2010年1月30日土曜日

CCT 2010

2010年1月28日〜30日、神戸国際会議場にてComplex Cardiovasucular Therapeutics 2010が開催されました。
ライブはCTOを中心に、厳しい病変を著名な先生方がサクサク治療をしていきます。

ブースは、もちろんアボットさんが正面に大きなブースをつくっておられました!
 もう、Xience一色という感じです!
うろうろすると、こんな面白いモノもあります。
はて? なにこれ?
エコーガイドSFAの治療をするための台なのだそうです。
お問い合わせはニプロさんへ!

今回はお仕事でいっぱいです。
私のスケジュールはこんな感じ!
ちょっと多いですよね!(笑)
いえいえ、仕事があるうちが花ですので、出されたものをお腹いっぱい食べるのを私の生業とさせて頂いております。頂いた仕事は全て頑張ります!

ペリフェラルセッション
4Frランチョン

何より今回の私たちにとっての目玉は「SCJ @ CCT」です。
ビデオライブで3時間ももらっちゃいました!
松陰先生、舛谷先生、私の症例を皆様と一緒にディスカッションいたしました。
また、多くの先生方に、"Slender PCI in 複雑病変"をご発表頂きました。
おかげさまで大盛況!嬉しい限りでした!
終了後のSCJメンバーによる記念撮影です。
いやぁ、あこがれのCCTにてSCJの会合をさせて頂けるなんて最高の名誉です!

Job Fairです。
テーマは「アラフォーの為の就職活動」とのことです。


分岐部のランチョンの司会もさせて頂きました。
終了後に、御講演頂いた松陰先生と韓国のPark先生と記念写真です。
いやぁ、嬉しいなぁ!

Global Sessionです。
落合先生がディレクターです。
若い先生方に発表をして頂こうという企画です。
なんと、日本語、英語、中国語と3カ国語での通訳がつきます!
すごい!
でも、なにより、keynote lectureのtake home messageとして「基本を大事に!造影をしっかり取るように!」というのが良かったです。
派手なテクニックに目を引かれやすい今日この頃ですが、それより、何より、解剖をしっかり理解して、造影でちゃんと確認して...それを行うだけで勝ちが見えるというメッセージでした。全くその通りだと思いました!

ライブのコメンテーターもやらせて頂きました。
勉強させて頂きました。

今回もSCJブースを出させて頂きました。
Slender Girlもいらっしゃいますよ!
外人がきてもサクサクとした対応は素晴らしいです!
すごいすごい!

あっと言う間の3日間でした。
みんなで、お仕事も、楽しい時間も、勉強の時間も...色々なことを共有できました。
幸せです。

CCTのスタッフや、沢山の関係者の皆様にも大感謝しております。
沢山のチャンスを与えて下しましたことに御礼申し上げます。

CCT2011は、時期を冬ではなく秋にずらすという事です。
日本一大きなライブデモンストレーションですので、ちょっと時間が空きますが、みんな楽しみにしているのではないかと思います。
皆様とまた神戸でお会いできることを楽しみにしております!

2010年1月23日土曜日

asia PCR Singapore Live 2010

2010年1月21日〜23日、今年からasia PCRとなった、Singapore Live 2010に参加させて頂きました。
ここでも、沢山のお仕事を頂きました。ありがとうございました。

"Learning the technique on CTO"
このセッションは、Marco先生とMehta先生が主催で行う、トレーニングコースのようなセッションでした。(事前に内容がよく解らないでおりました。すみません。)
症例を通じて、Why ? How ?を問うていくセッションです。
私を含めた数名のコメンテーターが、どんな理由でどうするかを話させて頂くのです。
しかし、内容的には…すみません。これ以上書けません。
昔あるとても有名な先生が「言いたいことはいっぱいあるのに、英語が達者じゃぁないのでその1/3も言えない。これでは、正しい事が伝わらない」とおっしゃっていたのを思い出しました。
立っている左側が私です。
こんな感じで、座長は立ってインカムをつけてお話をして、それを囲むようにコメンテーターが座ります。意見があると、もしくは座長と目が会うと、手を挙げて立ってお話をするという形式です。この形式は良いかもしれませんね!何かで使わせて頂こうかと思います!

"Meet the expert : Left Main Stenting "
このセッションは症例発表をしていただき、それに関してコメントをいれているような内容でした。
時には「え?」という内容もありますが、しかし、世界の先生方の色々な考え方があって非常に興味深いモノでした。
朝、一番のセッションでしたので皆様の集合が悪くびっくりしましたが、最後には全員集合されていました。良かった、良かった。

お昼、会場の下のフードモールがありました。そこで食べた辛いラーメン、なかなか美味しかったです。
ココナッツミルクも入っているんですよ。

"Optimisation of left main/bifurcation PCI: what should we do ?"
分岐部・LMTのセッションです。
 高いところから失礼します。
Chevalier先生は分岐部のエビデンスをご説明して下さいました。
豊橋の木下先生は、KBTにどんなバルーンを使えばよいのかを教えて下さいました。
私の発表は、" Bifurcation angioplasty and access site "というタイトルにさせて頂きました。まぁ、早い話が、分岐部だからって言ってTRIを拒む必要な無いんじゃぁない?という内容でした。
Tresukosol先生も、多くのエビデンスと症例をご説明して下さいました。
ディスカッションでは、分岐部のこともお話になりましたが、TRIに関してとか4Fr 5Fr 6Fr GCとデバイスのコンパチビリティの話とかになだれ込み(私が先導したのではなく、たくさんの質問がきただけです)、なかなか盛り上がりました。

ハンズオンセッションは、我等が、松陰先生、舛谷先生の出番です!レクチャーに続き、お二人でのJapanese deviceのハンズオンです。
シンガポール、インド、スリランカ、….沢山の国の医師やコメディカルがご参加下さいました。皆様熱心ですね!

