2009年5月30日土曜日

SCJ in Kokura Live Demonstration

歴史あるKokura Live Demonstrationが開催されました。
4万人を直した先生こと、延吉先生のPCI御手技がご披露されました。
ご経験を元にしたSSSをポリシーとした思いっきりの良い御手技です。
TRIも2例ほどありました。
日本PCIの創始者であります延吉先生の御哲学や、サポートする先生方のチームワークは素晴らしいと思います。
今年のテーマは「新たなる挑戦」だそうです。
あれっ?
突然海賊ブース!?(笑)
インターネットも使用できる本拠地完成!
みんな、集合です!
SCJの宣伝のために、このまま会場を歩かせていただきました。
ちょっと注目を浴びたかな?(笑)

さて、我々Slender Club Japanもセッションをやらせていただく時間を頂きました。
感無量です。
韓国からYoon先生、シンガポールからVictor Lim先生をお招きして、インターナショナル色豊に開催です!
小倉ライブのご厚意で、日本語・英語の同時通訳もありました。(本当にありがとうございます!)
セッション第一部はレクチャーです。
片平先生の「3fr診断カテ」
松陰先生の「Slender balloon」
舛谷先生の「Slender Guidewire」
あ、日本語発見!(笑)
私、吉町の「Slender Guiding Catheter」
そして特別ゲストのシンガポールVictor Lim先生の「Slender in Singapore」
なかなか良いセッションであったと自負しております。
とくに、Victor Lim先生の、"Maverick vs Iceman"にたとえるSlenderへの現状などは素晴らしいもので、共感を得られました。
Slender Club Singaporeも早くつくりたいということで、皆様ご協力の程願います。
さて、セッション第2部はビデオライブです。
ビデオはある時に某所にて抄録いたしました。
その中からテーマにあったものを2症例抜粋いたしましてのビデオライブといたしました。
良い感じで編集されております。編集長の松陰先生、流石!
最初の症例は齋藤先生、次の症例は舛谷先生が御手技をされておりました。
どちらも、素晴らしい御手技でありました。
最高です。
多くの先生方、コメディカルの方、関係者の皆様にご参加いただけたことを心よりお礼申し上げます。
素敵なチャンスを下さいました。延吉先生、横井先生はじめ、小倉ライブの先生方スタッフの皆様にも多大な感謝をいたします。
本当にありがとうございました。

....夜の懇親会では、"韓流爆弾乾杯地獄"が繰り広げられ、それはそれは楽しい宴でありました。
北海道、関西、九州の日本を代表する女性インターベンショナリストのお姉さん方も、韓国戦艦を撃沈させることは出来ず、次回へのリベンジに燃えておりました。

2009年5月27日水曜日

リフレッシュ!

一所懸命やっていても、緊張をしたり、また少々疲れ気味の時には手技自体が上手く行かないことがあります。
そんな時には「手を代わる」という事が大切だと思っています。代わられた方は、スタミナ補給とリフレッシュメントも必要です。そんなときには、ちょっと一口!
 ハバネロチップス!
子供が泣き出すほどの辛さです!
ハバネロ大好きME菅原さんは大喜び!
 「水を飲んだら負けだ!」と嬉しそう!
丹野部長も!
 きくーっ!
おいしくて大喜び!
三浦先生も!
 
おいしーっ!
 決して固まっているワケではありません。
研修医の松岡先生も!
 ぱくっ!
 さいこー!
おおっ!研修医の金城先生は、流し込んでいる!
 凄い!凄い!
沖縄の血は辛いモノがお好きなのだそうです。
 リフレッシュ!!
看護師さんも!
丁度、こんな感じの刺激が欲しかったんだと大喜びです。

さて、大きな口でパクッと一気にいくのは....!
お腹いっぱいでご満悦になったひと発見!(実はチップスの提供者です)

辛さですっきりして、リフレッシュ!皆様にお勧めですよ!
仕事を頑張りましょう!

2009年5月26日火曜日

野辺地地区病診連携研究会

青森より車で40分ほど離れた地域に野辺地という街があります。
津軽と南部の分かれ目、下北への入り口という重要な地域です。
私たちも交替で、野辺地病院へ外来や循環器に関する医療の提供のために行っております、
しかし、単に外来をやって、目の前の患者をこなすだけというのでは不十分だと思いました。この地域の患者さまによりよい医療の提供をしたいということと、この地域の先生方に病院に紹介というのではなく顔見知りの医師に紹介していただくようになりたいということで、病診連携の会が実現いたしました。
今回のお題は「心電図」だったのですが...。
私の考えは、心電図をしっかり鑑別してから当院への紹介をというのではなく、緊急性があるかないかを判断していただくだけで救急紹介は十分だと思います。もしくは、「ちょっと危ない感じがする」だけでもご紹介いただく理由は十分です。”心筋梗塞かどうか解らないから紹介できない”のではなく”心筋梗塞かどうかわからないので紹介したい”というのが良いのではないかと思います。難しい心電図を一生懸命読む時代では無くなりました。コンピュータがある程度読んでくれたら、そこからは治療に入る時代です。主治医の先生が検査や治療の適応とご判断していただくのであれば、当院救命としては24時間いつでも緊急はうけますのでご遠慮なくということしか言えません。
そんな中で、病診連携の綱を太くすることの意味は大きく、何とかもっと地域として良い医療を提供できないかと考えて、発表をさせていただきました。
幾つかの不整脈症例と、虚血症例に関して説明させていただきました。結局、心電図だけでは全てを説明できないので、その他の検査と併用してやっています。という内容でした。
終了後の写真です。
皆様ありがとうございました。
何かございましたらご遠慮なく当科へご相談・ご紹介下さい。
私たちも治療後の患者さまをお願いすることも多いと思いますのでその折りには宜しくお願いいたします。

