のご発表はすばらしい!
コメディカルの皆様も、すごいよく解ったと話していました。
 後半の座長、沖館ハートクリニックの工藤健先生。

「当クリニックで行う予防的フットケア」
工藤内科クリニック 坂本美紀さま
こんなに一所懸命やっているクリニックってあるの?というくらいすごいです!
カインドワークス 義肢装具師の栗山祥さん
「足病変に対するフットウエア」
これだけで、特別講演になりそうな内容です。
全国にこれを広めたい!
 函館五稜郭病院の西尾直美さま
「外来透析患者のSPPの有用性」
これも、すごい!
全員にSPP測定している!そして救肢できている!
すばらしい!
 国立函館病院 石川 雄大さま
「炭酸ガス造影のIVUSによるPTRA」
素晴らしい症例です!

冠動脈のセッションです。
星総合病院の氏家勇一先生
「当院でのCoCr EESの臨床成績」
いいステントですね!
私・吉町も「Slender Device Compatibility」を話させて頂きました。
氏家先生と対決の図です!(笑)

延々、4時間半にわたるセミナーも無事に修了しました。
今日のこのお話、かなり濃いお話しばかりでした。聞かなかった方々は本当に損!
とくに、コメディカルの演題は素晴らしいです。青森市内中、いえ、日本中のコメディカルの皆様と、指導医師とに聞いて欲しい内容でした!大きい病院だから・小さい病院だから、できるとかできないとか、くだらない言い訳をしてしまう我々は大いに反省しなければいけません。やろうと思ったら、全員にフットケアなんですよね。全国大会の何かで企画したいです。本当に素晴らしい発表でした!
青函トンネルを抜けてきて下さった皆様、青森県からの参加の皆様、本当にお疲れさまでした。関係者の皆様、お世話になりました。


青森は突然の雨。
突然の雷。

日本中で青森だけです。。。
なぜ?

第7回青森フットケア講演会

 平成24年10月19日「第7回青森フットケア講演会」が開催されました。

第一部は名鉄病院の加納智美先生の御講演です。
フットケアの最前線を詳しく教えて頂きました。
有り難うございました。
 第二部は兵庫医科大学の川崎大三先生の御講演です。
CLIのすべてを語って頂きました。
お疲れさまでした。有り難うございました。

川崎先生とは、随分長い付き合いになります。
そんな仲なので、つい青森にお呼びさせて頂いております。
彼のお話を聞くと、10年以上前に川崎先生とお会いした事が夢のように思います。すばらしく成長した若い先生を見るのは嬉しい事です!


100名以上の皆様にいらしていただきました。
やはり関心がある内容なのですね!

今週末のテーマは「足」です。
明日も宜しくお願い申し上げます。

2012年10月16日火曜日

収穫の秋

今日も朝から、一筋縄ではいかないインターベンションが続きました。もちろん、上手くは行くのですが、しかし難渋する治療もありました。
途中、会議もでました。苦手です。(>_<)
夕方4時半過ぎに、若い先生と昼の食事をしました。同じモノを注文したら唐揚げ定食でした。オジサンの私は胃がもたれ....すっきりしようとして、コーヒーをがぶがぶ...さらに胃もたれ。(笑)
さて、そんな津軽の秋ですが、嬉しいお話しです!
今年も、こんなモノを作成してくれている友人(のお父さん)がいます!
売りものではなく、ちょっとお遊びで作ってくださっています!売り物にしてもマニアしか買いませんので商売にはならないでしょう。。。
収穫の秋が楽しみです!
申し訳ないのですが、こちらはご興味あってもお分するほどの数は出来ないようです。お許しください。

2012年10月15日月曜日

心臓カテーテル治療の最前線とケアの着眼点

日総研「呼吸器・循環器 急性期ケア」という雑誌に、「心臓カテーテル治療の最前線とケアの着眼点」というタイトルで書かせて頂きました。
看護師さんむけの本です。
私が思う今の最前線とケアを書かせて頂きました。
基本が大切だと言う事、FFRとかSYNTAXスコアとかIVUSとか、スタチンを使うべきだとか、低侵襲のお話とか、CTOのお話しとかです。 
紙面が限られているので、全部の内容がダイジェスト版という感じは否めないのですが、しかし、ざっと目を通して興味を持って頂く程度の内容にはなったように思います。
雑誌がいくら売れても、今から印税が私に入りませんが....是非、みなさま雑誌のご購入を!(^_^)v
なかなかご購入出来ない方で(会員制の雑誌ですので実際の購入は難しいようです)、どうしてもご興味があるコメディカルの皆様がいらっしゃれば、私に直接メールなどでご連絡下さい。若干別刷りを購入しておりますので、おわけすることは可能です。

今夜も依頼原稿地獄と、学会論文査読地獄に堕ちている私です...

2012年10月13日土曜日

Duke Masters Course in Transradial Intervention


一昨日、2012年のノーベル用の先生が選ばれた話題のDuke大学ですが、10月11日&12日、Duke Masters Course in Transradial Interventionが開催されました。
このコースはbasic courseではなく、Masters courseです。アメリカ中、世界中からTRIのMasterの先生方が集まってレクチャー&ディスカッション、そしてライブデモンストレーションです。
齋藤先生は中国でのミーティングのためにご帰国されたので、我々舛谷、松陰、吉町と3人での参加になりました。



朝のライブはキムニー先生の御手技で5Fr TRIです。松陰先生がコメンテーターをされました。
(写真の一番向かって左側です)



次のライブもキムニー先生の御手技。私もコメンテーターをさせて頂きました。
これも、5Fr TRIです。
(私は一番左!)


