2010年7月31日土曜日

第14回近畿トランスラディアル研究会:夏の陣2010

第14回近畿トランスラディアル研究会:夏の陣2010が、兵庫医大にて開催されました。

 格好いいオープニングでのスタートです。
ライブならではの緊張感と和やかさが走るカテ室です。
プロデューサーの舛谷先生。
ミニコン、CTO、分岐部、ペリフェラルと多岐でタフな症例が沢山でした。
沢山の勉強させて頂きました。ありがとうございました。
とくに、若い先生方の手技をみさせていただいて、いろいろ思うものがありました。...と、思うくらい私も歳をとってきたなぁというのが感想です。(笑)
研究会や懇親会を通じて多くの先生方と仲良しになれました。嬉しい限りでございます。
皆様、本当にお疲れ様でございました。
韓国、中国、カナダと国際色豊かなTRIライブは素晴らしかったです。
舛谷先生はじめ兵庫医大の皆様方に感謝いたします。

帰りのお迎えは...
 タイガース・タクシー!
びっくりしました。

International TRI meeting

7月30日、International TRI meeting が開催されました。
兵庫医大の舛谷先生の企画です。
私はマレーシアから真っ直ぐ入りました。
TRI in Korea by Dr. Han Kyoo-Rok
TRI in China by Dr. Liu Bin
TRI in North America by Dr. Olivier Bertrand
みな、興味のあるデータです。
TRI in JAPANは私が発表させて頂きました。

明日はLIVEです。
頑張りましょう!

日本食や日本のお酒はやっぱり良いですねぇ〜!

2010年7月29日木曜日

Hospital Universiti Kebangsaan Malaysia

7月29日は、Hospital Universiti Kebangsaan Malaysiaを訪問いたしました。
ここは、有名な大学病院です。
日本からも大物の先生が沢山いらしている先生です。先週行われたマレーシアライブもここから中継したそうです。スタッフの皆様が「Dr.斎藤先生があっと言う間に終わってあっと帰って行った」と笑っておりました。
さて、今日もCTO三昧です。
朝一番の症例は、えー?これやるの?という症例です。しかも、日本のある偉い先生がこの症例をみて「えー?これやるの?…やってもいいんだけど、時間もかかるし帰りの飛行機の時間に間に合わなくなるからやらない」とパスされた症例と言う事です。
私は出されたものは何でも食べます。
IVUS guideで入り口をみつけて、IVUS guideでfalse trueを拾って…そんな事をました。
結構時間もかかってしまいましたが、無事終了。根性あけしました。日本人が逃げる民族ではないことを見て頂けましたでしょうか?

昼食です。
私たちのために今日は豪華昼食を用意して下さったということです。スタッフの皆様と一緒に会食です。
ジュースはこんな、不思議な色をしています。
出されたものは何でも飲みます。
味は…贅沢は敵です。水分補給をしないと午後に戦えません。
「今日は4件の予定だけど、一人は熱が出たので3件になったよ」と言われてちょっとほっとしました。

午後の症例のミーティング。
午後も、「朝一番の症例よりは簡単だろうけど」と言われて見せられましたが、正直「えー?これやるの?」という症例です。
根性あけです。
こんな所まで長〜いステントを入れます。
もちろん、OSからです。
38mmとか長いステントもあるのでちょっと嬉しいです。
ちょっと時間がかかってしまいました。

最後は起始異常の入口部に近いところのCTOです。
ガイドがはじけ飛んで上手くできません。
5Frはジャドキンスしか無いので難渋。
5Fr ALやILがあればもう少しいけたかもしれません。
仕方がないので6Fr ALに変更。これでも全然だめです、
でも、他にないのでこれで頑張りました。
どうしてもGCがfixしないので、下品な技をやりました。
お恥ずかしいので言えません。いつかご披露します。
どうにかステントをいれて終了いたしました。
良かったです。
Prof Otehやスタッフの皆様方と記念写真です。
皆様、ありがとうございました。

マレーシア武者修行の旅も終了で、帰国です。
病院から真っ直ぐ空港へ移動しました。
真夜中のフライトになります。
こちらの食事はとても美味しいのですけれど、日本のコンビニおにぎりが恋しくてたまらないもの事実です。

