2009年2月28日土曜日

Singapore Live Demonstration 3日目

さあ、シンガポールライブも3日目です。
今日も、結構頑張りました。

朝はモーニングセッションにてIkazuchi-Xのお話をさせていただきました。
私は、KBTのお話がメインになります。もちろん、松陰先生がまとめて下さったIKA-10レジストリーの紹介もたっぷりさせていただきました。
舛谷先生はPIKACHUレジストレーションの紹介です。素晴らしい成績です。
朝から英語はキツイです...。
 終了後に記念写真です。

スタバでコーヒーと簡単な朝食を取りました。
 すでに2食目の人発見!
個人情報保護目的に目線いれました。
その後は会場にてライブをみてお勉強をしました。
また、沢山の日本の偉い先生方とご挨拶もさせていただきました。なぜか、当院の坂本先生とか高橋病院の坂本先生とかいつもの連中以外には、日本の若い先生方に会場で会うことが無かったです。不思議です。
ブースでこんなものありました。
静脈を見る機械です。
本当に見えます。橈骨、尺骨静脈も見えます!
すごいすごい!動脈に応用できないかと考えてしまいます。
ランチョンもやらせていただきました。
 これで今日は4食目の人を発見!
(モザイクが入っているはずですが、web上でうまく効果がありますでしょうか?)
Victor Lim先生のお話はとても勉強になります。Ikariカテのお話、5Fr GCのお話、4Fr GCのお話....とてもまとまっているお話でした。シンガポールで使用できないものも沢山あるはずなのに本当によく勉強されております。
私は、なぜSlender PCIが必要かから始まりまして、4FrGCの使用経験までのお話をいたしました。
舛谷先生は、複雑病変へのSlender PCIのお話です。相変わらず、激しいPCIです。会場もびっくりされておりました。
名司会の森野先生が素晴らしいです。いつもありがとうございます。
私も舛谷先生も、いつものスライドから新作ネタで会場を笑わせることができました。満足です。
 終了後に記念撮影。

その後、アジアの、Slenderに興味がある先生方にあるトライアルの説明会をしました。あまりパッとした説明でなくて申し訳ないのですが、内容などは伝わったと思います。

ちょっとの合間に昼食。ラーメン(もどき)です。
会場の下にあるフードモールの屋台のようなところで注文しました。
 かなり美味しい!
ニョクマム風味のエビワンタンのようなモノが入って、麺とスープがマッチングして、日本のこりすぎのラーメンよりもあっさりで、非常にいい感じで食べました。

さて、すぐに会場にもどって、ライブのコメンテーターです。
壇上からすみません
しかし、PFOのライブでしたので....すみません、何も言えずに。勉強不足です。
ひな壇の上からみせていただき、勉強させていただきました。
私と交替に舛谷先生のコメンテーターです。
的確なコメントをサクサクと入れておられました。
流石です!

舛谷先生のご活躍を途中で抜け出して、次は、昨日できなかったレクチャーをするためにお部屋を移動。Tips & Tricksと合併症のレクチャールームです。
うわっ!混んでいる。
座ることが出来ません。全然自分の出番も解らないので、キツキツの中に立っていたら、係の人が「Dr. Yoshimachi ? come here !」と壇上の席へ案内してくれました。えっ?コメンテーターの役もあり?
 また高いところからですみません。
興味深い症例の発表が続いた後で、私の出番です。
chairmanが「昨日、ライブで凄いことをやったDr. Yoshimachiです。その解説をします」とご紹介してくれました。嬉しいです。
タイトルは「How to perform PCI without using guiding catheter?
」です。The Emperor’s New Clothe Techniqueをご紹介させていただきました。熱いオッチャン達が数名いて、質問をぶつけてきます。こっちも「だからぁ!症例を選んで、根性を出せばなんとかなるんですよぉ!」のような応答になってきます。会場はかなりおおうけ!爆笑と拍手をいただきまして、かなり満足です。でも、日本人の仲間が誰もいない...寂しい!孤軍奮闘でしたが頑張りました。
もう、夕方です。レクチャー3個、ミーティング1個、コメンテーター2個とよく働きました。偉いでしょ?シンガポールの先生方も、英語が不得意な外人ということで手加減してくれれば良いのに...ひどいですよね!(笑)

激しい夕立の中、ホテルへ帰ろうとしたら「Slender Club知ってるよ!CCTでブースをだしていたよね。綺麗な女性がたっていたのでよく覚えている」と声をかけてくださった先生がいました。嬉しいですね!
すでにチェックアウトと帰るための集合時間です。最後のレクチャーが遅くなったのでちょいと遅刻です。大あわてで荷物をパッキングして、ホテルロビーに。
そのエレベーターに乗るときも「Oh !You are "The Emperor’s New Clothe"!」と外人に声をかけられました。日本語に訳すと「おお!あんた裸の王様!」ですよね。嬉しいのかおかしいのか、複雑ですが、非常に友好的にお話ししていただいて握手をさせていただいたのは嬉しかったです。

