2011年4月30日土曜日

iPhoneTracker

iPhoneTrackerというアプリがありました。
http://petewarden.github.com/iPhoneTracker/
すでに、「救急医のひとりごと」http://kekimura.blog.so-net.ne.jp/2011-04-23でもご紹介されていますので、ご存じの方も多いと思います。
私もためしてみました。
恐ろしいです。過去に自分がiPhoneをもってうろついた場所が解るようです。中継局を記録しているらしいです。プライバシーがありません。恐い世界です。
私もチェックしてみましたが...。青森より、その他の地域が濃くなっているのはなぜ?
単に中継局の数や電波の強さなどの問題だと思いますが...。
いつも地元で、地味に仕事をしているのに、誤解されるとイヤだなぁ...。(笑)
iPhoneお持ちの方、是非お試し下さい。

2011年4月29日金曜日

TCTAP2011

ソウルで行われたTCTAPに参加しました。
朝7時からのセッションです。
カンザリ先生の、complex lesionに対しての考え方の総論よりスタート。

私は"RETRO 555"を発表いたしました。
 マレーシアの先生、韓国の先生よりもCTOやLMTの発表がありました。
さらに、TAVI & PCIの症例も発表がありました。
勉強させて頂きました。
さて、メイン会場です。
TAVIがメインです。
冠動脈なんてLMT程度です。
こちらは、コンペティション会場。
舛谷先生の名司会で、症例が発表されていきます。
そのセッションで一位になるとお小遣いがもらえます!(本当!)
 ブースも、それほど派手ではなく、良い感じで置かれています。
あっ!Yoon先生だ!
ライブの中継です!
 ランチョンも勉強になります。
 日本には無いようなステントも勉強になります。
 生態吸収型ステントも、勉強になります。
 夕方、最後のセッション、私はコメンテーターでした。
coronary theaterなのですが、TAVIでした。(笑)
透視画像にCTの処理画像をスーパーインポーズするという試みです。もう少し処理速度が速くなれば使えるかもしれません。
今日は、朝から夕方まで 良く働き、よく勉強しました。

みんなで、いつものデジカルビ屋さんに行きました。
まったく英語も日本語も通じません。メニューもハングルで書かれています。それでも、どうにかなるものです。

いつもの、なかま達と美味しいものを食べて美味しくお酒を飲んで....楽しかったです。


2011年4月26日火曜日

実験班

数日後に使用可能となるであろうNOBORIですが、すでに当院ME実験班が、いくつかの体外実験をしておりました。
みなさまが「どうなんだろ?」と思う内容に関してです。
あれとか、これとか....。
まぁ、いつもの新しいステントが出るとみんなが悩む事に関してです。Slenderな事も、その他の事も、...。
仕事早いよね!すばらしい!
結果は...Slender Club Japanの会合にて発表予定らしいです!
次のSCJの会合はいつかな?(笑)
楽しみにして下さいね!

2011年4月25日月曜日

NOBORI講習会

いよいよ、NOBORIが国内でも発売され、使用可能となります。

←海外のパンフはこんなので格好いいんですが...。
国内物は爽やか〜なイメージのパンフです。
どっちがいいんでしょうね...(笑)

なんと!衝撃です!3.5mmのステントが海外版と日本版は違います!太くなっているんです!
NOBORI 3.5mmはTERUMO 4Fr GCに入りません! 注意が必要です!
今までは、海外で治療してきたときには平気で使っていた組み合わせです。国内盤になって使えないというのは非常に悲しいです。また、今までの私たちSCJの発表するコンパチデバイスチャートに、4Fr GCでもNOBORIはOKと書いていたのに...あーあ。もうダメだー。
そんなマニアックな使い方をしなくてもとおっしゃる方もいらっしゃいますが、4Fr straightに入るかどうかって普通のインターベンションの先生方にも大きい話だと思うのです。いかがでしょう?
しかし、NOBORIはおそらく優等生のステントの一つだと思います。通過性も側枝も優等生です。遅発性血栓症などは、今のところ解りませんが、期待はしています。
私自身の海外治療での初期成績は、もちろん細いカテを使用しても、通過性も良いですし、側枝も全く問題ありませんでした。
えっ?他のステントの初期成績?..そりゃぁ、海外で一度あけたステントが入らないなんて言えるわけが無いじゃぁないですか!なんだかんだで突っ込んできました。じゃぁ、他のステントと大差無いんじゃぁないかって?....いやぁ....困りましたね。(笑)