レクチャーと小グループに分かれてのディスカッションが続きます。
ランチはビュッフェ形式です。かなり美味しい!


レクチャーが続きます。
出血性合併症の話しと、loopの話が多いです。
夕方まで会場で缶詰です。



嬉しかった事があります。ある有名な先生とお話しました。
「俺は日本人の術者ですごいの知ってるよ!」
「齋藤滋先生?」
「そりゃぁ、有名で知っているけどそういう人じゃぁない」
「え?誰ですか?」
数名名前をだしましたが、日本人の名前は覚えられない忘れちゃったといいます。
「この間、すごいの見たんだよ!カナダのライブで日本から飛ばしてきたヤツ」
「えっ?その術者って、ここにいる舛谷先生だよ」
「えーっ!そうかぁ!アレはすごかったよな!写真撮ろう!」
なんか、感動しました。嬉しかったです!

夜もビュッフェスタイルで食事。
ちょっと、中庭で偉い先生方と記念写真!
夜遅くまで会は続きます。
TRI合宿です!(笑)

翌日朝もライブです。
舛谷先生がコメンテーターをされていました。ものすごく、まっとうな意見で、日本人の誇りです!
アメリカは5Fr TRIが普通の世界?と思われるようなライブでした。


さて、ギリギリまで会場にいて、空港まで移動です。
その前に、ほんのちょっとだけ観光!
自分達へのご褒美です。
Duke大学のチャペル。有名ですよね!
4分間で観光終了。写真とってオシマイです。
でも、とっても満足!
帰途につきました。

アメリカは、良くも悪くも良いものは良いと認める世界なのかも知れません。良いデータであれば何でもOKです。
アメリカでTRIはもの凄く注目されています。患者の苦痛の緩和ではなく、コストでも無く、何より安全性からなのだそうです。TRIは出血性合併症が低く、生命予後もTFIより良いというデータが出てからは当然の様にどんどん増加する一方です。
また、細い方が良いという事は、皆様がわかっているので、5Frガイドに偏見は無いようです。もちろん、まだまだよく解っていないので、limitationはどこ?とか、吸引出来ないでしょ?とか(ちゃんと、末梢保護デバイス使用しながらガイドカテを吸引カテにして吸うんだよって教えてあげました。5Fr de Percuとは言えませんでしたが...)、KBTはどうやるの?とか、…沢山聞いて下さいました。
シースレスのお話しとか、バーチャル何フレンチというお話しとかは当然のように知っています。
みなさま、細いものに興味はおありのようです!
会主催のクロコフ先生に「来年は絶対に君たち"Slim Club"のセッション持ってあげるから」って言われました。Slender Clubだって何度もいっているのに、これってアメリカンジョーク?
とても光栄です!嬉しいです!
でも、その前に我々のデータをちゃんとまとめないといけないなぁと思います。我々の必殺技がアメリカに初め世界中に取られちゃうのは悲しいので。。。

ちょっと長めに病院をあけました。留守番してくれた皆様に感謝です!飛行機乗り換えの時間も20分しかなかったので、おみやげもほとんど買えませんでした。お許しください。

今回も、TRI組の、Slender Club Japanの、そして日本のインタベ組の一人として頑張れたかなぁと思っています。
私は普通の皆様の代表だと思っています。だからこそ、頑張らないとなぁと思います。ちょっとなまったアメリカ英語が聞き取りにくく辛い思いをし、津軽弁まじりの下手な英語で困りながらしゃべります。言いたいことの30%程度しか言えないのが悲しいですけれど、それでも、汗かきながらなんとか闘っています。
病院も地域も学閥も何にも無い世界での闘いは、直接自分の得になるものでは無いのでしょうけれど、我々が正しいと思ってやってきている事を、少しでも世界中に広める事ができれば嬉しい事です。もう少し頑張ります!

さて、日本に帰って1週間ほどは時差ぼけで、ボケボケしている可能性が…普段、あんなに朝弱いのに、朝は早朝から起きて、夜はとっても早めにクタッとなってしまうかもしれません。….それって健康に良い普通の生活でしょうか?

2012年10月11日木曜日

St. John's Hospital

 DetroitのSt. John's Hospitalを訪問いたしました。
環境の整った素晴らしい病院です。

まずは、齋藤滋先生、舛谷先生、松陰先生、お招き下さったDr. Yamasakiとみんなで記念写真です。
ついた夜にはレクチャーセッションです。
齋藤先生はCTOについての細かいレクチャーでした。
舛谷先生、私、松陰先生と3人では自己紹介も兼ねて簡単なお話です。
 さて、次の日は朝からカテ室です。
プロテクターはかなり重いです。
窓があって、外がみえるカテ室です。

齋藤滋先生のCTO根性あけをみさせていただきました。
やはり、すごいです!
カテ室内は看護師さんが一人です。
外でコンピューターにすべてを記録する技師さん?もお一人います。
助手は医師が一人です。
上手く回っています。
 院内外から、多くの先生方が見学にいらして下さいました。
 終了後の記念写真です。
さて、夜は、「Slender Night 」でした。
名前だけ聞くと?ですが、もちろん、我々Slender Club Japanの出番でした!
齋藤先生のイントロダクションから、松陰先生のエビデンス、舛谷先生の理論や実験、私・吉町の必殺技と...アメリカの皆様も興味を持って頂けたと思います。
貴重な経験をさせていたいた、Dr. YamasakiはじめSt. John'sの皆様、ありがとうございました。
留守番をしているみんなにも感謝です!ありがとう!
では、次の街に移動です。