2012年6月30日土曜日

第26回 北陸PTCA研究会

6月30日、第26回 北陸PTCA研究会が開催されました。
由緒正しい研究会です。
症例発表を中心にした一般演題はとても熱意のあるディスカッションが行われました。

参加する先生方の質問も紳士的であり、しかし、けっこうな突っ込みみあり...勉強になりました。
私が来るからか、Slender系の演題も幾つかありました。お気遣いありがとうございます。
私は、「Slender PCI up to date」というタイトルでのお話しをさせて頂きました。
多くのご質問もいただきました。
ありがとうございました。

2012年6月29日金曜日

Aomori Cardio Respiratory kinetics 2nd meeting

Aomori Cardio Respiratory kinetics 2nd meetingが開催されました。呼吸と循環を密に考え、臨床に活かそうという研究会です。
指定演題としては、「心臓リハビリテーションにおけるASVの効果」を芙蓉会村上病院リハビリテーション科の奈良先生が、「当院での睡眠時無呼吸症候群診療について」をあおもり協立病院の内藤先生がご発表されました。
 今日は、医師・コメディカル含めて40名の皆様が集まって頂きました。大盛会でした。
やはり、みなさま、関心があるんですね、この分野。
特別講演は、小倉記念病院の横井宏佳先生にお話しをいただきました。
SASに関して、その病態生理、解剖、臨床試験、治療、その効果....などなど、素晴らしい内容でした。たっぷり勉強させて頂きました。ありがとうございました。
講演の内容も素晴らしいのですが、なによりも、「患者さんを治したい」「患者が良くなってくれるのが医者とコメディかウルのモチベーションです」とはっきりおっしゃる姿がカッコ良かったです!素晴らしいですよね!
「夜中に呼ばれたって、患者さんが良くなればそれで苦でも何でも無いでしょう」と、言い切る横井先生、小倉記念病院でみんながついていくのが解ります。熱い男です!素敵です!
懇親会でも、世間の我々への評価に関して、学会に関し、実際の臨床に関して...熱弁をふるう横井先生って、かっこいいです!
また、青森にいらして下さい!お待ちしております!本日はありがとうございました。
夜間無呼吸に関して、とても勉強になりました!基礎疾患の大きなファクターとして、患者さまをよく見るように努力が必要ですね!

2012年6月28日木曜日

八戸・脂質異常症を考える会

平成24628日、八戸・脂質異常症を考える会が開催されました。
八戸の街に入るのは何年ぶりでしょうか?懐かしい街です。若い頃5年間ほど過ごしました、思いで深い街です。会場のホテルまでの道は本当に懐かしく、会場のホテルも10年ぶりで入りました。
研究会はこぢんまりとやりましたが、昔一緒に仕事をしていた、八戸市民病院内分泌内科の葛西先生に座長をやっていただいたのが、本当に嬉しかったです。
また、昔お世話になった先生に私の拙い講演を聴いて頂いたのはとても光栄に思えました。私にとっては凱旋講演の気分でした。
内容としては、いつものスタチンのお話しです。この街の方々も、もっとスタチンを内服して、心血管事故にならないように勤めて頂きたいです。ステント密度の高い地方と言われるのは可哀想です。(>_<)


終了後、少しだけ街を徘徊しました。「この店はまだある。あの店はもう無いんだ…。」そう思いながら街を歩きました。

最終の新幹線での帰宅です。
八戸の皆様、関係者の皆様、ありがとうございます。
良い時間を過ごさせて頂きました。

2012年6月23日土曜日

Slender Club Japan Live Demonstration in KANI

 東可児病院にてSlender Club Japan Live Demonstration in KANIが開催されました。
すでに、昨日6月22日からサテライトセミナーが開催されていました。申しわけございません、欠席で。今日は、頑張って長崎から移動しました。
到着時は糖尿病のランチョンセミナーです。
ランチョン後は昼前からのSFAのCTOの中継でした。
ランデブーが見事にきまっていました!
今回のライブで凄いのは、i padでいろんな画面を自分で選択して見ることができるのです。
カテ室の様子も全部解ります。
凄いです。
舛谷先生の御手技です。
プレッシャーワイヤーって、こんな所にも入るの?凄いですね!
助手のおねえさんが、なぜか、チョップ!怖い〜!(笑)
松陰先生の御手技です。
ディスカッションで治療方針を立てるという、ライブならではの内容でした。
さて、次は私。
あらあら...また穿刺が...
でも、何とかなりました。
今回のミッションは、5Fr TRI & ミニコンです。
30cc以下でやれという命令でした。
腕頭動脈の屈曲や対角枝の存在、屈曲のある、び漫性な病変という、いろいろな悩みどころがありました。
カテ室の中では、とても和んでいます。
私も何とかミッションを終了。
ステントのクセに判断が難しい処もありましたが、良い仕上がりだと思います。
結局造影剤は、最後に一回造影をしただけ。3ccかな?
あとは、全部IVUSや石灰化のランドマーク、ステントブーストで頑張りました。
 終了後、お嬢様達の記念写真です。
 スタッフの皆様がしっかりしているのが,この病院の凄さです。お疲れさまでした。
 今回も,良い助手に恵まれて、良いサポートをしてくれたので上手く出来ました。
ありがとうございました。
主催者の進先生の最後のご挨拶です。
感動的でした。
みなさま、お疲れさまでした!
ありがとうございました!