2009年5月25日月曜日

坂本先生の論文:5Fr de Kiss

皆様、ご報告が遅くなりました。
当科の坂本先生の論文が日本心血管インターベンション学会誌に掲載されました。
「0.010インチガイドワイヤー専用バルーンによる5Frガイディングカテーテルを使用したキッシングバルーンテクニックの初期成績」
Kissing Balloon Technique using a 5Fr Guiding Catheter and 0.010 inch Guiding Wire compatible Balloon: First Inpression
by Yukinori Sakamoto, et al
Jpn J Interv Cardiol 2009, 24: 120-124
日本語で申し訳ないのですが、私たちに取っては貴重な論文です。

喜びの坂本先生
論文を読んでうなずく、みんな。
嬉しいもんですね!
皆様のおかげです。ありがとうございます。
坂本先生、おめでとうございます。

2009年5月23日土曜日

第3回日光トランスラディアル研究会

ちょいと新幹線に乗りました。

那須に着きました。
 緑が綺麗です。
 ご用邸の入り口なんだそうです。
観光終了。

第3回日光トランスラディアル研究会が那須にて開催されました。
今回のテーマは「マニアックカンファレンスより10年」です。
ご存じない方々もいらっしゃると思いますが、1998年に葉山にて凄いカンファレンスがあったのです。本当にマニアックでした。日本中の、世界中の重鎮達が泊まりがけでTRIについてお話をするという企画でした。もちろん、齋藤滋先生の企画です。はじめてみる、アダプティやユミコカテなど衝撃を受けたモノでした。
さて、あれから十年。何が変わったのでしょうか?

多くの先生方が、インターベンションやTRIの歴史や最新の技術などをお話されます。
端々に新しいアイディア、新しいスタディがでてきます。凄い凄い!楽しい会合です。

私は、ここ10年の一番の進歩は、人とのつながりだと思います。関東・関西、九州や沖縄の先生とこんなに仲良くなれるとは思いませんでした。情報がこんなに早く伝わる世界になるとは思いませんでした。
たとえば、5Fr GCそのものは殆ど変わりはないのです。でも、10ワイヤーと10バルーンが出たということと、その他の進歩、さらには皆様の素晴らしいアイディアで10年前との使用方法が全く変わっています。人の力って凄いモノです。
そんな事を考えたので、私は私の中の10年間を発表させていただきました。
さらには、私も10年前は「若い先生」だったのですが、すでにそうではなくなってきています。今の「若い先生」に道を作るのも私たちの役目です。自分の施設の後輩はもちろんですが、日本中、世界中の若い先生方に新しい世界を広げるためのきっかけをつくり、可能性を伸ばしてあげるように努めたいと常日頃思っています。もちろん、間違っていることにはダメ出しもしなければいけないと思っています。
ただ、自分自身ももう少し色々な事ができるように思います。先輩の後を追っかけて、追いつけ追い越せはもちろん、世界征服を狙う悪の秘密結社Slender Club Japanとともに良いものを広めていきたいと思います。個人的にも、もっともっと技術も上手くなりたいですし、いろんな知識もつけたいと思っています。さらには、日本中、世界中の方々とお話をして(英語が不得意で辛いのですが...)楽しい人生を送りたいと思っています。
皆様の発表が熱心で、会合は時間をオーバーしても延々に続きます。
那須の自然も夕暮れを迎えて綺麗です。
齋藤先生の特別講演は、やはり世界を目指すためにどうするかという壮大なお話でした。
やはり、世界にTRIを広めてきたバイタリティは違いますね!
若い先生方の熱いお話も楽しいです。
みんなで部屋のみになっても、楽しい時間は続きました。お馬鹿な話も多いのですが、突然、素になって凄い難しい学術の話になったり。
しかし、やはり仲間っていいですね!明日のことを考えずに夜は更けていきました。

2009年5月22日金曜日

じゃこてん

雨の青森を出発しました。
ちょっと飛行機に乗って良い風景をみていると...
なんと愛媛までやってきました!
とりあえず、空港で名物「じゃこてん」を食べました。
おいしい!
ビールを飲みたくなる欲求を我慢して...これで観光終了。

愛媛労災病院の見上 俊輔先生のお招きで、講演会の目的でやってきました。
「低侵襲インターベンション、up- to date」として講演をさせていただきました。
見上先生は、非常に熱い方で、私はまだまだなんちゃってradialistなのだと情けなくなってしまいました。
すみません、まだまだ武者修行をしなければ....!
北海道の夏の夜と同じ感じの愛媛の夜は、涼しくて心地よい風が吹いておりました。