みんなで、院内医局で講習会を受けました。
厚労省の適応と指示をしっかり守って使用しましょう!(笑)

いつから当院に入るのかな?
楽しみですね。
使い始めはやはり勝手がわからないので、IVUSで確認したり、ゆっくり圧を上げたりと、事故の無いように慎重な使用をしていきたいと思います。

2011年4月24日日曜日

青森県立中央病院・研修医の日々blog

「青森県立中央病院・研修医の日々blog」が始まりました!
http://aomoriresident.blogspot.com/

皆様、お時間ございましたら見てあげて下さい!
更新していなかったら、研修医先生が循環器を回っている最中は、なんとか尻を叩いて更新させます!
お楽しみに〜!

2011年4月23日土曜日

朝から緊急

朝から緊急カテが入りました。
私がカテ室一番乗りでしたので、部屋の鍵を開け、明かりをつけて、カテキットを開けて...準備です。
まだ、青森は寒いので、生食と造影剤を湯煎して一肌にします。大切なポイントだと思います。
やっと立ち上がりました。
さぁ!スタート!
りゅーどー先生の手技でした。頑張っています!
研修医の先生方も、頑張っています!

普段細いカテの使用なので、時々7Frを使用するその操作の違いに戸惑うこともあります。
ちょっとお手伝いはさせてもらいましたが、治療は非常に上手くいきました。

するどい指摘のカテラボ側の丹野先生。
私も命令通りの手技をします。丹野部長に怒られないように頑張ります!(笑)

急性期治療後の管理は手慣れたものでしっかりしています。
交替で休みをつくっていますが、しかし、休日でも何でもみんな頑張っていますよね!
本当にお疲れ様でした。

2011年4月22日金曜日

Zilverの使用感


Zilverを使わせていただいました。
通過性は...一度使用しただけでは解りません。すみません。普段0.014"を使用している私ですので、以前はワイヤーとステントチップの段差に石灰化などが引っかかることがありました。しかし、0.035"対応システムではなく、0.018"対応システムですので、この段差は少なくなりそうな気がします。
また、SMARTで0.014"ガイドワイヤーを使用すると、ワイヤーポートからの出血に悩まされることがあります。ワイヤーポートにワイヤーが入っても、ガバガバなのでそこから血だらけになるということです。0.018"システム対応であれば、その出血は少ないはずです。実際に、出血は少なかった印象でした。
位置決めするときに、6Frでもしっかりと造影できるのはとっても良かったです。SMARTだとどうしても必要な時にはDSAで造影していましたが、そんな苦労がいらなくなりました。
デリバリーシステムは、昔ながらの内筒固定で外筒を引くパターンです。非常に懐かしく思えるシステムで、久しぶりの使用感でした。シンプルですが、ちょっとだけ慣れないといけないシステムです。なるほど、他の会社がガントリガー式にしたり、ダイヤル式にした理由がわかります。ワイヤーやシステムのテンションをとって、ゆっくり動かしても、ギリギリの位置決めは難しいかもしれません。静的摩擦から動的摩擦に移行する瞬間がグゥッと動いてしまいます。
ステント事態のレントゲン不透過性はSMARTより低いです。要するに透視では薄く見えます。良いのか悪いのかは解りません。
長期成績は....わかりませんが、おそらくSMARTと大差ないように考えています。


やはり、みんなが待っているのはSFA用のDESですね!
待ち遠しいです。日本ではいつ認可になるんでしょうね...。

2011年4月21日木曜日

研修医勉強会

研修医勉強会を開催いたしました。
これは、研修医が自分で勉強して、そして看護師さんたちにそれを教えるという企画です。
勉強したモノを整理して、人にわかりやすく説明するというトレーニングは大切だと思います。難しい事を難しく説明するのではなく、簡単に読み砕いて誰にでも解るように説明することが必要です。
今日の内容は心電図について(主に正常心電図)と心筋梗塞の症例に関して発表していました。なかなか良い感じの出来でした。
もちろん、丹野部長の厳しい突っ込みなどもあり、勉強会は盛り上がりました。
病棟・外来看護師および救命センター看護師など多くの看護師さんが出席して下さいました。
一ヶ月に一度は、一年目研修医のお仕事としてやってもらおうかと思っています。
皆様、頑張って下さい!
今日は、ご褒美にこれから食事に連れて行きますね!

