2010年9月26日日曜日

TCT 2010 その二

朝からTAVIの連発です。やはり主流になりつつある手技なのでしょう。
日本の若い先生方、是非修得していって下さい!
いくつかコツがありそうですが、きっとできない手技ではないように思います。 マーチンレオン先生は24Frから22FrになったとSlender化を説いておりました。

冠動脈はOCTをIVUSと同容に使用したりしていました。
まぁ、lumenのみを見るという事であれば、お手軽にできさえすればOCTでも用事が足りるということでしょうか。
止血も大切です。こちらのお肉が多い方への止血は本当にシリアスな問題なのです。

心臓をなおすとEDも治る?そんな発表もありました。最後の動画スライドは、インターベンションの効果をしめすモノでありましたが、…あまりにすごくて会場から笑いが出るほどでした。ちょっと下品なので、ここには写真もコメントも書けませんが…。

近未来のインターベンションも見ることが出来ました。高血圧のインターベンションです。
頸動脈に電圧をかけたり、腎動脈を除神経したりするのです。
結構な効果があるようです。
これが主流になるかどうかは解りません。しかし、非常に興味がある内容です。....実は、かなりひかれております、これ!
詳しく知っているメーカーさんなどございましたら是非、教えて下さいね!


企業ブースにも行ってみました。
楽しいオモチャが沢山あります。
「あー、これもう商品化されているの?!くそーっ!」というのもあり、悩んだりもします。
最先端のテクノロジーを見る事と、楽しいアイディア商品を見る事が一緒にできるこの空間です。


 昨日、レポートしたバルーンへのワイヤー通し器も現物がありました。
実際にやってみました。
こりゃ凄いよ!絶対に欲しいなぁ!
バカにしている人もいるかもしれませんが、一度触ったら絶対に欲しい欲しいとなること間違え無しです!





そうそう、伊苅先生のレクチャーもありました。
沢山の外人さんが熱心に聞いていました。
Ikariカテ、恐るべし!世界征服計画を着々と進めていますね!(笑)






Geoffry O.Hartzler Master Clinical Operator Awardとして、鈴木先生、加藤先生、玉井先生(の奥様とお嬢様)の表彰式がメインアリーナでありました。


おめでとうございます!
同じ日本人として、とても名誉なことで、感動いたしました。嬉しいです。




先生方の御手技の写真、楽しんでいる写真なども大写しで公開されました。
古い写真も沢山あり、楽しく見させて頂きました。



あれ?この奥の真ん中で覗いているひとって、私たちのよく知っているTRIの親分?
絶対にそうだよね!






TRIセッション&ライブもありました。
私たちが10年間かけてやってきたことを米国が駆け足で昇ってくるのが解りました。しかし、日本人が開拓してきたなんてことはひと言もなく、以下にも米国オリジナルであるがごとくモノを進めていくところは頭に来ます。うかうかしては居られません。我々も頑張らなくては!



午後からは、ライブコメンテーターとしてのお仕事を頂きました。
落合先生の御手技と、モーゼス先生の御手技でした。
いずれも、さくっと終わりましてきれいにステントが入っておりました。




CTOはまだまだ皆様の手技や戦略がいろいろありすぎてディスカッションも多い分野ですね。
世界標準ができるのかどうか?
今後が楽しみです。






あぁ、今日も沢山の勉強をしました。
英語漬けです。疲れます。
時差ぼけは相変わらずです。
そろそろ、日本食が恋しくなってきます。

【つづく】

1 件のコメント:

yangt3 さんのコメント...

お疲れさまです.
ワイヤー通し器は、スタッフが少ない時のPCIに
とても活躍しそうです.
目にも優しそうです(^.^)