2012年3月16日金曜日

China Interventional Therapeutics (CIT) 2012

China Interventional Therapeutics (CIT) 2012が中国・北京で開催されています。
日程が日循総会とも重なっていますので、日本人の先生方は御参加が少ないようです。プレゼンテーションをチェック&登録するのに相当待ちました。何度か「随分待っているんだけど!」と暴れるのですが、混んでいるんだから仕方ないじゃぁないという対応です。日本人だけでは無く、中国の方もイライラしていました。コンピュータセンターに登録すると、バックグラウンドも「CTI 2012」に強制的に書き換えられてしまいます。字の色や絵の色が変わってしまいます。字の色はまだ良いのですが、我々のトレードマークのSlender Club Japanのロゴの女性の顔が青白くなったのには、ちょっと困りました。幽霊みたい!(笑えない!)
混んでいる会場=中国語の会場と、すいている会場=英語会場に別れます。一応、英語会場には同時通訳(英語→中国語)が入っているらしいのですが…。逆に、英語会場のはずでも、中国語でまくし立てる先生方もいらっしゃいます。中国語→英語の通訳は無いので辛いです。

中国と言えばこの会社?!
中国の特殊なパテント方式に、世界の企業はタジタジですが、しかし、今作られている良いモノの集大成?をプロデュースするという意味では、画期的です!(笑)
ポリマー無しのステントなど出ていました。生態吸収型はいつ出るんでしょう?
こちらは、次世代へ売り出し中の皆様!つまり、次のリーダーと約束された方々です。
大きな壁面にどーんとご紹介です。
大陸の文化としては、自分の世継ぎを生み出さずして死ぬわけにはいかないらしいのです。ですから、次世代を育てるのも必死です。次世代を育てたら、上は隠居。良いシステムです。(実際は、まだ隠居している先生方はいませんが)
 Slender組も、舛谷先生がSlender IVUSのお話しをされておりました。座長も、コメンテーターもプレゼンもと大忙しです。
別室では、高橋先生が6Fr IABPのお話しなどされていました。
世界征服の野望に向けて頑張っています。

私も、ライブコメンテーター、プレゼンテーションとさせて頂きました。

加藤先生、齋藤先生、そして角辻先生と、日本の誇る術者がCTOの治療をされておりました。

プレゼンテーションとしては、「Slender System to Complex Lesion」のタイトルでお話しさせて頂きました。落合先生に座長をして頂きました。ありがとうございました。

中国はTRI率が70%以上です。すごいですよね!しかし、CITもTCTに乗っ取られているので(?)、TRIセッションに日本人のFacultyはほとんどいません。悲しいです。日本人のお家芸の双璧(CTOとTRI)の一つが、いかにもアメリカが先取りしているような形式をとられるのがたまらなく悔しい私達です。 みなさま、どうにかしましょう!
こちらは、ランチボックス。
右下のタケノコ以外は全てほかほかアツアツです。
スープもカニが入って、すごい美味しい!野菜を中心としているヘルシーな内容にも感動です。
流石、食の文化が進んでいる中国です。米国の学会ランチと比べると、月とすっぽんです!

午前はプレゼンテーションの登録とチョイと勉強に費やし、午後はずーっと会場でお仕事。夜までまったく外に出ていませんでした。
中国吉林大学客員教授の舛谷先生のお誘いで、舛谷先生のお友達とともに夕食をとるために移動しました。レストランの前で、初めて外の空気を吸いました。乾いた黄砂の混じった空気でしたが、やはりちょっとすっきりしました。
みんなで、楽しく、美味しく中華料理を食べました。もちろん、中国式乾杯も多数ありました。おかげでぐっすり眠れました!(^_-)

では、お仕事も終了したので、青森に帰ります!
まだ、お仕事のある先生方、お先に失礼いたします。すみませんです。
今回の中国の旅は、夜中23時に着いて、2日目は仕事三昧、3日目朝6時出発と、バタバタとしていました。

2 件のコメント:

aki さんのコメント...

生態吸収型のステント、関心事です。
特に、若い方にとってそうなのでは。

PTCA5Fr さんのコメント...

aki さま
生態吸収型ステントが良いのかどうかがまだ全然わかりません。もう少しデータなど見て、勉強したいと思います。