2011年4月19日火曜日

右肩上がりだけど

みなさま、本日のRABラジオをお聞きになって下さいましたでしょうか?會田先生の被災地支援の話、私も勉強になりました!
そんな會田先生ですが、震災関係ばかりではなくしっかりと本来の業務もこなします。
たとえば、この血管。どうですか?
右肩上がり。(個人情報の保護目的に、個人の同定が不可能になるよう画像は加工しております。ご了承下さい。)
これで、びびってしまう若い先生もいらっしゃるかもしれませんが、彼は全然!ちゃんと右冠動脈尖の形を「ああ、これならカテ操作し放題!」と読みます。余裕たっぷりのトークしながら治療を進めます。
案の定ジャドキンスの使用でεを描いて、某社のちょっと通過が難しいバルーンを使いこなしてくれて、長いステントもホイッと入れました。後拡張も必要だったのですが、あえてまた他の某社のちょっと難しいバルーンを余裕で使いこなして...あえて、これらの難しいバルーンのメーカーは伏せておきましょう。(笑)
私はラボ側で、若い先生にそれを解説する係ですが、そのカテ操作を安心して見ていました。出番が無くちょっと寂しい気もする私ですが...。

まぁ、こんな小技のお話しなど興味がございましたら是非、Slendr Club Japanの勉強会にもご参加下さい!自粛ムードのご時世ですが、萎縮しないことがSCJの図々しいところです。すでに幾つかあちこちで企画を考えております。もちろん、自主参加の小さな会で、本来の技術指導会・勉強会という内容をより濃くして考えております。
華美なお祭り騒ぎではございませんので、ご理解の程お願い申し上げます。

2011年4月18日月曜日

4月19日午後2時RABラジオ

4月19日、午後2時RABラジオ(青森の民放AMラジオです)で、当科の會田先生が、度重なる被災地への応援・支援の経験を話します!
現地での活動と実際に足りないモノ、我々は何をすべきかなど盛りだくさんの予定です!
みなさま、是非お聞き下さい!生放送です!
4月19日、午後2時!みんな、ラジオの前に集合だー!
お楽しみにっ!(私も楽しみにしています!)

2011年4月16日土曜日

『怒らないこと』

つい、怒っちゃう事があります。美しくない事は解っています。
まだまだ、未熟すぎる私です。
反省の意味も含めてこんな本を読んだりもします。


『怒らないこと』

「私は正しいと思うから怒る」うーん、そのとおり。
「私は間違いだらけと思うと怒らない」たしかに。
「優しくしても嫌われて当たり前」見返りなんか期待するから怒る?
「くだらない妄想概念が怒りを作る」そうですよね、実はたいした事ではないのに、妄想で悶々してしまって、怒る事もあります。
「エゴ→無知→汚れ→怒り」うんうん。そうですよね〜!
「怒る原因がないときは誰でも立派」そうですよね。
いやぁ、お釈迦様のお話から来ているとはいえ、その通りです。図星だぁと思う事も沢山あります。
日々の生活で、他と比べて自分が悪い目に会っているとか、あの人はこんなだけど自分はこんなにイヤな事ばかりだとか…良くないですね。怒る必要なんか無いのにね。
ずーっと昔の事を思い出すと、なんであんなくだらない事で起こったりケンカしたりしたのかが解らないってこと多いですよね。きっと、そんなもんなんです、怒りっていうのは。

「怒らないことと甘やかすことは違う」
「正しい平等を理解する」
「自分は偉いというエゴを捨てる」
「自分はだけはというエゴを捨てる」
「他人に負けたくないというエゴを捨てる」
「小さな成功をつなげて人生を作る」
「きつく教えることと怒りは違う」
「やりたい放題の人には鏡を見せる」
「笑えば怒りは消える」
「平和を語る人が強者」

なるべく怒る事を止めて日々を過ごしたいと思っています。とくに、人に対して怒るのは最低だなぁと自分を戒めます。「なんだそれ?」「どうなってんだぁ?」なんて、良くないですよね…。
子供がオモチャを取り合ってケンカしているような内容で大人も怒ったりしています。大人になれば成るほど、実はそれが生きる死ぬという問題ではなかったり、人生を変えるほどの問題ではなかったりします。客観的にみると、くだらない事であったりします。絶対に許せない程怒っていても、時間が立つと実は何でもない事であったりするものです。

怒らないで、みんなで楽しくやりましょ!

