2009年12月31日木曜日

年末ですね

皆様、大晦日いかがおすごしでしょうか?
緊急でお仕事をされている方々、帰省してゆっくりされている方々…それぞれのお過ごし方をされていると思います。
まずは、皆様、今年一年間お世話になりました。
ありがとうございました。
おかげさまで、日本中、世界中の沢山の人達と出会い交流することができました。
 ネブタにもきていただきました。
当院の若い先生達もずいぶん成長しました。(ちょっと生意気になりました!:笑)
世間の若い先生も、存じている先生のなかでここ数年の成長ぶりに驚くような方もいらしてびっくりする事もありました。
おかげさまで、日本中・世界中のラーメンも食べました。
 ←日本のおいしいラーメン
 ←韓国の辛いラーメン!
おかげさまで、Slender Club Japanも、けっこうメジャーになりました。あちこちの学会研究会でお仕事をいただいました。
おかげさまで、個人的にも沢山のお仕事をいただきました。飛行機にたくさん乗りました。LIVEでも頑張らせて頂きました。いろいろな病院で沢山の治療をさせて頂きました。Slender縛りでのCTOが非常に多くなってきて辛いのですが、頑張っています。依頼原稿もたくさんありまして、不慣れな執筆活動も頑張りました。
おもえばこの一年間も、沢山の先生方、沢山の医療関係者の皆様、沢山の企業の皆様に支えられてのお仕事でありました。
本当にありがとうございました。

ずっと昔からの仲間の一人が若くして旅立たれてしまった事はとても悲しく辛い事でした。
彼の名前を年賀状のリストに見つけたときには、涙が出そうになりました。
ご冥福をお祈りいたしております。

なにより、院内のスタッフ達、日本中の自分の仲間達というものがどれほど大切かを再認識いたしました。
一部の地方豪族のくだらない争いに翻弄される程度の私の力ですが、でもちょっと踏ん張りどころでしょう!...私たちが目指すモノはそんな低俗な事ではありません。くだらない事に時間を費やしているほど、我々は暇じゃぁないんです!
志を高くして、みんなで一丸となって来年も頑張っていきたいと思います。
今年の最後の写真は、キムニー先生が当院をご訪問下さった時の記念写真です。こんなbig guestが外国からいらしてくださったというのは、とても誇らしいことだと思っています。このイベントは、湘南鎌倉総合病院の齋藤先生はじめ多くの先生方やコメディカルの皆様、サポートして下さった企業の皆様、そして、院内の仲間達....皆様に感謝しています。
ありがとうございます。

では、良いお年をお迎え下さい!

2009年12月28日月曜日

御用納め

12月28日は、公務員にとって御用納めです。
と、いっても私たちにはいつもの一日でありました。
総回診をして、ペースメーカーが入って、會田先生が4FrにてPCIをやって....。
暮れ〜お正月やすみに突入しますので入院は緊急以外はありません。
院内も早々に静かになっておりました。
院内スタッフの皆様、今年一年ありがとうございました。

....と、いいつつも明日も病院に来ますし、緊急があればいつでも呼ばれるのですけれど。(笑)

2009年12月25日金曜日

メリークリスマス!

クリスマス、いかがお過ごしですか?
どうでしょう?この写真?!
クリスマスイルミネーションっぽい感じでしょ?
では、この写真どうでしょ?
わかる人はわかりますが...。
そうです!
「5Fr de OCT」です。
当然、occlusion balloon付きですよ!
種明かしは、当然Slender GWに決まっていますが。(笑)
もちろんメーカーさんには、通常の使用方法ではないといわれますが、全く問題なく病変の観察は可能です。
皆様、自己責任でお試しアレ!
メリークリスマス!

2009年12月22日火曜日

韓国インターベンションの旅

2009年12月21日、22日と韓国インターベンションの旅に行きました。
例によって、「一病院で一つくらいのCTOとあとは簡単な症例だけです。Slenderを広めましょうね!」という甘い言葉に誘われて…外国での治療がそんなに甘いとは思っていませんけれど!

一日目、最初の訪問先はWonju Christian Hospitalです。
ここには、最近はSlenderセッションにもよく御参加してくださるYoon先生と、夏にお会いさせていたいたLee, Seung Hwan先生がいらっしゃいます。
症例その一は、当然CTOです。RCAのちょっと長めのステント1個分の閉塞ですが、比較的順調にいきました。よかったー!さい先良いです。
症例その二は、またもや当然のようにCTOです。(すでに話が違う!)しかも、入り口がよく解らない、RCA OSのCTOです。幾つか触るチャンネルをほじってみて良いところに入り、しかし、一度またちょっとちがう場所に混迷し、しかししかし、falseからtrueに抜けてどうにか通りました。よかったー!
と、言うわけでお昼になりました。
あれ、移動?
 みんなで記念写真です。
皆様、ありがとうございました!

