2010年11月29日月曜日

津軽冬景色

あっという間に寒くなりました。
雪が降りました。
車のタイヤも冬タイヤです。

寒いと、いろいろな患者様がいらっしゃいます。

寒いと、いろいろ心が寒くなるような事もあります。

寒さに負けないように、頑張って行きたいです。
いい話、楽しい話を沢山できる日々を目指して、少しずつ前進したいです。

2010年11月28日日曜日

第20回 MCIC

第20回 MCICが郡山で開催されました。
私も勉強のために参加させていただきました。
東〜北日本各地から集合しての症例検討会および、加藤修先生の講演会でした。
症例検討会もすごい症例が並びます!
最初の一症例の検討だけで、1時間以上!すごいですよね!
加藤先生のガイドワイヤーのご講演は素晴らしかったです!ものすごく共感するものがあり、また自分でも解らなかったところがかなりはっきりしました。
私たちがカックンワイヤーと称する、スムーズに回ってくれないガイドワイヤーがなぜそうなるのか、それを解決するとどのようなワイヤーになるのか、そのほか、ガイドワイヤーを根本から見直すことができたレクチャーでした。
木島先生は、「自分のガイドワイヤー論やガイドカテ論をそれぞれ1時間くらい話ができるようでなければ一人前じゃぁないと若い連中には教育している」とおっしゃっていました。うーん、そうでしょうね!
さらに、そのあとの加藤先生のretrograde approachの歴史は面白かったです!笑いあり、感動ありの時間でした。
その後も症例検討会は続き....もちろん、夜中の0時過ぎまで!
いやいや!みなさま、お疲れさまでした!

2010年11月25日木曜日

6Fr GC

最近、当科の待機的な治療はほとんど5Frです。
6Frは久しく目にしないGCです。
しかし、時々6Frの出番はあります。手Rotaとかradial LMTとか....。特別なときだけですけれど。

今日は6Frが出ました。
最初、「それ、6Frの方がいいんじゃぁない?」と私が言ったときのみんなの反応は「えーーーーっ?」でした。(そんなにびっくりするような事かなぁ....。)
會田先生がりゅーどー先生と手技をして、いい感じで終えました。
次の6Frの出番はいつになる事でしょうか?

今日の私の出番は、外来と書類書きと、ペリCTOでした。あとは、若い先生のインタベに口を出しただけでした。
夕方からは依頼原稿書きと、韓国でお世話になった先生方へメールと、データベースの見直し(カテサマリーが全く不備で困りますなぁ)と、SCJの仕事などなど。
気がつけばこんな時間になります。
来週までの依頼原稿が二つ(まったく真っ白が一つ!)、来週のプレゼンテーションは3つ、SCJの事務仕事が沢山....。
でも、今日はもう寝ます。おやすみなさい。

2010年11月24日水曜日

緊迫の一日


韓国の屋台は戦争の夜もやっています。でも、私は入りませんでした。翌日、帰れるかどうか解らない夜に、 飲んでなんかいられません!
早めに夕食を済ませてホテルに戻りました。...実は、原稿書きの夜です。まったくサラ状態でしたので、必死です!
頑張りました!
朝刊です。
もちろん、一面トップ!
戦争にはならない方向で動いていると聞いて、ちょっと安心。飛行機もほぼ通常に飛んでいるという事でした。
よかった、よかった!

日本へ飛び立つ飛行機に乗ったときはやはり安心しました。
September 11のときを思い出しました。あのときは戦争で本当に死んでしまうかもしれないと思った数日間でした。帰りの飛行機に乗って、ちょっとお酒を飲んだら安心して意識消失していました。気がついたら日本でした。
今回は、....飲むどころではなく、原稿書きでした。(笑)
津軽弁と韓国語の混じる飛行機は、インチョンから青森へ。
青森空港到着!よかった!
となりのシートに座っていたおばさんが、まだ動いている飛行機の中でメールをしていました。

とりあえず、日本に着いたという安心で、空港でそばを食べました。

さぁ、病院へ移動です。
すでに心カテは終わっていました。
私は、休み中の先生のDPCの記入、外来患者さんの診察、山のような書類、今日の入院患者さんの指示や回診、カテ台の点検などなど、いつもの雑用に追われました。
夕方になりました。
CPCと病院症例検討会が開催されました。
今回は、当科の川原先生が発表です。原発性肺高血圧に関してです。沢山の知識をスライドにして発表していました。