2011年4月15日金曜日

『仕事学のすすめ;病院を変える突破力」


亀田信介先生のお話しも凄いです。

「病院とテーマパークは基本的には似ています。」ですよ。凄い発想です。
「どうしたら患者さまの要望に応えられるか、その可能性を探すことです。」「今後は仕事のメニューは作らない。お客様が言ってきたことが全部、仕事のメニューだと思え!」
いやいや、徹底しています!

もちろん、その中でも「今やっている治療法が患者さまを救うのに絶対的ないいものだなんて、誰も言えないわけです。…その上で、最善と思われる現代医療を一所懸命施すわけです。」とも書いています。

「何事もまずやる!」そして、「やりながら考える!」です。
前例があってお膳立てされたもの以外にはできない公務員病院の偉い人達には無い発想です。素晴らしいですよね。
爪の垢を煎じて、当院の給湯タンクに入れておきたいです。

最近、中間管理職である私には以下の言葉が効きます!
「リーダーは常に明るく夢を見せ続けろ」
「自分自身がネガティブなことを消化できる技術を持つこと」
「部下を輝かせるサポートに徹しろ!」
うーん、素晴らしいですね!

勉強になります。

2011年4月14日木曜日

「仕事学のすすめ:人間力養成術」


これは、昨年12月〜今年1月にNHKで放送された内容です。ある、メーカーさんが私に読むようにとお勧めして下さったのです。
まずは、前半の元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎さんの「人間力養成術」というお話しに感銘を受けておりました。

会社に入って10年はアリのように泥にまみれてとにかく勉強して働きなさい。文句を言わずに働きなさい。次の10年は、トンボのように複眼的な施行を持って勉強しなさい。専門力を養いなさい。次の10年は、人間とはどんなものかという経営の神髄に触れる勉強をしなさい。弱いものの立場に立って考えられるような人間として心を養いなさい。

見える範囲が世界の全てではない。
仕事にはすべてに意味がある。
本当のプロは仕事を楽しんでいる。
自分の評価は他人がするものだ。
20年後を見据えてエリートを作る。
人間は、気力、情熱、気迫というものがないと、成長しない。
貴族でなくてサムライになって、怒らなければダメだ。
「どうせ」と思うな。まず、やってみろ。

凄いですよね。そして、まさにその通り!
気がつけば、”人間としての心を養わなければいけない”年代になっている私です。ここが一番難しいのだと思いますが、頑張ってみます。

「仕事学のすすめ」後半の「病院を変える突破力」という亀田伸介先生のお話もすばらしいのですが、これはまた今度。

2011年4月13日水曜日

Zilver 518

欧米先行のデバイスに対して、指をくわえて見ていた私たちへの朗報です。
Zilver Stentが使えるようになります!嬉しいですよね!カテゴリーは一応腸骨動脈用のステントです。
なにより、このステントの凄いところは、Slenderなんです!
Zilver 518は5Fr sheathコンパチですよ!凄いでしょ!末梢血管治療は、冠動脈治療以上に、いろいろな意味で細いモノがとっても有効だと思います!症例あれば是非、この細さを活かしたやり方でZilverを使用してみたいです!
Zilver 518とか、Zilver 635とかの名前も、私たちあこがれのDUCATI 916とか、DUCATI 796とかと似ているネーミングでカッコイー!(笑)
ステントとしての成績、データは、各自で勉強しましょ!
使い勝手など、経験のある先生方、是非教えて下さい。お願いします。

震災からの復興や原発事故への恐怖との戦いも日々大変だと思います。
しかし、我々が元々専門の分野もおろそかにするワケにもいきません。世界は進んでいきます。日本だけが取り残されるわけにはいきません!
日々の仕事の見直しはもちろん、情報のシェア、新しいモノの開発なども、地道に進めていくべきだと思っています。

