2011年7月10日日曜日

東京特許許可局局長の許可

暑い地方への出張が続きました。外の暑さとホテルや会場の寒さのコントラストで思いっきり体調を崩して、逃げ帰るように青森に着きました。
帰ると….届け物がありました。
「特許証」です。
特許が認められたという事です。
嬉しいです!これで特許は5個目です!もちろん、医療器用処置具だけです。
出願日が平成17年7月15日で、認められたのが平成23年3月25日です。足かけ5年。審査段階で紆余曲折があったとしても、やはりお役所仕事ですよね!
特許というのはまったく儲かるモノでは無いので、皆様誤解の無いように!発明で億万長者になるのは、フロッピーディスクとか発光ダイオードとか、もの凄い発明だけです。モノを作る一部のアイディアを特許=発明として、知的財産登録するだけです。悲しい事に、私の作ったモノは、発売後・売れずにポシャったり、お蔵入りになったり、実現しなかったり...そんなものばかりです。トホホ。
新しいアイディアを学会で発表したり、論文に掲載したものは、すでに公共の知識とみなされて、特許は取れません。その前に特許申請を出す必要があります。面倒くさいシステムです。
逆に、誰が作ったモノであろうが、市販されたデバイスに関しては先に論文にしてしまうと、まるでその人が作成したかのように思われる医学のシステムもおかしいです。時々腹が立ちますけど、怒ってもしょうがないので無視します。
あるメーカーに思いっきり引っかけられたこともあります。やられました。ある程度売れています。悔しい思いもしました。そのメーカーは、よくよくそんなことをしているので皆様要注意です!
今考えている、アレ(秘密ですけど)が特許+実用化できないかなぁと狙っているのですが...なかなか現実は難しいです。
ちなみに、“東京特許許可局・局長の許可”ではありません。東京特許許可局というのは存在しません。日本の特許を認可・登録するのは、特許庁だけです。

2 件のコメント:

mikkunn さんのコメント...

そいう特許をpublic domainに出来ないか?
考え中です.

PTCA5Fr さんのコメント...

mikkunn さま
特許をpublic domainに...。すごいアイディアですね!