ちなみに、私は病理所見は苦手です。難しいなぁ...。

ちゃんと原稿を書き終えて、今日の仕事は終了!
長い一日でした。でも、韓国の独特の緊迫感と、日本の平和な時間のギャップを感じる事以外にはあまり大きな事をしていない一日でした。

2010年11月23日火曜日

Pusan National University Yangsan Hospital

夜明けとともに飛行機で移動です。

約1時間で釜山に到着。
 今日訪問させていただいたのは、Pusan National University Yangsan Hospitalです。
非常に新しい病院です。釜山の街よりちょっと内陸側にあります。
one of the biggest Hospitalなのだそうです。
カテ室もとても綺麗で効率的です。スタッフも若く、みんなやる気満々です。すばらしい!

基本的には、ad hoc PCIという韓流インターベンションです。
この病院は90%以上、left radial approachです。

こちらでの手技も、スタッフの皆様がしっかりしているので、スムースに滞り無くやる事ができました。
ありがとうございました。
 とつぜん、プレゼンテーションを依頼されました。
MacBookAirに移行したばかりで、プレゼンテーションデータをあまり入れていなかったので、ちょっと困りましたが、それでもいくつかの新ネタを披露いたしまして、皆様には喜んでいただけたのではないかと思います。
皆様、とても熱心に参加してくださいました。
嬉しいなぁ!
質問も沢山あり、いい感じの時間でした。
最後の記念写真です。
皆様、ありがとうございました。

また、多くの出会いと、武者修行と中年冒険旅行という経験をいたしました。

コーディネートしてくださった皆様、関係者の皆様、留守を守ってくださる当院スタッフや出張をお許しくださる偉い方々にも感謝しております!
ありがとうございます。

さぁ、帰りましょう。.....あれ?
せ、戦争?
非常事態だ!
まずい!
とんでもない事になっております!
どうなっちゃうんだろ?

2010年11月22日月曜日

Gachon University Gil Hospital

紅葉に映えるソウルタワーです。
スケジュールのトラブルが少々あったりしましたが、なんとか移動できました。

本日はGachon University Gil Hospitalを訪問させていただきました。
ここも、基本はad hoc PCIです。onestage PCIという言葉で読んでいます。(One stageではなく、Onestageらしいです)
私は待機的な症例を数件治療させていただきました。
また、ちょっと下品な技(私にしては普通なんですけど...SATAYではないですよ!)をやりました。もちろん、うまく行きました!喜んでいただけたと思います。

沢山の先生方と記念写真を撮らせていただきました。
嬉しいなぁ!
これは、カテセットです。
布団ではありません!(笑)

コメディカルの皆様もよく働きます!
すばらしいカテ室です!
 みんな、雰囲気よく仕事をしています。多くのデータや研究に基づいた治療をしています。
一日20件くらいの心カテを毎日こなしているのだそうです。
中にはペリフェラルもあり、EPSアブレーションもあり!
盛りだくさんです。
Professor & DirectorのAhn先生と記念写真です。
気持ちのよい紳士という印象の先生です。

今日も沢山の勉強をさせていただきました。日々これ修行です!ありがとうございました。

ああ、もう夜になってしまいました!
ソウルは、夜明けは遅く夜更けが早いです。

今日は結構寒いですよ〜!

2010年11月20日土曜日

関西での講演会

皆様ご存知のように、私は関西弁はわかりません。
もともと津軽の人なので、津軽弁はわかります。微妙な音までわかります。
普通の日本語が最近うまくなってきました。誉められます。うれしいです。
でも、関西弁はわからないのです。M先生や、T先生や、H先生、また看護師のSお姉さんに習っているのですが、日常会話に使える言葉がなかなかわかりません。難しいです。
そんな私が関西でコメディカルの皆様に講演会をする機会をいただきました。言葉のハンディキャップは私にとっていつもつらいのですが、なんとか標準語もどきでお許しいただいて講演をしました。長い時間でしたが頑張りました。
おつきあいいただいた、皆様も本当にありがとうございました。
写真は、ちょっと休憩時間の風景です。
みなさま、ものすごくまじめにメモを取られているので緊張してしました。ときどき、ちょっとだけ面白い事を交えるのですが....なかなか通じません。ここは辛いところでした。
鎌倉ライブの宣伝もしました。残念ながら、存在を知らない方々も多くいらっしゃいました。もっともっと、宣伝しなければいけません!
スレンダークラブの宣伝もしました。「来年、4月、青森に来てね!」と言いました。残念ながら、”それなーに?”という反応の方も多数でした。もっともっと、宣伝をしなければいけません!
コメディカルも、もっと情報を自分でつかむために動いてほしいと思います。自分の施設だけで、何か新しいものを見つけようとか、何か新しい事をしようとかいうのは、とても難しいものですが、他のまねをするのは簡単な事!情報の共有をしましょう!
終了後に、たくさんの質問をいただきました。嬉しいですよね〜!もっともっと、みんなのためにお話をしたいと思ってしまいます。
是非、何かのライブや研究会にでも来ていただいて、そのときにコメディカル用のセッションでお会いしましょう!
このような講演会にいらっしゃるコメディカルの皆さんは、非常にマジメですばらしい方々が多いです。その、良いところをどんどん延ばせるような環境を作りたいですね!
みなさま、ありがとうございました!

