2010年8月29日日曜日

2010ママチャリレースin青い森アリーナ

監督である私の朝の言葉は、「本日、諸君らに集まって頂いたのは他でもない。本レースで栄冠を勝ち取る事が諸君らの使命である。」
ママチャリ6時間耐久レースです。
http://www.sport-aoimori.jp/zisyuzigyou/mama/youkou.html
しかし、やはり本職にはまったくかないません。桁違い。
競輪の人がでるのはちょっとどうかと思いますが...せめてハンディをつけて欲しいですね。

でも、当科のメンバー&ゲストの勝木先生、素晴らしい走りでした。
…私は監督ですので、冷たいお茶を飲んでいる係です。(笑)
それでも疲れました!
まぁ、遊びも楽しく!
明日からまた頑張りましょう〜!

2010年8月27日金曜日

積極的脂質低下療法研究会

積極的脂質低下療法研究会が開催されました。
リピトール発売10周年記念ということで、講演をご依頼頂きました。
座長は県医師会の会長、齋藤勝先生です。
私もちょっと緊張いたしました。
「私とリピトールの10年」というタイトルにはしませんでしたが...でも、内容はそんな感じです。
おもえば、2000年リピトールが発売。最初は、コストパフォーマンスが良いという意味だけで採用しました。
その後当時の担当が「ステントを入れるよりも、リピトールの方が効きますよ!」というデータを持ってきて、インタベ魔神を目指していた私は激怒した記憶があります。
まぁ、あれから10年。
当科は、脂質低下に関しては"超積極的"と言われるほどになりました。
私自身は、LDLを下げすぎて困る事は無いと思っています。とくに2次予防としては、もっともっと下げるべきではないかと思います。

懇親会では、市内の開業されている先輩先生や仲間達と楽しくお話しをさせて頂きました。
昔話にも花が咲きました。
なんと!20年ぶりくらいであう後輩がご挨拶してくれました!....いやぁ、お互いに歳をとりました!(笑)でも、実はすぐ近くでお父様のクリニックをお手伝いしているようで、何度か私たちにも患者様を救急車で運んできて下さっているとか?...おかしいなぁ。何故、今まであわなかったんだろうなぁ。

2010年8月26日木曜日

函館のひと

「は〜るばる来たぜ、青森〜!」と歌われたかどうかわかりませんが、函館のひと、函館五稜郭病院の佐藤健司先生が当科を御訪問くださいました。
本日は、まぁ、普通の症例しかありませんでしたが、バックアップを上手く取らなければいけない症例ばかりでしたので、お楽しみ頂けたかと思います。
わざわざ、こんな田舎にいらしてくださいましてありがとうございました。
たいしたおもてなしもできずに申し訳ございませんでした。
機会あれば、是非またいらしてください。
私も函館に乱入させてください。(笑)
今後とも宜しくお願い申し上げます。

2010年8月24日火曜日

CVIT 2010 in 仙台

日本心血管インターベンション治療学会CVIT 2010が開催されました。
仙台厚生病院の井上直人先生が大会会長です。
杜の都仙台での開催です。
仙台駅はA社の広告が大々的に迎えてくれました!
 すごいなー!

8月21日は、評議委員会です。

様々な報告がなされた後、新理事長の選挙が行われました。
新理事長には、旧副理事長であった京都大学の木村先生が選出されました。
新理事長のご指名で、副理事長には旧理事長であった一色先生がご指名されました。
新代議医院会では、学会の定款をしっかり読んでおくことが大切であると教えて頂きました。まだまだCVIT自体ができたばかりの学会であること、学会の存在意義などを考えさせられる代議委員会でした。

8月22日、学会スタートです。
今回は1000題を越える演題が発表されました。盛りだくさんで、活発な討論が続きます。昨年までの英語onlyではなく、多くが日本語で、もしくは同時通訳をつけてのディスカッションです。良い感じでの討論が続きます。
「10 systemによる匠の細道」というタイトルでランチョンセミナーがありました。
私は「10 systemの利点と弱点」というタイトルでのレクチャーです。
Ikazuchi 10 balloonの歴史から現状までをお話しして、非情に優れたバルーンではありますが、ガイドワイヤーの問題、サポートデバイスの問題など、まだまだ課題があることを説明しました。しかし、Ikazuchi 10もさらなるパワーアップを向かえそうで、より良い10 systemに期待が持てます。
症例を中心とした、大塚先生、全先生の御講演です。

土井先生の名座長でスムースに進行します。
デバイスの良さも悪さも、それを生かすも殺すも使う人次第です。せっかくの良いデバイス、育てていきたいモノですね。

企業の展示ブースも充実しております。
ちょっと狭い感じが否めないのは、ホテルの中ですので仕方がありません。
 エレベーターを待つ行列です。
上の階まで移動するのに結構時間がかかってしまいます。

夕方からのレクチャーを頂いたのは、「Mother & Childの実際」というタイトルです。
 満員で入れません。
 ようやく発表者席にたどり着きました。
「Mother & Child法は」実際にあまり使うことがないのですが、しかし、困ったときには是非持っていたい手段の一つです。4 in5, 4 in 3, 5 in 6などお話しをいたしました。血栓などに気をつけて慎重に使用したいものです。

