2009年12月10日木曜日

ここ数日

ここ数日、日常業務(といっても出張を含む)をこなすのですが、自分としてはちょっと不安定な時間を過ごしています。
先日は、社会人になってから初めてではないかと思うくらいお酒を飲みました。食事の後半からあまり覚えていません…。端々に記憶の中にある、皆様の優しい言葉やお気遣いは今の尖った私の心を癒して下さいました。
宿に戻って、友人とビールを飲んだところでちょっと思い出せる部分があって、でもそれはビールを棚に置いてもこぼれないなぁというよく分からない記憶で…。ヒドイものでした。
皆様にご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。とても感謝しています。ありがとうございます。
その噂を聞いてか、私の尊敬するある先生から「ちょっと荒れているって話を聞いたけど、大丈夫?心配しているよ。」と電話をいただきました。とても嬉しくて、涙が出そうになりました。ありがとうございます。
 (写真と内容は全く関係ございません)

何もない時代は、たったひとりで全てをこなせるように自分自身と闘ってきました。一日に何人の患者をこなそうが、全然平気でしたし、どんな難しい治療でも誰にも構わず前に進んできました。参ったという言葉を知りませんでした。青森厚生病院病院時代や、この病院にきた最初の頃はそうでした。
仲間達ができた今はちょっと状況が違います。
自分ひとりでわかることやできることでだけが大切ではなく、その一部をみんなで共有する大切さを学びました。そして人それぞれの能力やバックグラウンドを認める事を学びました。仲間を世間に認めて欲しいということではなく、仲間たちが誰にも恥ずかしくない最高の治療をいつも提供できるようにしようと思っていました。
だからこそ、私の理解できない大きな力に翻弄される事で、守りきれないものができたときには困ってしまいます。

今朝は、当科の若い先生たちが立派な手技をしておりました。
ギリギリの患者様をびっくりするくらいうまくやっていました。押し際と引き際、その根拠が全てうまく進んでいっていました。ちょっと嬉しくなりました。
つけあがるので普段はあまり褒めないのですが、今日はちょっと褒めてあげました。
患者様の早い回復をお祈りしながらICUに回診に行きました。

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