2011年4月12日火曜日

Eagle Eye Platinum

 VOLCANO社のIVUS、"Eagle Eye"の新機種である"Eagle Eye Platinum"を使っています。まだまだ品薄ということですが、Slender Club Japan Live Demonstration in AOMORIに使用する予定で仕入れたものがあるのです。すみませんです。

 先端は赤く、ワイヤーを通すときのおじさんの目に非常に嬉しいです。(マジです!)チップは柔らかく、通過性もよいです。
超音波器機としての性能は"Eagle Eye"といっしょです。

何より、長さを測るマーカーがついているんです!
←写真はイメージです(個人情報保護のため加工済みです)が、まぁ、このようにIVUSで末梢のランディングポジションにマーキングして、そのまま長さを計れてしまいます。凄いでしょ!
数年前の私の仕事、「マーカーナビキャス」と「3マーカーバルーン」がありました。前者は今でもボチボチで使用されていますが、後者は特許まで取ったのに…ポシャってしまいました。悲しい!
しかし、外国よりこのようなモノがでることは、私の仕事も悪い内容では無かったように思うのですが、いかがでしょう?
当科のカテ室にはビルトインタイプでこのVOLCANO社のコンソールがついているので、とってもやりいいです。
国内初お披露目は3月の倉敷ライブだと思います。決して、どこかのビデオライブ収録のために、それより早く使用されていたことは無いと思います。...それも、SCJ LIVE in 青森が無期延期なので、闇に葬られた秘密の一つだと思います。(笑)
"Eagle Eye Platinum"は、ボチボチ世間に出回るのではないかと思います。機会ございましたら、是非ご使用下さい!

2011年4月11日月曜日

HD 500GB→750GB換装

私たちのプレゼンテーションは動画が多いです。あちこち行って写真も沢山撮ります。質より数で勝負です!(笑)
そういうことで、母艦のMacBookProに搭載している500GBのHDはあと30GBしか容量が無くなっていました。仮想メモリーも動きようがありません。ひどいもんです。すこし、ファイルを整理しようと考えたのですが…何より、いちいち整理するのが苦手な私です。
また、以前、S先生に「そんなHDの容量ごときで悩んでいる時間がもったいないじゃぁないですか!お腹いっぱい大きいモノ入れたって、1万円くらいでしょ?」と言われたことを思い出しました。その通りです。セコセコ・クヨクヨ、ケチケチは、女の子にもてないですよね!(笑)
前置き長くて済みません。そんなわけで、750GB 7200rpmのHDを購入。9,990円でした。SSDもいいかなぁと思ったのですが、最大500GBしか無いのです。これではダメ!早さよりも、まずは腹一杯!
裏パネルをあけるのは簡単!

 HDを入れるのも簡単!(写真の右下です)
作業は全部で15分くらいです。楽々〜!
その後、TimeMachineから復元….これが、約5時間!長いです!
しかしその後は…!
快適!
サクサク!
余裕!
また、しばらくMacBookProも使えそうです。嬉しいなぁ!

2011年4月10日日曜日

当直

今日も当直です。
いろいろな患者さまがいらっしゃいます。
私・内科系当直と、外科系当直と、2年目の研修医先生の3名での当直なのです。
内科系で診断をつけて、外科系にバトンタッチというパターンも少なくないです。なんか不公平な感じですが、まぁ、こんなものなのでしょう。
夜中の廊下は、あまり気持ちが良いモノではないです。朝になるとあんなに混雑するのに...。
では、朝まで頑張りましょー!
明日、午前は外来で、午後は厳しい症例の治療予定です!

2011年4月8日金曜日

SCJ Live Demonstration in AOMORIを予定していた日

夜中からの停電は昼まで続きました。慣れたモノで、以前ほどのパニックには成りませんでした。良かったです。

午後から、緊急カテから始めることができました。
電気があるって嬉しい!
三浦先生の手技です。


ゲストコメンテーターの先生に誉められていました。




今日から、1年目の研修医の先生方も参加です。

いろいろな都合も含めて、本日は待機的な治療はができたのは2名だけでした。
私と、ゲストオペレータの先生が治療をしました。
少々難しい治療でしたが、それぞれ1時間以内での手技で終了でした。
よかった、よかった!