2010年11月19日金曜日

IKAZUCHI X hyper

凄いバルーンです。
IKAZUCHI X Hyper !
イカテンの新バージョンです。
ハブが黄色いです。
シャフトが固いです。
先端チップは柔らかで、径が0.012"しかありません!
すごいです!
この径は、0.014" GWが通過したあとに、0.010"GWと上手く交換できれば、絶対に病変は通るというサイズです。

一例だけ使用したのですが、通過性良いです。びっくりです!たいした完全閉塞で無ければ、スカスカしている感じもします。

まだ、1.5mmしか無いようですが、イカテン・ハイパーはなかなか魅力的なバルーンです。
最近は、CTOを0.010”GWか、0.014"テーパード先端0.010"以下GWか、意見が分かれるようですが、このバルーンを使うとまた意見が変わるかもしれませんね。
あとは、お値段かな〜?!(笑)

2010年11月18日木曜日

第2回ブレインハートセミナー

第2回ブレインハートセミナーが開催されました。
私の義兄・神経内科の冨山先生と、私・循環器内科の吉町が頭と心臓と一緒に考えましょうと言うことで始めた会です。
会場は、医師や技師さんで満員!
 開業している、齋藤太大先生の御講演。
筋緊張性ジストロフィーの一家系という事で、いやぁ、勉強になります。
まだまだ、私たちができることは少ないです。
でも、某病院の神経内科にその患者さんが行ったところ「治る病気じゃぁないんだから!」と門前払いを喰らったエピソードを聞いて、それはいくらなんでも可哀想だなぁと思ってしまった次第です。人の振り見て我が振り直せ!ですね!
さて、特別講演は北九州・八幡病院の原田敬先生「一般臨床に於ける心エコー検査活用テクニック」です。
断層エコー、ドップラーエコー、各疾患、何を診るべきか、さらには、あんなところのエコーまで!盛りだくさんの内容です。
凄い講演でした!別な形で、この内容はまた企画したいですね!(鎌倉ライブとかSCJとかのコメディカルセッションには最高かな?!)
こんな寒い青森までいらして下さいまして、本当にありがとうございました。
青森の我々はエコーが苦手だと思います。何となく、だいたいやっているというのが現状です。反省です。頑張ってみます。

2010年11月17日水曜日

気温0度

朝4時です。
気温は0度!
寒いです。
カテ室直行です。
緊急カテです。
りゅうどう先生が術者です。坂本先生のご指導です。
私は、ラボ側からマイクで...。でも、マイクで何かを言う前に、坂本先生のご指導が入ります。それに答えて、りゅうどう先生が手技をします。ガイド、ワイヤー、撮影方向、ステントセレクション、後拡張など、...良い感じで治療が進みます。私の出番が無く、ちょっと寂しいですが(笑)、しかし良いことですよね!
最終的にもとても良い感じで治療は終了です。皆様お疲れ様でした。