2012年6月22日金曜日

長崎虚血性心疾患セミナー


6月22日「長崎虚血性心疾患セミナー」での講演をご依頼いただきまして、長崎にやってきました。
光晴会病院の片山敏郎先生に座長をして頂きました。
まぁ、いつもの与太話がメインなのですが、あいからわずウケるのは、緑の液体です。片山先生からは、妖怪人間の液体じゃぁない?と言われました。(笑)



懇親会でも長崎の先生方と楽しくお話しをする事ができました。

実は、長崎に到着してそのまま、お世話になっている長崎ハートセンターの坂井先生にご挨拶すべくアポ無し乱入いたしましたが、行動パターンバレバレで、ビックリさせることはできなかったのです。残念です。(>_<)

長崎のみなさま、ありがとうございました!
機会あれば、また来たい街です、長崎!

そして夜中から雨!

♪ああああ〜♪(わわわわー)
 長崎は〜(わわわわー)
 今日も〜!
 雨ぇだぁったぁ〜!♪

2012年6月21日木曜日

青森県病院薬剤部長会学術講演会

青森県病院薬剤部長会学術講演会で講演をさせて頂きました。
青森県の各病院の薬剤部長先生の会議です。お世話になっている先生方の前で少し緊張しながらお話しをさせて頂きました。
内容は「最近の心血管インター園ションの話題」です。
DESの話し、TRIやSlenderな話し、TAVIやRenal Denervationの話し...そして、薬のお話しなどをさせていただきました。
我々の処方薬は、抗血小板剤x2、ストロングスタチン、ACE-I、βブロッカー....などなど、どんどん増えてきています。患者さまの血管を守るために一所懸命処方しているとは言え、数が多いのは否めません。薬剤師の先生方にもご理解いただいて、そして、御協力いただき、患者さまの血管を守っていきたいと思っています。
昔勤務していた病院の薬剤部長先生、紹介状でやりとりしている薬剤部長先生などよりご挨拶いただいたのはとても嬉しかったです。
当院の薬剤部長、野村先生にもお世話になりました。
皆様方、本当にありがとうございました。

2012年6月18日月曜日

水戸のおみやげ

水戸の名物といえば..おみやげに買ってきたのは、これです!
このパッケージは...。
 ドロップマスターも悩んでいます。
朝ご飯に食べる....あれでしょうか?
 おそるおそる開けています。
 なんと、納豆飴!
 初めての感動!
 匂いを確認。
 そして....ぱくっ!
初めてのお味に大喜びされておりました!
まるで、"北風と太陽"のお話しのようが事が起きました!
「マスクはずして写真撮らせて!」というお願いには絶対に「NO!」のドロップマスターですが、しかし、美味しいものを口に入れたとたん、「マスクの中に匂いが籠もる」とマスクをはずされたのです!
水戸納豆パワーには驚きです!
感激に喉が渇いたのか、コーヒーをグビグビ飲まれておりました。
「いつもの缶に入ったドロップを100種類集めた程度では、まだまだ世界征服したうちにはならない!」と自らを引き締めておられました。ドロップマスターの名前は伊達ではありません!
水戸名物の納豆飴!最高です!
今日は当直あけで、午前の外来と昼からのインタベ夕方の会議で少々疲れ気味でしたが、楽しい話題で盛り上がれたのは嬉しかったです!

2012年6月16日土曜日

第26回 茨城県PCI研究会

初めて水戸を訪問しました。
駅前の水戸黄門の銅像がありました。
人生楽ありゃ苦もあるさぁ〜と心の中で歌いました。
観光終了!