一日目の午後は、Kangwon National Universityに来ました。
Lee, Bong-Ki先生がいらっしゃいます。若いのにテクニシャンという評判の先生です。バンバン、カテをこなす姿がかっこいい!
まずは、LADのチリチリの症例です。ワイヤー入れるとVTになりました。DCかけました。ドキドキしました。しかし、何とかあけて、ステントを2本入れることができました。
次は、RCAの末梢をあけて、太いOMのCTOをあけて、HLもあけてという症例でした。少々時間はかかりましたが何とか治療できました。
ad hoc用の症例もあるかと思ったのですが、結局はno stenosisで治療は行わなかった症例は数例ありました。
皆様、ありがとうございました。
一日目は終了。すっかり夜でした。

さぁ、二日目です。
Kyoo-Rok HAN先生のいらっしゃるKangdong Sacred Hospitalを訪問いたしました。
症例その一は、当然CTOでした。もう、驚きません!…とおもったら、LADのCTOと思った箇所は、今日も造影ではほんの少しチャンネルがありました!ラッキー!さくっとワイヤーが通って綺麗に飽きました。そして、CXは99%でしたのであけて、RCAの末梢もあけました。
症例その二は、当然CTOでした。これは本物のCTOでした。あまり時間がかからずにさっとワイヤーが通りました。
ここで昼食です。と、おもったら、あれ?また移動?
 ありがとうございました!
とても治療のしやすい環境には感動しました。

午後からは、Seung-Woon Rha先生のいらっしゃるKorea University Guro Hospitalを訪問しました。
一例目はRCAのCTOでした。ワイヤーは通ったのですが、balloonが通りません。パラレルワイヤーにして、グリグリとGCを押し込んで何とかなりました。
二例目は、LADのCTOでした。病変が固く、8-20を使用せざるを得ませんでした。priximal capを破った後またWIZARD 3に戻して丁寧にほじり、ちゃんと通過できました。日本には無いような長〜いステントを挿入しました。
Rha先生のスタッフの教育や海外からのレジデントを積極的にお迎えしての仕事ぶりはもの凄いと感動します。
皆様、ありがとうございました。
 あぁ、もう夜だ。

そんなわけで、2日間にわたってCTOの連続でした。自分がどこにいるかわからないうちに移動しているという2日間です。観光は当然ありません!(笑)
一応全部あけられたのは嬉しいことす。
TRIはもちろん、細いカテ、細いワイヤーを期待されての手技でしたが、Slenderの看板に傷かつかない様に頑張りました。

韓国の先生方のパワフルさには驚くモノがあります。さすが大陸系の民族という感じです。日本人がつまらない言い訳をしているうちに、ガツガツと前に進もうとしております。また、日本人が国内で、もしくは地域で仲違いをしたり、国盗り物語をしたりすることの愚かしさには、あらためて涙が出るほど悔しいです。
海外の素晴らしい先生方との交流、しびれるような症例を治療できる機会を与えてくださいました皆様方、色々な形でサポートくださいました皆様方、に感謝いたします。ありがとうございます。
私の様な、どこのオッサンかわからない人を、快く迎えてくれた韓国の先生方にも、本当に感謝です!また、近いうちにお会いいたしましょう!

2009年12月19日土曜日

SCJ徳島ライブデモンストレーションの予告

そうそう!来年の会合で忘れてはいけないのが、徳島のライブです!
2月19日(金)ペリフェラルセッション
2月20日(土)コロナリーライブセッション
コメディカルセッションも充実させる予定です!
↑クリックでpdfファイルがダウンロードできます。

徳島は、ずいぶん前にJSIC総会が開催されて、それっきり行っておりません!
食べ物もおいしく、人も優しいところだった記憶があります。

楽しみですね!
皆様、徳島でお会いいたしましょう!

2009年12月18日金曜日

SCJ@CCT2010予告!

来年早々の、CCT 2010にて"Slender Club Japan@CCT"という企画が開催されます。
↑クリックするとpdfファイルがダウンロードできます。
ビデオライブ&レクチャーです。
外人ゲストも交えての企画。
複雑病変へのチャレンジと成ると、さぁ、どうなる事やら....。
と、いっても実はビデオ撮りは既に終了しておりますが.....。(笑)
皆様、御参加願います!

