2012年5月31日木曜日

優先順位

朝は、GEORGIAの缶コーヒーで始まります。
病院の自動販売機で110円です。スタバのお店でコーヒーを飲んでいる都会の人達にはかないませんが、私の朝の小さな楽しみです。

さて、今日も午前は外来でした。混雑していました。
しかし、「急患が重症なので、大至急きてくれ!」と、呼ばれました。外来の患者さまには申し訳ないのですが、しかし、優先順位をつけさせて頂く事は、循環器科には必要です。
外来を放置にさせていただいて、カテ室にまで階段を駆け上りました。
病態は大変でした。「いいから早くしろ!」と叫びながら治療しました。若い先生達もコメディカルのみんなも,テキパキと動いてくれました。汗を流しながらの治療が無事終わりました。

 外来に戻ると、副院長先生が私の代わりを少し進めてくださっていました。有り難いです。
新患が沢山いらしたので、「お待たせして申し訳ありません」と謝りながら何とか2時くらいまでには外来終わりました。
ICUではりゅーどー先生が指示をだしていました。
カテの順番を変えさせていただいて、検査や治療に差し支えないようにしました。順番が変わった患者さまには申し訳ないのですが、しかし滞りない検査のためには優先順位も必要になります。
夕方になってもう一件治療になりました。何かの会議がある時間になりました。会議は大切ですが、しかし、循環器科は優先順位をつけることが必要です。当然、治療優先。会議はとても残念ながら、欠席でした。
さて、ムンテラも指示出しも打ち合わせも終わりました。
今日は、私の大先輩のライブです。音楽のライブは久しぶりです。ちょっと遅刻ですが、急いでライブ会場へ!
凄い熱気で盛り上がっていました。お客さんの中には、よく知っている顔ぶれも沢山いらっしゃいました。楽しかったです!音楽はいいですね〜!
ゆっくり食事をとりたいと思っても、循環器科は優先順位をつける必要があります。コンビニ弁当でさっと食事は終了。
プレゼン作りです。
今週2つ、来週は3つです。ランチョン=一時間モノが辛いです。頑張ります。

コンビニで見つけたスタバのコーヒーを自分へのご褒美にまだまだプレゼン作りの夜は更けていきます。

でも、ちょっと飽きたので、つい、blogなんか書いたりして....いけませんなぁ。
循環器科は優先順位が大切なのに....

2012年5月28日月曜日

プレゼン作り

今週末の小倉ライブで「TRIの未来予想図」というタイトルで話さなければいけません。
....困っています。
治療は全て低侵襲に向かうべきだとは思います。我々が治療を受ける場面になったときに、低侵襲なモノを望むのは当然です。
カテの細径化は当然の流れだと自分では思っています。でも、それだけでは無く、それをサポートする技術や道具も必要になります。
現在自分が開発しているものは、ほとんどこんな㊙マークで皆様にだせません。申しわけございません。どこかの企業や、偉ーい先生に盗られないようにしなければいけないと、そのメーカーさんに念押しされているからです。私の開発モノって、全然儲かるモノではいのですけどね。(笑)

予想できない未来は、当然わかりません。お話しのしようがありません。
未来はきっと、私よりもずーっと若い先生方、技師さんたちが考えたものになるのだと思います。期待してます!
あー、結局、今日のプレゼン作りはモノにならず。
明日また、頑張ります。

2012年5月25日金曜日

ランチョン

今日は研修医の先生方と勉強しながら、病院食堂でお昼ごはんを食べました。ランチョン・ディスカッションです。
ハンバーグ定食は私のおごりです。昼定食450円の予定だったのですが、ちょっとカテが遅くなったので、私の直前で昼定食は売り切れ!残念でした。

来週の研修医から看護師への勉強会に関してです。心電図&不整脈に関してのレクチャーをする予定です。マジメな内容です。
「心電図はコンピュータに読ませろ!」とか「 頻脈なんて、regulerかirregulerかとQRSがwideかnarrowが解れば、あとはHRだけいいでしょ!」とか言っている私とは大違いです。(笑)
しかも、とても立派なプレゼンテーションが作成されています。ちょっとお笑いも入ったり、オジサンがドキドキする場面もあったり、素晴らしいです。

あまりに熱心にディスカッションしたせいか....あれ?曲がっている?きっと最近のコンピュータのUSBポートはオシャレなのでこんな形なんでしょうね。

阿部先生、菊地先生、循環器ローテーションのラストスパートです。頑張って下さい!