多くの勉強をさせていただきました。とくに今回は自分の手技の見直しをすることができました。デバイスの限界や使用方法などあらためて考えるものがありました。日本の、地元青森の治療にも行かせるように頑張ります。
今回の武者修行をコーディネートして下さった多くの皆様、現地の先生方、そして患者様に感謝です!ありがとうございました!
今、とても元気がある国だと思います。皆が明るく楽しくされているのが印象的でした。日本企業も沢山進出してきているマレーシア、また、機会があれば是非訪問したい国です。

おしまい

2010年7月28日水曜日

Gleneagles Intan Medical Centre

7月28日、Kuala LumpurにあるGleneagles Intan Medical Centreを訪問いたしました。
ここもprivate hospitalです。とても綺麗です。
Dr. Devan Pillayはすでにangioをして下さっておりました。ありがとうございました。
CTOを通してから、D1とLADにも治療と、合計4本のDESを一度に使用しました。
1本抜かして、すべて自費なのだそうです。うわー!
手技終了後に、Dr. Devanより「スムースにCTOも通したしその後のステントも綺麗にいれたし...!いつでも好きなときにこのカテラボにきて手技をしても良いよ!」と言われました。とても嬉しいお言葉でした。彼も、radialistなのだそうです。Dr. SatoにTRIは習ったと自慢しておりました。ツルツルさくさくと症例は終わるべきだとおっしゃっていました。
この後もCTO三昧です。
コミュニケーションの問題や、デバイスの問題も含めましてちょっと難渋しましたが、治療をまっとうできました。
 終了後の写真です。
ありがとうございました。

ご褒美に、マレーシア料理を食べに行きました。
焼き鳥(ソースは、ピーナッツとチリのソースで美味しい!)
ココナッツミルクで炊いたごはんと、ちょっとサワーなソースの焼いた鶏
これが、マレーシアの独特の食べ物らしいです。
豆なんですが、味はシイタケ。
嘘だと思うでしょ?本当ですよ!
好き嫌いがはっきり出る食べ物なのだそうです。
マレーシアらしい、焼きそば。
 美味しかったです。
満足です。

明日は非常に難しい、いわく付きの症例からスタートと言われてびびっています。

2010年7月27日火曜日

Special Hospital in Johor Bahru

7月27日、Johor BahruのSpecial Hospitalを訪問させて頂きました。
ここは、マレーシアです。シンガポールとの国境の街です。
private hospitalです。
CTO武者修行の旅です。
Dr. Shahromと明るいスタッフの皆様とみんなで昼食。
スタッフが皆様、楽しそうでとても良い感じのカテ室でした。
しかし、ココナッツミルクと甘〜いお菓子が作ったであろう、冠動脈の石灰化の厳しさを思い知らされる症例でした。
また、現地の方々とのコミュニケーションが上手く取れないと、やはり難渋することが在りました。反省する次第です。
勉強させて頂きました。
 外は暑いです!
蒸しムシ、ジリじりと暑いです。
さすがマレーシア!

さぁ、飛行機に乗り遅れないように!
急ぎましょう。
Johor Bahruの空港はリニューアルしてからまだ数週間?ということでテナントが入っていません。ガラガラで寂しいです。
次に来ることがあれば、大賑わいの空港になっているんでしょうね!

では、次の街へ移動!

2010年7月25日日曜日

第4回東北ペリカン

第4回東北ペリフェラルカンファレンスが開催されました。

CVIT地方会終了して、そのまま車で拉致され移動です。
主催は、匡也あにきです。もう、佐藤先生という感じではありません。
「あにきーっ」です。
イ・ビョンホンさんになりきっているようです。サランヘヨーと叫んでいます。よくわかりません。
食事後に多くの症例が、思いっきり意見交換の場にさらされます。
恐ろしい研究会です。
遠慮はありません。
絶対に、ネクタイのままでは話せないような怖い発現もあります。
うわー。
津軽紳士の私には、驚く内容ばかりの、しかし充実した研究会でありました。
楽しい時間を過ごさせて頂きました。
主催の佐藤匡也先生、御参加のみなさま、遅い時間までお疲れ様でした。