 平成24年6月16日、第26回 茨城県PCI研究会に参加させて頂きました。先生方の熱心なディスカッションが続きます。日常の起きうるトラブルシューティングなどに関して、とても勉強になります。

一般演題で、ダウンサイジングにてステント留置が可能であった一例というご発表がありました。私もちょとだけコメントさせていただきました。
太いカテで、まったく違う方向を向いているカテでの治療は様々なトラブルを引き起こします。逆に、細いカテを使う術者の武器は同軸性とdeep seatingです。とくに、この同軸性をどのように保つかというのが問題です。この辺をうまく使うと、とても有効な武器として細いカテはあると思うのです。
 私は、「Slender PCI up to date」というタイトルで講演をさせて頂きました。
新しい珍しいモノにビックリする時代は終了しまして、つぎは、今のデバイスを見直したり、改良をしたり、また新しい使い方をする時代になってきたのではないかということでお話しさせて頂きました。
昨年は震災で大きな被害があったこの地域ですが、昨年も開催されたそうです。皆様の熱意が解りました。素晴らしい会合でした。
僅か数時間の水戸滞在でしたが、楽しい時間を過ごさせて頂きました。この会に参加できたことを、当番幹事の水戸協同病院の渡辺重行先生はじめ、多くの先生方、関係者の皆様方に感謝いたします。
本当にありがとうございました!

AIC (Aomori Interventional Conference )

AIC (Aomori Interventional Conference )が開催されました。
小さな症例検討会です。
いろいろな症例があって,面白かったです。昨日こうだった、一昨日こうだったというリアルタイム感もよかったです。
私も、突然発表と言われて困りましたが、一応頑張りました。あるもの出させて頂きました。
まぁ、大学時代からの先輩後輩という仲間同士でのカンファレンスですので、楽しくできたのも良いことだと思います。
研究会は無事に終了。
皆様、お疲れさまでした!

2012年6月13日水曜日

第74回 青森心血管症例検討会

 第74回 青森心血管症例検討会が開催されました。
まずは、協立病院の内藤先生のBKの症例発表です。
 次は、当科のりゅーどー先生。
congenital heart diseaseの症例でです。
特別講演は、小倉記念病院の岩淵先生と白井先生です。テーマはTAVIです、遠いところわざわざありがとうございます!
何よりも、チーム医療が大切である事を勉強いたしました。
エビデンスという絵に描いた餅ではなく、目の前の患者さんに何をすべきなのかが大切というメッセージをいただきました。ありがとうございました。
関係者の皆様も、本当にありがとうございました。

2012年6月12日火曜日

吉林大学第二病院訪問

吉林大学第二病院を訪問させて頂きました。ここでは年間2000例のPCIを行っているそうです!
劉先生よりお招き頂きまして、CTOの治療というmissionをうけて訪問です。CTO症例を7例用意していると聞いていたのですが、訪問したところ10例あるよと言われました。
好きなの選んで欲しいと言われたのですが、いつものように「適応だと思われるヤツ順番に並べてください。できる限りこなして帰りますから。」と言いました。
しかし...難しい症例ばかりです…(^_^;)
海外へのデバイスの持ち込みは厳しくなっています。ワイヤ含めて、その国での承認が取れている物、その病院での取引がある物という縛りが出てきています。
どうしても、RETROでなければ勝てない症例もあり、両側TRIのapex周りのLAD OS開けもしました。コルセアはあったのですが、他のデバイスが無いので苦しかったです…
5FrでのCTOあけをというリクエストもありましたので、やりました。要求があれば何でもやります。出されたもの何でも食べます。贅沢は言いません。Double CTOになっていて、一難去ってまた一難ってヤツです。8-20が無いのでつらいですが、SATAYの変形ワザをつかって突き刺しました。
すみません、9時から6時までで、たったの4例しかこなせませんでした。
もう一例やっても良いですと言ったのですが、カナダのゲストもきているので会食優先になりました。残念です。
今回はたった一日の訪問でした。満州の文化や三国志の舞台としても、いろいろ見るところがあると聞いています長春ですが、今回も観光もすることなく病院での治療に専念いたしました。まぁ、観光したって、歴史もなにも解らない私は、どうせあんまりよく解らないのですけど。


移動する車の窓から見た、街の風景です。
お祭りでは無いのだそうですが、みんな踊っています。楽しそうです。
こんな風景に異国情緒を感じることと、現地の皆様との交流が私の楽しみです。
今回も,多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

2012年6月9日土曜日

ご結婚おめでとうございます!