2012年5月21日月曜日

新しいサンダル

病院・内履き用のサンダルを新しくしました。
もちろん、医療安全の為にはサンダルでは無く、足の甲を被うような靴を履く必要があります。外来でも病棟でもそうです。
カテ室でももちろん、針を落としたら大変な事になります。
サンダルは、あくまでも、医局での履き物です!(笑)
随分前から、サンダルの底が剥げてしまって、とても歩きづらかったのです。Drop Masterにも「そんなもの、買えば良いじゃぁないですかぁ」とあっさり言われていたのですが、冬の青森にはサンダルなんかは売っていません。
先日、やっと靴屋さんで見つけたのです!
春になったなぁと実感!(笑)
新しいサンダルはまだ硬くて何となく歩きづらい所が、また嬉しい感じです。
あ、いえ、私の部屋の中しか歩かないので別にいいのですけれど。
まぁ、時には緊急で急いで医局から飛び出したときに、履き替えるのを忘れてサンダルで走っていても、許しください。(^^)/
ちなみに、青森の日食はこんな程度でした。

2012年5月20日日曜日

日光トランスラディアル研究会

5月19日、日光トランスラディアル研究会が開催されました。
今回のテーマは”My Worst Case”です。日本中の先生方のWORSTを見る事ができる、もの凄い企画です。ちょっとした判断の甘さや、ちょっとした読みの甘さが、WORSTになってしまうのがこの世界です。

 齋藤先生のcase presentationもありました。
私も「みんなが知っている私の失敗」を発表いたしました。

久しぶりに、アニキ節も聞けました!
みんな大喜びです!

bale outの方法も沢山勉強になりました。


主催者の勝木先生、スタッフの皆様方もお疲れさまでした。
ありがとうございました。

そして、….夜遅くまで懇親会は続きました。(笑)

2012年5月18日金曜日

循環器病セミナー in AOMORI

 昨日は、「循環器病セミナー in AOMORI」が開催されました。
私達が日頃お世話になっているクリニックの先生方よりご紹介いただいた患者さまに関しての、勉強会です。
難しい内容ではなく、basicな事をお話しいたします。
御参加頂いた先生方、ありがとうございました。
 研修医の先生方も沢山参加してくださいました。
そして、積極的に質問されていました。素晴らしい!

クリニックの先生、研修医の先生に説明するために作成するスライドは、私達にも勉強になります。
ゲストは舛谷元丸先生です。
危険因子の管理に関して、とくに糖尿病に関してです。
栄養管理の専門家であり、しっかりと外来をやられている先生だけ合って、豊富なデータをお示し下さいました。
細いカテでCTOをほじるだけではなく、このような患者管理もしっかりされているところは流石としか言いようがありません。
終了後には、舛谷先生をお誘いして「青森の水」を飲みに行きました。
楽しい時間をありがとうございました。