2010年7月24日土曜日

第28回CVIT東北地方会

平成22年7月24日、秋田にて「第28回CVTI東北地方会」が開催されました。

朝早くから幹事会が開催され、重要な案件が決まっていきます。
特に重要なのは、東北の代表選出です。
秋田の佐藤匡也先生が全員一致で選出されました。
嬉しい事です。

さぁ、9時からスタート!
会長の秋田組合総合病院 阿部元先生のご挨拶です。
大きな第一会場での熱心でディスカッションが続きます。
第二回場も、さまざまな工夫や症例が続きます。
みなさま、本当に熱の籠もった意見交換です。

コメディカルセッションもスタートです。
私は座長をさせて頂きました。
今回の会長命令で、空いている時間を潰してまでも、とことん話し合って欲しいという命令がきました。
私は命令を聞く男です。お願いされても嫌だといいますが、命令といわれると弱いです。
昼の運営委員会は出ることができませんが、しかし、仕方がないのです。
コメディカルの演題が発表されます。
 質疑応答も熱心です。
工夫とか、自分の仕事を見直すとか、いい話が多く楽しいです。
もっと、コメディカルが情報交換をするような場があっても良いと思います。
あまりに学会として固くなると、言いたい事も言えないし、聞きたいことも聞けません。
質疑応答の中に「吉町先生のblogでも勉強させて頂いていますが…」という発現がありました。嬉しかったです!
勉強して頂くほどの内容ではないので申し訳ないのですが、時々見て頂いて笑ってください。

さて、ランチョンは東海大学の中澤学先生です。
いい人です。
沢山の病理の写真やデータをご紹介下さいました。
ちょっとだけ私も質問させて頂きました。

コメディカル特別講演は、東京西徳洲会病院の園村恭子先生です。
ちょっと前まで湘南鎌倉病院にいらしたスーパー看護師さんです。
 聴衆はびっくりして聞いていました。
東北のなよっちい根性をたたき直して下さるような凄い講演でした。
コメディカル部門ではなく、メイン部門にもってきてお話しを下さっても良いような内容です。
根性足りないお医者さんに聞かせてあげたいです!

こちらはメディカル特別講演で信州大学の宮下裕介先生の御講演です。
重症下肢虚血を以下に集学的に観察し、治療するかというお話しです。
こりゃ勉強になりました!
などほど、なるほどという内容です。
バランスの取れている宮下先生ならではの御講演でした。
熱くなって質問している人が居ます。
 熱い熱い!(笑)
時間は少々遅くなりましたが、最後まで興味深い演題と、それにたいする質疑応答がされました。
地方会はいいですね。
近い距離でのディスカッションができます。
阿部先生、スタッフのみなさま、本当にお疲れ様でした。

さて、この後は….つづく

2010年7月22日木曜日

夏の朝

朝4時です。夏の朝は爽やかです。
爽やかに緊急のカテです。
 爽やかに治療する坂本先生です。
終わる頃には爽やかではなく、北国の猛暑が目の前にあります。
 凄い日差しです。
もう、暑い暑い!
 逆光の当院です。
さぁ、今日のスケジュールは、午前は外来、午後はCTO2件、夜は病棟納涼会と予定がたっぷり入っています。
頑張りましょー!

依頼原稿、今日までにはできません。すみません。
明日提出の病院用のプレゼン、難しいです。すみません。
山のような書類、当然処理できません。すみません。

...眠いです。

2010年7月21日水曜日

当直あけの朝

当直にはカップラーメンをよく食べています。
今日は、これ!
ちょっと、しょっぱいかな?
お湯を入れてから4分間で食べられるのですが、不思議なことに後で入れるスープは2分間しか蓋の上で温めてはいけない事になっています。
難しいカップラーメンです。

夜の廊下です。
救命センターの中です。
皆様、お疲れ様でした。

もちろん、私はこれからも通常業務です。
昼に帰れるワケでもありません。(当直後は帰れるシステム、帰れる病院、帰れる科...あるようです)
田舎の医者ってこんなものなんです。

あー、何かアタマが痛いし、胸がドキドキする....体調悪いなぁ。
若くないので、もうダメ〜!(笑)