2009年6月5日金曜日

また、一日の仕事

いつも出歩いているわけではありません。
日々、病院の業務をしております。

朝一番で、病棟をチェック。
今日は(今日も!)おいしいおみやげを持ってきましたのでニコニコ顔のME菅原さんです。
郡山名物・薄皮饅頭!
その後は心カテです。
カテの合間に、今日は外来日ではないのですが、数名の外来患者の方針を指示します。
さらに、メトホルモンと造影剤の対策に関して方針をたてて、看護師さんやセンター長と相談をします。
そして、書類を沢山処分、...いえまた間違った...処理して(これが慣れていないので悩ましい!)、やっと昼食です。
デロンギで挽きたてのコーヒーを飲むのだけが私の楽しみです。

午後からはPCIです。
昼食をお腹いっぱい食べて最高のコンディションの坂本先生が術者です。
IVUSの使用も考えて5Frです。屈曲蛇行の強い場所に、最高のポジショニングで適したステントを挿入します。IVUSでみて、さらに根性後拡張。最高の出来です!これ以上は無いね!
もちろん、もう少しワイヤーさばきを上手くするとか、屈曲でワイヤーのコントロールが出来ないのであれば早めにワイヤーの先端の曲げを変えるとか、造影剤をもっとケチケチ使用するとか、....反省点は山のようにあります。まだまだ修行が足りませんね!
看護師さんの丁寧な介助で、安全に患者様を病棟へ移動。
うん、良い感じです。
その後は、病院評価の書類作成や、研修医の先生への紹介状の書き方指導など、まぁそんな仕事。よくある、部長職でしょう。

ああ、もう5時過ぎです。
夕方から、糖尿病の研究会があります。
当科の糖尿病患者の現状ということでお話させていただきます。
糖尿病は多くなっています。
私たちに出来ることは、血行再建を一生懸命するとともに糖尿病患者を見つけ出し、コントロールをすることです。しかし、専門のコントロールは私たちではなく、内分泌内科の先生や、開業の先生にお願いするしかないのが現状ですので、各科や病診連携をしっかりすることが大切だと思っております。
当科の糖尿病患者のデータです。
このデータが、良いコントロールなのか悪いコントロールなのかもよく解らない私です。
さて、前座は終了。
手稲渓仁会病院の浦先生の御講演です。
高血圧では非常に有名な先生ですが、もちろん、糖尿病、腎臓病など多岐にわたるご活躍をされている先生です。
お話はとても科学的であり、エビデンスや薬理機序など詳しくお話下さいました。また、各スタディのデータも詳細に分析して、結果だけを鵜呑みにしない内容のご判断は素晴らしいと思います。
終了後、楽しくお話もさせていただきました。
ありがとうございました。

こんな、何でもない一日を過ごすのが一般公務員です。
どうでしょう?

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