2012年5月15日火曜日

函館インターベンション研究会

函館インターベンション研究会が開催されました。
司会進行の安在先生が「遠くて近い、近くて遠い青森と函館」とおっしゃっていたように、なかなか函館を訪問する機会は少ないです。
今回は「インターベンション研究会」ですが、私のテーマは「循環器専門医の糖尿病へのアプローチ」です。
我々インタベ屋さんは血管を拡げるのが商売ですが、しかし循環器医としてはそれだけではいけません。動脈硬化疾患の治療として基礎疾患の治療をしっかりと行うべきです。高血圧や高脂血症は当たり前の治療を提供してきました。そんな中で、糖尿病という最後の難攻不落の基礎疾患、糖尿病にどう立ち向かおうかというお話しをさせて頂きました。
実は、同じ会場に北島三郎記念館が入っていました。
普段、観光に興味が無い私ですが、ここは楽しみにしておりました。
しかし、会場に到着したときにはすでに遅く、「閉館時間」でありました。
がっかりして、記念館の前で記念写真です。(>_<)
会場のベイエリアはとても綺麗で感動的です。
とても、オジサン達10人でかっ歩するエリアでは無いのです。(笑)
いつかゆっくり観光に来たいなぁと思いながらも、函館の夜は更けていきます。

明日は、朝一番で帰って、外来&インタベ&実験の予定です。

2012年5月8日火曜日

糖尿病に関して...(>_<)

糖尿病のお話しをしなければいけない機会があります。
でも、私は糖尿病は専門ではないのです。
我々循環器科がこれほど忌み嫌ってきた病気はないでしょうし、循環器科がこれほど 苦手としてきた病気も無いと思います。
内分泌内科にお任せという時代では無くなってきたのも事実だと思います。それは、循環器医師が基礎疾患に無関心ではダメだからです。
高血圧は循環器の領分だったのであっという間に解決しました。
脂質異常症も、良い薬剤が出てきたので、内服で済みます。
喫煙習慣も、時代共に少しずつ改善されてきました。
あとは、糖尿病です。
青森県は日本一短命県です。
脳卒中や心筋梗塞などが多いのも事実です。
動脈硬化のモトを断たないとダメなのです。
糖尿病治療も我々が早期に介入する時代になってきました。

厚労省のHPがあります。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/tounyou/
この中には、大血管障害=脳梗塞や心筋梗塞の話は少ないのです。「糖尿病にかかっても気落ちすることは無いよ」って書いています。
本当でしょうか?....

まぁ、こんな話をするためにスライド作りしているのですが....。難しいモノですね。
頑張ります。

2012年5月7日月曜日

五島うどん

津軽生まれで津軽育ちの私には「うどん」を食べる習慣はもともとありません。また、出汁は煮干しかコンブが基本です。

先日、「五島うどん」のカップ麺なる珍しいモノを頂きました。
ありがとうございます。
出汁はアゴだしです。トビウオです。ビックリです。でも、鰯の煮干しだしに似ている匂いです。なじみ深い感じです。
うどんは細めの麺です。そうめんよりは太いけど、普通のうどんよりは随分細い。
熱湯5分でできあがり!
さて、お味は....とても美味しいです!さっぱりしてオジサンの舌に合う味です。
これって、青森でも手に入るのでしょうか?お取り寄せしないとだめなのかな?

2012年5月5日土曜日

急変キャッチ 達人ナース 2012年5・6月号

「事例で学ぶ急性期トラブル予防 急変キャッチ 達人ナース」という雑誌があります。日総研の会員制・隔月刊誌です。
エキスパートの看護師さんや臨床工学師さんがメインで執筆しています。コメディカルの目で見た,コメディカルからの発信情報として、とても勉強になります。良い本です。ご興味ある方はご購入されても良いのでは無いかと思います。
この5・6月号に、「慢性心不全」という内容で私も書かせて頂きました。内容は、まぁ、達人の皆様はご存じの事ばかりで申し訳ないのですが...、慢性心不全とは何か、心不全のステージ、急変時の徴候や対応...などです。
私のパートだけですが別刷りも少々あります。ご希望の方ございましたらご連絡を頂ければと思います。

2012年5月4日金曜日

恩師の奥様よりのお手紙


恩師の奥様よりお手紙を頂きました。
お手紙をそのままでは失礼にあたりますので、一部かいつまんで、言葉を変えて、ご紹介させて頂きます。

前略 失礼申し上げます。
先日「青森県民公開講座」に参加しました。
あなた方の立派な司会や答弁に、とても感動しうれしく思いました。家に帰って早速仏前にチラシを供え、あなた方の様子を報告いたしました。"よくケッパッタの"と、あちらの世できっと喜んでいることでしょう。「名医たらずとも良医になるように」と生前にいっていた言葉を思い出しました。....