本日は、ライブの予定の日でした。
200名以上の仲間たちが日本中、世界中から集まるはずであったのに…正直、ちょっと寂しいです。興味深い症例の治療を、みんなで話し合いながら、最高の出来を提供しようという企画でした。
また、あのビデオライブも、このビデオライブもすごいモノを見せれたのになぁ…。本当に残念です。
東北が、日本が落ち着いたら、また企画を立てますので、皆様ご参加下さいね!宜しくお願いいたします。

また

地震です。
停電です。




2011年4月6日水曜日

「また、あなたから買いたい!」


時々本を読みます。難しい本は苦手で、パッと読める本が好きです。  
「また、あなたから買いたい!」という本を読みました。
カリスマ新幹線アテンダント=新幹線のワゴン販売で、通常の4倍ほど売り上げがある販売員のお話しです。3時間半の東京・山形新幹線の400席でお弁当187個を完売する凄い方です。
数時間の新幹線乗車の中、お客様の気持ちとニーズを見極める事が大切だと言っています。それだけではありません。「アルバイトだからという言い訳は通用しない。」「何事も自分で工夫しなければ意味が無い」「もうひと言を引き出す」「お客様のタイプによって説明を変える」「マニュアルにはできない心遣い」「お客様の気持ちに共感する姿勢」「人が動かないなら自分が動けばいい」「1人で頑張っても限界がある」「後輩のオリジナリティをほめる」「人を好きになるのも能力の一つ」「上司をいかに動かすか」「頑張っている人達に光を当てたい」…。うんうんと頷くいい話ばかりです。
私たち医療業界も学ぶべき処が多すぎます。本当にその通りなんです。
「牛肉弁当ちょうだい」と言われて「申しわけございません、売り切れてしまいまして…」と申し上げるのは売り手である私たちにとっても残念で悔しい思いなのです。
今日の私にも全く同じ事がありました。
「エコーを…」と依頼されて「申しわけございません。今日は予約でいっぱいでできません。」と申し上げるのは医師である私たちにとって残念で悔しい思いなんです。
当院の検査部・部長様は「そんなに、エコーを増やしたら技師さんが忙しくなってお嫁に行けないだろう」と断ります。術前精査依頼なので、手術が延期になる可哀想な患者様もいらっしゃいます。本当に申し訳ないのです。サービス向上の提案をしても、「余計な仕事だ」と突っぱねてしまう凄い人です。
でも、ここで怒るんではなく、どうやって人を動かすかを考えなければいけないんですね。勉強になります。
私たち、医療はサービス業です。多く分野のサービス業の偉人・達人より学ぶべき事が沢山あります。吸収していきたいと思っています。
患者様より「また、あなたにカテをされたい」と言われたいです。しかしその時には、「もう、悪い所無いからカテしなくてもいいよ」と言いたいです。(笑)

2011年4月5日火曜日

新しい仲間

当科にも新しい仲間が増えました。
阿部先生です。
経験はすでに8年目の医師です。
とってもマジメです。もちろん、緊張しているのもあると思いますが...。
しばらく一緒に仕事をして下さるということです。嬉しいですよね!楽しみです!
私にできることは、くだらないトンチと細いカテを使う程度なのですが、ちょっとだけ共有してもらえれば嬉しいです。
まだ、当院の電子カルテや独特の風習・しきたりには慣れていないと思いますが(実は、私も全然慣れていないんですけど...笑)、きっと何とかなります。
また、他院で経験、勉強してきたことや、ご自身の興味のある世界を私たちに教えて下されば嬉しいです。さらには、我々の常識が世間の非常識である場面もあります(確信犯部分ももちろん有りですけど!)ので、それをご指摘下さい!
みんなで頑張りましょう!
「今までこのblogを見る方だったのが、blogに出る方になるとは思わなかった...」とおっしゃっていました!
これから宜しくお願いいたします。