ラジオを聞きながら帰りました。
日本は経済危機を感じていないのが非常に危ないという話をしていました。
国際通貨基金の分析論文によると、日本は世界で3本指に入る経済破綻寸前の国の一つなのだそうです。高額利息の国債をどんどん出す事で、今をしのいでいるだけなので、ある瞬間金利が急激に上がると、その直後に破綻するのだそうです。破綻した後は、自国内の国債を国民が処理することで、まずはどうにかしないといけないのだそうです。ようするに、国民の貯金が全て吸い上げられるのだそうです。この破綻を防ぐには今までの適当な政治経済の負債に対してすぐに対策を取らないとまずい状態で、すぐに消費税を10%にあげても10年かかるのだそうです。
しかし、日本国民は自分の権利だけを主張し、危機に対して目をつぶっており...。政府が増税を臭わせると、その理由も聞かずにすぐに政権交代と叫ぶので、何も言えないとか...。
破綻を待つ日本!
うわー!どうしましょう?
しかし...これって、地方国公立病院も同じですね!
自分たちは、しっかりやっているつもりでも、実は破綻寸前です。しかし、危機感が無い。10年前の治療を威張って患者様に押しつけようが、検査が滞ろうが、「うちの病院ではこうですから」と自分たちの無知でやる気も能力も無い事を、病院という組織や建物のせいにして、仕事をしない権利を主張する困った人達が多いのが現状です。自分のところに人員が集まらないことを自分が魅力がないからだと自覚せず、他を攻撃するという愚かな偉い人がまだいるのも最悪です。井の中の蛙どころかオタマジャクシ程度の存在なのに、自分を蛙だと思っているのは幸せです。
今から、みんなの仕事を10%増しにしても10年かかって、やっと破綻を食い止められるかどうかというのが現状かもしれませんね。恐い、恐い!
そんなことを考えながら家に到着。

 明るくなってきていました。
とっても、寒いです。
寝るか、起きているか、判断が難しい時間ですが...
結局はちょっと寝て、改めて出勤!
こんなに天気が良いのです。
関東の冬のような天気です。
今日は気温も上がりました。
そらも青く気持ちが良い〜!

でも、ちょっと眠い〜!(笑)

外来も頑張りました。
他科より、こちらに丸投げで責任をなすりつけられるような頼診にもちゃんと答えたり、他院でCRTDの説明を受けずに挿入された患者様にもちゃんと説明をしたり、...私は我慢強くなりました。自らの仕事を10%増やして、自分の破綻だけは防がなければいけませんから!(笑)
午後からはちゃんと狭い血管を拡げ、説明も書類も作成。
夕方は、事務的な仕事や、メーカーさんとのお話し合いなどなど、沢山ありました。
あーあ、もうこんな時間!

夜に冷えて、昼は暖かく、また夜に冷えて....こんな日は、また夜中に血管が破綻する人が救急車で運ばれてきそうな予感がします。
体力温存も医師の勤めと思いますので、今日は早く寝ましょう。皆様、おやすみなさい!

2010年11月16日火曜日

動画の圧縮

 みなさん、プレゼン用の動画をどうしてますか?
最近、シネの更新とともにgoodnestを使用しています。そのため、DICOMからMOVIE fileにはgoodnessのG-Magicで変換します。しかし、それだけではQuick timeもしくはAVIの形式になっていても、全然圧縮が入っていないのです。
非常にきれいな画像なのですが、残念ながらデータが大きくて、私たちのプレゼンに貼付けまくると、巨大なファイルになってしまいます。
ここで、どうするか….


 最近はQuicktime pro7で圧縮していました。
H264形式で圧縮するとかなり小さくなります。
画像は、プレゼンで見る程度であればほとんど劣化に気がつかない程度です。
いままでは、これでプレゼンテーションに貼付けていました。この形式ですでに6ヶ月ほどたちました。
しかし、最近のプレゼンテーションファイルが以前よりなんか大きいなぁと思っていたのです。MacBookAirにしてから、ファイルの大きさが気になる、気持ちの小さい人間になってしまっています。(笑)
 以前は、DICOMをそのままOSIRIXに入れて、QuickTime MovieのH264圧縮をしていたのです。そこそこに圧縮されてよかったのです。
試しに、QuickTimeMovieを改めてOSIRIXに読み込ませ、そこから再度movieを書き出して圧縮してみました。
なんと!さらに小さくなります!!
驚きです。
15個のmovie fileですが、
圧縮なしだと
 QuickTimeProでH264で圧縮すると
OSIRIXでH264で圧縮すると



こんなに違うのです!

ちなみに、MacBookProと比べるとMacBookAirでの圧縮や読み込みは流石に遅いです。コンピュータのクロック数やメモリーの数が違うと、やはり画像処理は桁違いです。MacBookProで画像変換をして、MacBookAirにてプレゼンテーションをするのがよいと思います。
MBAは、テキスト打ちやネットへのアクセス、そして我々の動画を出す程度のプレゼンテーションでも全く問題なく、スムースです。
いろいろな道具をうまく使って、よいプレゼンテーションができるように心がけます!