ウエルカムパーティです。
大会長の井上先生のご挨拶、仙台市長のご挨拶。
その後、小倉記念病院・延吉先生の乾杯、新理事長になったばかりの木村先生のご挨拶と….あれ?この学会って….? 宴会場の一番前の有名人のテーブルを遠くから見て、不思議なデジャブか違和感かを覚えたのは私だけでしょうか?大津の仇を仙台で討ったワケではないのでしょうけれど....(笑)
夜の交流会も大切です。さまざまな会合があちこちで開催されておりました。

Koreaの先生と食した辛いラーメンです。
辛い粉をさらに振り掛けておられました。

8月23日、暑い仙台での学会は続きます。
ランチョンセミナー「3Frカテーテルで良好な造影を得るためのTips & Tricks」にて、兵庫医大の舛谷先生と共に座長をさせて頂きました。
金沢の寺井先生のご発表。
データと実践に基づいた素晴らしいご発表です。しかも、低侵襲に関しての哲学が素晴らしい先生ですので、発表の中にも自分の患者さまへの思いがにじみ出てきます。
東北厚生年金病院の片平先生のご発表ですが….
 アンダー3Frの診断カテ?!
アンさんカテだ!
ひゃー!
びっくりです。
市販までにはもう少し時間が必要だとおっしゃいます。
ただただ、驚くばかりです。

大会場ではCTOセッションが開催されておりました。
角辻先生の組織学に支えられた理論は、なかなかいいモノがありました。勉強になります。
ライブは、マレーシアからの中継です。
あ!あのワイヤー知ってる!

夜はつけめん!
濃いです〜!

8月24日、朝から私たちのSlender Sessionも開催されました。
内容は、日常治療からCTOなどの特別な治療、そしてエビデンスと奥深い内容でした。聞きそびれた方は、ちょっと損をしたかなぁ?と思えるほどの内容です。

大会場のライブの裏で、朝早くからのセッションでしたが沢山の方々に御参加頂きました。

ライブをチョイと覗いて、暑い仙台からは撤収です。


帰りの仙台駅では、A社の広告が見送ってくれます。
 凄いなー!
仙台は本当に暑かったです。皆様の気持ちも熱かったです!
なぜか私を叱咤激励して下さる先輩方が沢山いらっしゃいました。(笑)

皆様、お疲れ様でした。
いろいろ、ありがとうございました。

2010年8月20日金曜日

暑い一日

今日も朝から暑いです。
 もう、28℃あります。
(暑さを写真で表現してみました。どうでしょ?)
午前は、いつもの外来です。
 沢山の患者様を診させて頂きました。
患者様には、我慢せずに早めに来て頂く事をお勧めしています。そして、何か徴候があったときには早めに検査をすることをお勧めしています。
患者様には、検査の危険性も説明しなければいけません。嫌な事です。やはり中には「100%安全なら検査を受けてもよい」とおっしゃる方もいらっしゃいます。100%というのはあり得ないのですが、それより何より、検査の有用性と必要性を説明した方が良いと思って頑張って説明をします。そんな時は、外来がついつい長くなりがちです。
おひるごはんを5分で食べて、治療に呼ばれます。
今日も難しい症例です。
 三浦先生が術者です。
私の最近の目標は、「誰でもできるCTO」です。
造影の読み、冠動脈の立体感、病変部の予想、ガイドワイヤーの選択や曲げ方と進行方向と進め方・回し方などの操作方法などなど、しっかりすれば、ある程度の病変は、ある程度の術者なら誰でもできる様になると思います。それを、確立することと、後輩に伝えることができれば良いなぁと思っています。
今日の三浦先生も、高度狭窄を治療した後に、別な枝の完全閉塞を治療しました。もちろん、5Fr radialです。最後は長いステントをいれて、綺麗に仕上がりました。
 私はカテ台帳を書きながら、マイクで指導です。
自分でやった方が楽で確実かもしれませんが、みんなができる様になることも大切だと思います。みんなが安定して、良いモノを提供できる施設を目指して頑張りましょう!

2010年8月18日水曜日

Driver Sprint

Driver Sprintが使用できるようになりました。
今までのDriverは、シャフトが太く細いカテでは悩むこともありました。
それが、まずは、DESのEndeavorが先にSprint化され(デリバリーバルーンがSprinterもどきに変更)細く通過性が良くなりました。
BMSは見捨てられたのかと思っておりましたら、やっと、Sprint化されたとのです。
6Fr GCでSDBと通常のバルーンでKBTができるのは凄い細さです。
ラインナップとしては、マイクロドライバーシリーズはなくなり、Driver Sprintに一本化されるという事です。ステント自体は以前と変わりはないようです。今まで時々あった、バルーンからの脱落の可能性ももの凄く低くなったマウントの仕方であると担当よりご説明頂きました。

良い成績のステントです。
BMS時代では、素材の違いも際立っていたからか、非情に良い印象があります。当科の成績ではTLRが15%程度であったように記憶しております。
Driver Sprintのパンフレットより抜粋です。
凄い!
6ヶ月目のTLRが3.4% !! 9ヶ月目は6.7% !!
こんなに良い成績であれば、DES不要のBMSです!
同社のDESと比較して....いや、比較してはいけないですよね!
....同社のDESの出番が無いじゃぁないかという突っ込みは止めましょう!(笑)