思えば、あまり宜しくない高校生で...どうにか大学に入って....まぁ、何とか医者になって...それでも、まだまだ、心配をかけていたのですね。
申しわけございませんでした。
恩師は随分前に他界されました。
今の私は、少しだけ良医になれましたでしょうか?

このようなお手紙を頂き自分を省みると、自分の仕事がうまく進まない事を他人のせいにしたり、ときに刺々しい態度や言葉を吐いてしまう自分を恥じてしまいます。

家族・親族や友人を含めて、故郷に心配をかけてきた私です。
まだまだ至らぬ所ばかりで、皆様に恩返しをしきれておりません。
もう少し頑張ります。
みなさま、宜しくお願いいたします。

2012年5月2日水曜日


先日、ある場所の鍵が開かずに困りました。患者さまの御家族が困っている状況です。
病棟看護師さんが、その場所管轄の看護師さんに「鍵を開けて欲しい」とお願いしました。
その場所管轄の看護師さんは「この場合は私達は関与しない事になっているから」とお断りされました。

病棟看護師さんは受付に聞きました。答えは、「ここじゃぁない。防災センターに聞いてくれ」でした。

防災センターは「鍵を取りに直接来なさい」ということでした。
でも、病棟看護師さんは、患者さまの御家族とその場から離れられない状況でした。

お話しを聞いた私が防災センターに行きました。
鍵を受け取りました。
「本来なら、看護師が取りに来る事になっているんです。そのようにマニュアルに書いています。部長先生自らが、わざわざ取りに来ないで良いんです」と言われました。受け取りに行って「ありがとうございます。お疲れさまです。」以外の言葉を聞くとは驚きでした。

鍵一つ開ける為に20分以上かかりました。
患者さまの御家族に申し訳ないです。
病棟看護師さんは「私がマニュアルをよく解っていないので…すみませんでした」と言ってくれました。でも、違うと思います。
やはり、ここで一番優先させることは、困っている人をどうにかすることなので、管轄看護師や受付事務、防災センターが何とか動いてくれるのが最良ではないかと思うのです。….公務員得意の「私達の仕事じゃぁない」という権利行使は、正直言って嫌な気分になります。
もちろん、皆様に悪気があってやっている事では無いのです。「そのように決まっているから」という事なのです。

お役所仕事って…どうすれば良いのでしょう?
悩みます。

2012年5月1日火曜日

MRIとりました

腰痛がなかなか改善しないので、原疾患の確認目的にMRIを撮りました。
放射線科の受付で事務の方は私の顔を見た瞬間に、「先生、奥の5番MRI室ね〜」と教えてくれます。廊下では、放射線科の看護師さんが「頑張ってねー」と声をかけて下さいます。個人情報垂れ流しです。(笑)
緊張します。
患者さまの気持ちが良くわかります。痛くは無いのは解っていますが、しかし、嫌なモノです。
検査台に登る階段でつまずきました。(恥!)
何事も無かったようにごまかしました。(バレバレかもしれません)
とても狭い穴に横たわります。圧迫感があります。
始まりました。
凄い音です。耳に合わないイヤホンがだんだん痛くなってきます。
しかも、動いてはいけないというプレッシャーがあります。
本当に緊張します。
....しかし、気がつくと爆睡していました。
実は、どこでも一瞬の隙があれば眠れる人なので!
「先生〜。終わりましたよぉ〜!」と手をかけられて目が覚めました。
結果は...自分では腰椎のMRIを読めないので....。あとで、教えてもらいたいと思っています。

しかし、まだ腰は痛いのです。(T_T)