青森EPAクリニカルセミナー


  • 本日は雪が舞い降りる青森市内でした。
  • 青森EPAクリニカルセミナーが開催されました。大阪大学・公衆衛生学の磯博康教授をお招きしての講演会です。
  • 公衆衛生学的なエビデンスをバックグラウンドに、n-3系脂肪酸と循環器疾患の疫学を勉強させていただきました。とても、ためになる&面白いお話でした。
  • 2次予防としてのEPAのエビデンスなど、本当にためになります。
  • クリニックの先生方も沢山いらしておりまして、今後の青森市内の医療がかわってきそうな感じです。
  • 普段、我々の行っている治療と違う面からのご講演内容。多方面から、本当によいものを提供すべく努力したいと思います。
  • 磯先生、本当にありがとうございました。

2010年11月14日日曜日

Mac Book Air

すみません、Mac Book Airを買いました。いつもの、「細いモノと太いモノ、同じ効果が得られるのであれば...そりゃぁ、細いモノでしょ!」というプレゼンテーションと同じなのですが....。
どうですか?このちがい!
同じプレゼンができるのであれば、そりゃ、MBAでしょ!
昨日も、全く普通にプレゼンできました。
 こんなに薄いんですよ!
びっくり!
メインではなく、サブとしての使用が多くなると思いますので、どういうふうに使うかを考えなければいけません。
まだ、使い込んでいませんがMobile Meと一緒に使用すると、メールを完全にシンクロしたりもできそうですし、iDiskを使用するとファイルも完全に共有できます。
みなさま、便利な方法があれば教えてくださいね!

贅沢かもしれません。
すみません、物欲に走ってしまっています。i Padは我慢したのですが、これは我慢がなりませんでした。ちょっと頑張ってプレゼンテーションもしているので勘弁してください。必要経費ということで何とかお許しを!
ちなみに、2010年はまだプレゼンテーションが76個です。あと、11月、12月と幾つかしかチャンスは無いのですが、確実に80個は越します。
薄いMBAを担いで頑張ります!

2010年11月13日土曜日

第2回AIC

第2回Aomori Interventional Conferenceが開催されました。
今回は、症例検討会をメインです。
Late thrombosisの症例とか、拡張不全でどうしようという症例とか、いろいろありました。
私はSATAYと1P1G5Frの話題提供でした。
青森県で話すのは、最初で最後かもしれません。
見ていない人は、残念でした〜!
 司会と代表幹事の工藤健先生です。
おつかれさまです!
本日の特別講演は、濱嵜先生です。
合併症の話を盛りだくさんでお話しいただきました。
熱いあんちゃんです!私の同世代の中でも、頑張っている、決していい訳をしない、折れない心をもって.....でも、本音を正直に話してくれる、かっこいい、楽しい、仲間の一人と思ってます。
お忙しいところ、遠くまでありがとうございました。

研究会でいろいろな症例を共有することはとてもよい事だと思います。自分で経験できないような事を、自分のリスクなしで経験できるんです。すばらしいですよね!
今日も若い先生の教育という話になりました。我々の世代とは違うので、根性論を話すのは無意味とは思います。でも、こんな研究会に参加できない、参加しない医師・スタッフは損ですよね!臨床経験という意味をよく考えて、若い先生や若いスタッフは研究会にどんどん参加してほしいと思います。
誰かに命じられるから研究会に症例を出すのではなく、自分の経験値を増やすためにも頑張って出席・参加する事をお勧めします。時間があるときだけ研究会に参加するというのではなく、時間が許す限り何でも参加してください。参加しないという事は、世間からどんどん出遅れている、取り残されるという意識をもってください!
田舎だからこそ、勉強するチャンスは少ないのです。せっかくの、すばらしいゲストのお話を聞けないのは本当に損!
田舎に住んでいると、向上心無くして先を見なくても「お医者様だから」と威張っていればそれで結構なんです。メシを食えます。しかし、いつか自分よりも後輩の、たとえば研修医にも、バカにされるような、みんなの身近にいる××先生のようになってしまいます。きっとそれはかっこうわるいと自分では思います。
頑張って行きましょうね!

2010年11月12日金曜日

折れない心

今日は、時計大病院の浦澤一史先生をお招きしてのペリフェラルの後援会が青森で開催されました。


 ASOの基本的な内容、病院としての取り組み方、啓蒙活動、症例やテクニックの詳細などなど、盛りだくさんの内容で、すばらしい講演でした。
なかでも、「EVTは折れない心が大切なんです」と熱く語る浦澤アニキに、惚れ直しました。かっこいいアニキです!