もちろん、LIVEですのでインターベンションの中継もあります。
時間が無くてあまり見ることが出来ませんでしたが、世界各国からの中継がありました。
最終日には、我等が日本の兄貴分の先生方がライブにレクチャーに頑張っておられました。
見事な手技で治療をされておりました。

シンガポールは気候もよく風光明媚で、…と、いってもホテルとつながっている会場しか殆ど居なかったので窓の外の景色をちょっと見ただけなんですが…でも良いところです!
是非、また訪問したい国です。
ゆっくりマッサージでも受けながら時間を過ごしたいなぁと贅沢な欲望に駆られるのは、まだまだ未熟な私には良くないですよね!すみませんです。

さぁ!雪国に帰りますよ!

2010年1月21日木曜日

TRI & Slender Club Singapore

1月20日はシンガポールに飛びました。
夜にいつもの先生方と食事...と思いましたら、そりゃぁ、黙ってメシを食わせてくれるほど世間は甘くありません!(笑)
研究会なのですが、...なんと!
TRI Club Singapore & Slender Club Singaporeの第一回ミーティング?!
....行くまで知りませんでした。
いつものシンガポールの先生方との宴会程度にしか思っていなかったのですが....恐ろしい!
私もプレゼンテーションを簡単にしましたが、会の趣旨がよく解っていなかったことと、笑いの部分が無くちょっと寂しいプレゼンで申し訳ありませんでした。
シンガポールの先生方のプレゼンテーションは素晴らしいモノでした。
記念写真です。
現地の先生方、関係者の皆様、お疲れさまでした。
ありがとうございました。

元気な若者がいます。
「ホテルのジムが24時間営業なんですよ!」とはしゃいで帰って行きました。
元気がないジジイの私はそのままホテルに戻ってぐっすり寝ました。

2010年1月20日水曜日

ホーチミン訪問

飛行機に乗り込んで一眠りしたら、ホーチミンに着きました。
出迎えは一家総出で行うのが習わしらしいので、空港はすごい人です。
ここは、ベトナムの南の中心の街です。
旧サイゴンです。
いまだに、サイゴンと呼ぶと喜ぶ南の人は少なくないということでした。
さて、お仕事に来たのです。フォーを食べにきたのではありません!(笑)
ベトナムでDESはUS$2,500です。これは、普通の方の年収に匹敵します。1200US$までは冠動脈の治療として保険が効くというのですが、これでは1本US$1,000BMSを挿入しても自己出費が必要になります。そんな縛りの中での治療ということでした。

1月18日、初日はHeart Institute Hospitalです。
なんと、8件のcomplex casesを用意して下さっていたようです。
昨日までシネが故障していたので、ため込んでいられたとか…
いつものように、CTOを根性あけする手技です。Wizardとかeelなどはありません。地味にここにある道具で頑張りました。RCAもLADもRCAもLADも…あけました。一例、事情でキャンセルになったのですが、案の定AMIがきましたので、当然あけました。
結局8勝・0敗で頑張れました。
嬉しいです!
Huan Quag Do先生はじめ、皆様との記念写真です。
病室の外には蚊帳をつって寝泊まるする御家族が居ます。
どこでも、患者様の御家族は大変ですね

さて、夜遅くまで頑張りましたが、翌日も当然治療です。
雨が降っています。
それでも、皆様バイクで移動しています。すごいです。
マーケットを車窓から。
教会を車窓から。
以上、観光終了!
1月19日はTam Duc Hospitalを訪問いたしました。
ここは、昨日のHeart Institute Hospitalと兄弟病院らしいです。
この病院はバイパスも多く、また子供もたくさん治療しているようです。
すでに昨日の話が伝わっていたらしく、疲れていないか?と心配して下さいました。2〜4例の症例を用意しているといわれたので….でも、結局治療は3例でした。
経済的な問題から、PCIをギブアップしたり、LADはDESでもRCAはBMSとか、サイズがちょっとどうかと思うステントを無理矢理入れるとか…現実を思い知る治療内容でした。
もちろん、治療としては上手くできましてとても満足度の高いモノでした。
病院のランチは気を使って下さって、日本風のお弁当でした。美味しかったです!
記念写真です。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました!

さて、病院のランチは気を使って下さって、日本風のお弁当でした。美味しかったです!
しかも夜遅くなったときには、フォーの出前!これが最高!
 この形でデリバリーされます。
 合体するとこれです。
なぜ、現地で食べる香菜はこんなに美味しいんだろうと感動です!
フォーは米のヌードルです。このの出汁は?ビーフ?チキン?答えは「味の素」です!(笑)味の素はこちらではとても一般的な調味料なのだそうです。でも、美味しいので何でもOKです!

ベトナムは、人も優しく親切でとっても良いところです。食べ物も元々はあっさりしているものが多く、ヘルシーです。また訪問したい国の一つが増えました!