平成24年6月9日は、我等の仲間、丹野先生の結婚式でした。
おめでとうございます!
その貫禄より(?)みんなに御心配をおかけしていたようですが、この度、めでたくご結婚です!よかった、よかった!
お相手は、当科の病棟看護師さんです。親しみやすく優秀な看護師さんだったのですが、丹野についていくということで退職されます。寂しいです。
丹野先生はとても凛々しく、奥様はとても美しく、お似合いの新郎新婦でした。本来は思いっきり良い写真をblog掲載したいのです。しかし、我々の中では丹野部長にプライバシーはありません(笑)ので顔をモロだしの写真でもかまいませんが、奥様にはプライバシーはある一応と判断して、ちょっとぶれた写真をワザと掲載しました。
御家族の方々にも心からお喜びを申し上げます!
いやぁ、良い結婚式でした!
末永くお幸せに!

心原性脳塞栓症予防セミナー in 青森


平成24年6月9日、東海大学の後藤教授をお招きいたしまして「心原性脳塞栓症予防セミナー in 青森」が開催されました。
ワーファリンのお話しをはじめ、公平な目で抗凝固剤を解説していただきました。
エビデンスと騒いでいるここ10年間くらいですが、そのピットフォールに関しての勉強会だったのかもしれません。
やはり、いろいろ問題ありますよね。メーカーさんが都合のよいスタディデータをもってきて、一部を強調して「エビデンス」と称してみんなに配る。それを鵜呑みにして、処方や治療を行う。さらには、いつの間にかガイドラインと呼ばれて...。困ったところも沢山あります。
新しい抗凝固薬に関して後藤先生はかなり慎重派の様でした。
本当に勉強になりました。
なんと、後藤先生は青森滞在が4時間ほどという御多忙なスケジュールでした。お忙しい所申しわけございませんでした。
後藤先生、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

2012年6月8日金曜日

母校での講演

今日の夕方は、私の母校の青森高校で講演会をさせていただきました。
私達の知っている、昔の汚い校舎ではなく、綺麗な校舎です。土足では無いんです。玄関も,廊下も、校長室も、図書館も、...全て新しい!キョロキョロしてしまいました。
今日の講演は、医学部をめざす高校生とその父兄さまが対象です。「みんな、勉強して医学部をめざそうね!お医者さんになろうね!」「元気出して、みんなの未来は明るいよっ!」というメッセージです。
なんと!100名ほどのオーディエンス!ビックリです。
内容は、循環器内科の仕事とは、低侵襲治療=Slender Club Japanとは、地域の皆様に提供したいものとは、勉強がいかに役に立つか....などなどです。医者って、大変な所もあるけれど、しかしいい仕事だよと話しました。
決してマジメな高校生とは言えなかった私かも知れません。しかし、一応、一所懸命勉強して、こんな仕事をしています。
高校生時代に勉強したものとして、英語を使うのはもちろんですが、物理や数学をこんなに使っている自分がいます。カテーテルやワイヤーなどデバイスを作るとき、そして、それを使いこなすときや他人に説明するときに、こんなに必要だとは思っても見ませんでした。しかも、それらは、高校生の時の知識がとても大切で、そこをベースに持ち上げたモノだけです。ゼロからのモノなんてありません。
今さらながら、高校の先生に感謝の気持ちがわいてきます。しかも....もっと勉強しておけば良かった!
いろいろな思いを込めながら、講演させていただきました。
高校生の皆様が、真剣に、マジメにお話しを聞いてくださったのも印象的でした。お行儀良いです。笑いどころにはクスッ程度で、みなさま控えめ...。ちょっと寂しい。いや、オジサンの笑いが高校生には通用しなかったのか...(>_<)
終わった後、父兄の数名からご挨拶いただきました。高校の同級生もいました。同級生のご主人もいらっしゃいました。....世間は狭いです。

終了後に、先生方とちょっと雑談させていただきました。
今の高校生の勉強って大変らしいです!先生方のご苦労が忍ばれます。
我々の高校生時代=放置&自由な時代は通用しないようです。ちょっと寂しいです。

この中に、ちょうど30年後に私と同じ立場の人はきっと数名あらわれて、日常業務や研究に忙しい日々を送ることと思います。つまり、いつかは、私を治療してくれる人がこの中から出るということです。青森高校の後輩達、頑張ってくださいね!応援しています!
もちろん、私を治療するときには低侵襲なヤツでおねがいします!

今回の講演の機会を与えて下さった、青森高校の先生方、また医師会の先生方、本当にありがとうございました。