レクチャーを聴いていたみんなも、浦澤先生のすごさを感じてくださったと思います。

「だってね、ここで心が折れたら、この患者さん、足がなくなっちゃうんだよ」という言葉。
かっこいいです。
私も時々若い先生に「ここで俺たちが(冠動脈の)ワイヤー抜いたらこの人死んじゃうだろ!」という事を言いますが、私が甲高い声で叫ぶよりも、低音の浦澤アニキの声で言われた方がしびれるに違いありません!
技術や論理は人に伝える事ができても、魂を人に使える事ができる人はそうそういません。
幸運な事に、私は魂と根性をを伝えるアニキ分の先輩に恵まれてきました。アニキたちは「だって、当たり前でしょ」とさらりと言います。そこがまたかっこいい!
私も若い訳ではなく、後輩の指導をする立場にもあります。そういう意味では、私はまだまだ、人の上に立つ人間としても未熟者であると実感する次第です。

夜中に心筋梗塞だと呼ばれて、嫌々ながらに行くか、「よーし!出番だ〜!」と喜んで行くか....結局やる事は一緒でも、やった本人には大きな違いが出るのだと、本日、浦澤アニキより教えてもらいました。勉強になります。

我々の業界、かっこいいアニキたちが沢山います!
私もいつかはアニキたちのようにかっこいいと呼ばれてみたいと思いながら、アニキに負けないように、追いつけ追い越せと頑張って行きたいと思っています。

本日の講演会を企画してくださった皆様、参加してくれた仲間たちに感謝します!
また、講演会のため私が急いで病院を出なければ行けなかった事を助けてくれた医師・スタッフの見なさま、ごめんなさい、そしてありがとう。

2010年11月11日木曜日

若い先生たち

今日は若い先生達をゆっくりみることができました。
みるというのは指導ではなく、見る=観察です。

インターベンションをみました。
5FrGCで屈曲蛇行の先にあるターゲットです。
ワイヤーが入らないと一生懸命ワイヤーを押します。ガイドが抜けます。ガイドをおします。ワイヤーが抜けます。
細いカテでのデバイスpushabilityを心配してか、堅めのワイヤーを選択していました。屈曲部位でフリクションができるためにトルクが伝わりません。ワイヤーをすすめたくて押します。ますますトルクが伝わりません。思い切って引くのは、せっかく途中まで入ったワイヤー全部が抜けてしまうかもしれない恐怖感?で引けません。冠動脈もちょっとアコーディオンぎみになります。GCが抜けます。GCを押します。同軸がとれません。難しそうです。
三浦先生がご指導モードにはいっておりました。...普通に終わりました。
細いカテは難しいというのではなく、デバイスと病変を理解しながら戦略を立て、それにそってやることが大切です。
もちろん、終了後にちゃんと指導しました。

夕方からは勉強会です。
医局で、外人さんがいらっしゃいました。英語でのレクチャーです。最近の某ステントのデータなどです。
同行した方が同時通訳もして下さいました。
目を閉じて聞いている若い先生もいらっしゃいました。心静かにして聞いていたのだと思います。決して睡眠学習ではないと思います。
私は、TCTなどでこのお話を聞いていたので復習だったのですOKですが、内容も難しいのでしょう。でもそれより、なにより、若い先生達は英語となった瞬間に、呪文の様に思えて前に進めない状態になると言うことが解りました。
私もちょっと前までは全く聞くことができませんでしたが、最近はお陰様でちょっとだけ聞けるようにはなりました。...というよりは、英語アレルギーが無くなってきたのかもしれません。
私はいわゆる、サバイバルイングリッシュです。あちこちで生きるために適当な英語を話しているだけです。途中で自分が何を言っているのか解らなくなる程度の英語です。しかも、日本にいて外人と会っても、なかなか英語モードに切り替わらないので辛いです。
若い先生方には、もっともっと英語を勉強して頂きましょう。

若い先生には私の勉強してきたことを早く覚えてもらわなければいけません。
私が10年かかったものを5年で、いや3年でやってもらわないと意味が無いと思います。時代は進歩しているし、苦労してきた内容は常識となっているし、世界は狭くなっているし、できることも沢山あるし....。うらやましい限りです。
頑張って頂きましょう!期待しております!