2009年12月15日火曜日

OCT実技指導会in青森

今日の青森はとんでもなく寒い一日でありました。
昨日に引き続きまして、舛谷先生、藤井先生に、当院カテ室にてOCTの実技指導をしていただきました。
難しいですが、色々なモノが見えます。
一番びっくりしたのは、ワイヤー操作によってできた可能性がある内膜損傷。インターベンションって怖いですね!臨床的には何も起きないので、見ない方が良いようなモノまで見えてしまう怖いデバイスです。
 これは私の指です!(笑)
バルーンで閉鎖させての手技も、造影剤やリンゲルでフラッシュしての手技も、両方教えていただきました。
私はもちろん5Fr GCを使用してのやり方で手技をさせていただきました。
記念写真です。
みなさま、本当にありがとうございました。

2009年12月14日月曜日

The Frontline of Coronary Imaging & Intervention in AOMORI

平成21年12月14日青森市アウガにて"The Frontline of Coronary Imaging & Intervention"が開催されました。
OCTの勉強がメインです。
まずは前座の第一部、私と兵庫医大の舛谷先生が外国のインターベンションを紹介させてた抱きました。
「A Passage to India」のタイトルでお話をさせていただきました。
舛谷先生は「CTO in China」です。
外国のインターベンションは辛いですね!
さぁ、本命は第二部のOCTです。
青森県はまだOCTがありません。県にひとつも無いというのは、日本唯一なのだそうです。大学病院にOCTが無いのも、日本唯一なのだそうです。
足並みを揃えて、浮かないようにしなければいけませんよね!(笑)
ご講演は兵庫医大の藤井健一先生にお願いいたしました。
この道の権威のお一人です。
いやぁ、勉強になります!
ありがとうございます。
明日は、実践で教えて下さいね!

2009年12月13日日曜日

Kamakura Live Demonstration 2009

平成21年12月10日〜13日鎌倉ライブこと、Kamakura Live Demonstration 2009が開催されました。

12月10日は市民公開講座。
参加出来なかったのですが、今回の内容は例年以上のすごいものであったと聞きました。

12月11日は末梢血管治療。
 齋藤先生のペリ。
 会場は満員。
 この写真ってすごいですね!
夕方はコルセアの講習会です。
 加藤治先生のレクチャーです。
サテライトシンポジウムは私も座長をさせていただきました。
初心者コースのはずが、いつの間にか超上級者コースになってしまって....すみませんです。

12月12日はLive Demonstrationからスタートです
 朝から齋藤先生のスーパーテクニックが冴えます。
 会場は満員で外のモニターで見ている方もいます。
 スタンフォードの池野先生のプレゼン。
Young Ambitious Drのセッション
 若い先生の手技も素晴らしいです!
恒例のTRIビアの泉
 司会の先生方
発表とディスカッションは続きます。熱いです!
国際交流も大切です。
 ちょっとした合間に楽しい時間を過ごします。
こんなところでも、仲間って良いなぁと思います!
Slender Club
私も座長をやらせていただきました。
いやいや、今年もすごいものを見ました!
Slender Clubの裏ライブは、今年の企画として、インターホンで聞くだけではなく、日赤ホールにてコメンテーターの先生方に前に出てきていただいて、ちゃんとライブ形式でやらせていただきました。
コメディカル意見交換会
 日本中の皆様が楽しそうです。
懇親会ですが、飲食だけではありません!多くの企画があります!
齋藤先生が最後のものすごい難易度の治療を継続されておりましたので、間に合いませんでした。
 開会のご挨拶は道下先生です。
Radialist of the year
 おめでとうございます!
おおっ!サプライズ企画!ご結婚35周年記念日!
 おめでとうございます!
齋藤先生が到着!
 最後の症例、無事に綺麗に終わったそうです。
素晴らしいです!しかも、その後もう一件治療をしてからだとか....
みんな、齋藤先生を待っていました!
日本中、世界中の皆様との懇親会は盛会のうちに終了!

12月13日は、はまぎんホールはLive Demonstrationです。
昨日の疲れなど全く無い、すごい内容です!
満員!
日赤ホールではCome Come Club
朝早い時間から、レクチャーがあり、その後はポスターセッションです。
ランチョンセミナー
 ちょっと早く終わってしまいましてすみません。
午後はシンポジウム。
「患者の目線から見たカテの全て!」
日本中の施設からの投稿ビデオです!
当科のビデオです。感動ストーリーものでした。
施設の内容よりも、各施設が「患者の目」や「患者の求めるもの」をどのように思っているかが興味深かったです。
はまぎんホール側では、最後の最後まで最高の手技が行われておりました。
 ギリギリのジャッジがすごいです!

今年は、例年になく雨がふり寒い日々が続きました。しかし天候に関係なく、多くの医師やコメディカルの皆様が参加されました。
今年も随分勉強をさせていただきました。
皆様、ありがとうございました。
 夕方のランドマークタワーです。
気温も環境も、とっても寒い青森に帰ります。