2011年4月4日月曜日

情報の大切さ


当科の會田先生が、今回の災害地域医師派遣で頑張っています。
現地に行くのはもちろんですが、その他のサポートもよくやっています。

現地の情報を細かく仕入れ、分析して準備と計画をたてることが大切だと言っています。
どの指導チームに所属して、仕事や価値観がバッティングしないように動くか。地元の方々とどのように上手くやっていくか。不要な仕事をどう減らすか。何をどのように持って行って、どのように現地で配るか?...自分たちの現地での生活情報を含めて、必要な情報は沢山あります。
超急性期のDMATの派遣から、3週間以上たって徐々に復興の兆しが出てきている変化していく中で、必要と思われる内容や情報も日々代わって行っていると言うことです。
この情報化時代なのに、継続する情報が十分ではなく、貴重な医療資源である人材の派遣を有効に活用されていない場面もあるようです。正義感だけではもう戦えないようです。暴虎馮河は本当の勇気ではないのです。

当科の會田先生は、ありとあらゆる情報をインターネットや自分のネットワークを利用して、それをワープロで書類にしてみんなに配布しています。
そして、次につながるように、現地での継続した情報を誰もが行っても解るようにと様々な方法で伝達手段を作っています。お薬手帳をどうするか、カルテをどうするか…医療の継続には必要です。この辺のマネージメントをしっかりやっているのは素晴らしいです。

行ってみて、足りないことで思いついたのは、被災者へのポスターと、パタパタ音がしないスリッパなのだそうです。
DVT予防の啓蒙ポスター、感染症予防のポスターなど、あちこちに張りたくても、現地ではコピー機も無ければ紙も無いようです。派遣チームが前もって必要なポスターを被災地以外で作成し、それを持参で被災地に入るべきだと言っています。
また、避難所、たとえば体育館での生活行動で気になるのは音です。夜中にトイレに行くとき、パタパタとスリッパの音がします。仕方が無いのですが、しかし、時間が立つにつれて徐々にイライラ度が増してくるのも仕方が無いと思います。小さな子供がトイレに行くときのパタパタ音に、眉間にシワを寄せる人達が減るだけでも、随分環境が改善されるのかもしれません。(こういう小さい事に気がつくのが偉いよね!)
是非、これから被災地に入る方がいらっしゃれば、ご検討下さい。

もちろん、心のケアのチームが全然足りないのではないかという、會田先生の指摘もあります。
まだまだ、支援は必要なものもありそうです。
會田先生には、現地に行くだけではなく情報をまとめて発信する係としても、もうちょっと頑張ってもらいたいと思います。よろしくね!

計画的で効率的な支援をどうするか、何が本当に必要なモノであるのか、….やはり情報ネットワークをしっかりするのは良いですね!
TRA-NET、IVUS-NET、J-WINK、PAD-net、Slender Club Japanメーリングリストなども良いですし、Facebookを使用しての情報交換も良いと思います。
現地支援に行った人も、これから行こうとしている人も、留守番隊も、まだまだできることがありそうです。
頑張ろう日本!

2011年4月2日土曜日

はじめてのICU・CCU看護

昨日は失礼いたしました。お許しください。

さて、Heart Nursingより、「はじめてのICU・CCU看護」という本が出版されました。
看護師さんが、看護師さんのために書いた本です。

 Heart Nursingのシリーズは、結構良い本が多いのですが、この本もその中の一つだと思います。看護師が看護師の為に書いていますので、解りやすいですよ!
当院のICU看護師の伊藤さんが執筆したあとに、ちょっと私のコメントが入っています。(本当にちょっとで申し訳ないです)それが無ければもっと良い本なのにと言われるとキツイんですけど...。

ご購入をご検討してみても良いかと思います。
いえ、朝礼で見つめてくれた看護師さんにプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?(笑)

2011年4月1日金曜日

New 5Fr GC


さぁ、4月1日になりました!
10年間ほど進歩がない5FrGCも進歩しようとしています。
下品な色あいでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、特殊塗料によりX線上での視認率を高くし、コーティングもツルンツルンです。5Frとはいえ、その内径も細いprofileのバルーンであれば0.014"で5Fr de Kiss可能なほどになりました。形状はまた特殊な形で左右共用。柔らかいのでMPと同じに使用して下さい。決してIカテーテルではございません!(笑)
発売は未定ですが、近日お披露目か?
お問い合わせと詳細はこちらで

暗い世の中で明るい話題提供でした!
いかがでしょうか?!!(^_^)v








追記:そんなワケで、エイプリールフールのネタでした。楽しんでいただけましたか?