夕食はなぜかお好み焼きやさん。
これがまた美味しい!
本場の方々も舌鼓を伐っていました。
おおっ!
今日、7食目という、お腹いっぱいの人発見!
(モザイク入ってますよ!)
よく食べますね!元気の素で良いと思います。

また、激しい雨の中いそいで飛行場へ。
長旅も終わり。帰ります。

ニュース速報です。
タクシーの運転手さんが言っていりました。雷がマーライーンに落ちて頭が割れたそうです。シンガポールでは。雷に注意しましょう。

2009年2月27日金曜日

Singapore Live Demonstration 2日目

今日の私は頑張りました。

朝からライブ・術者のために病院へ移動です。
ちょっと緊張です。
ライブの主旨として、どうしても4Fr GCをお披露目しなければいけないという事らしく、radial 4Fr縛りです。
偉い先生方の御手技と、素晴らしいレクチャーが沢山あり、私の出番はとても遅くなりました。
控え室で待機です。
最初は5Frのシースを入れようか?と言われたのですが、いえいえ!4FrのシースがあったのでそれでOKですと答えました。太いシースをいれて、細いカテというのはやはり良くないと思うのです。ポリシーに反します。
CX justの病変でした。
punctureが入らず3回穿刺しました。ここが一番ドキドキしました。
ガイドを挿入して、preをしてからしばらく待ちました。
放映待ちです。
こちらにラインが来たので、
ご挨拶させていただき、あとはVictor Lim先生がどんどんお話をしてくれます。ありがとうございます。私の英語が不得意な所を助けてくださっているのです。
さて、会場では色々いっていますが、迷わずNOBORI 3.0x8mmを挿入。
ギリギリの位置決めが出来たと思います。
最高のできかと思ったのですが、ここで日本人の、Slender Club Japanの根性を見せようと思いました。
ガイドを抜きました。
裸でIVUSです。
入った瞬間、会場の拍手が聞こえました。
嬉しかったです。
会場からの写真もいただきました。ありがとうございます。
掲載させていただきます。
世界のIVUSの大先生が想定外の使用方法に無口で解析をされておりました。すみません、びっくりさせて。
病変が硬く、stentが広がりきらないので、post balloonをかけます。もちろん、裸のままです。
再度のIVUSで、まぁまぁの拡張でしたので終了しました。
アジアに" the emperor's new clothe technique"=「はだかの王様」を生ライブで見せました。
今日の私は根性出しました。頑張りました。

しかし、実は本当に大切なところはそこではなく、以下にCX OSギリギリにステントを入れるということです。Victor先生からも聞かれましたが、「beatで動くのにどうやって?」と。そりゃぁ、今までの数々の試練と修羅場を越えた結果としか言いようがないのです。5FrでKBTやtwo wireが出来ない時代からの賜物です。
日本中の多くの先生方から教えていただいた事が生きているだけです。
皆様に支えられての根性テクニックでした。
皆様に感謝します。
ありがとうございます。

ライブの放映時間の都合で、一つレクチャーができませんでした。
手技が終わって駆けつけたのですが、セッションが終わってました。
日本企業の皆様は「そんなの問題ないです」「ライブで十分にレクチャー以上に見せたじゃぁないですか!」と言ってくださいました。
本部には後で謝りますが、まぁ無茶な時間配分を考えたのも本部なのでお許し願いましょう!
....と、思っていたら本部から連絡。「明日の夕方にやってね」です。逃げられないもんですね(笑)Singapore Liveは人使いが荒い!

明日も頑張ります!

2009年2月26日木曜日

Singapore Live Demonstration 1日目

ちょいと飛行機にのったらシンガポールに着きました。
朝は天気が良かったです。
でも、その後どしゃ降り!

Singapore Livedemonstration 2009に参加のためです。
さて、第一日目はfellow's courseです。
若い先生への教育目的に、basicなことからtopicsまでレクチャーと、ロータなどのハンズオンなどと朝から盛りだくさんの内容です。
昨日飛行機で一緒だった日本人の先生方は残念ながら数名しかお見受けできませんでした。皆様長旅でお疲れなのでしょう。
 あ、日本人発見!
もちろん、一緒に来たMM先生と、シンガポールでもお腹いっぱいになっている先生です!(笑)
私は、slender GWでCTOを通すお話をさせていただきました。
まぁ、いつものお話なのですが、今回はスライドをパワーアップすべく、T海大学のM先生より資料と一部スライドをお借りしての発表をさせていただきました。
M先生、いつも感謝です。
この内容を、しっかりまとめられて今頃M先生も遠い倉敷で発表されているんだなぁと思うと感無量です。世界同時多発テロではありません(笑)
 ハンズオンも皆様積極的に参加しています。アジアのバイタリティを感じます。同じ企画を日本でやっても、おそらく日本人は遠くから見ている人が多いのは反省すべき所ですね。

少々休憩を取った後には、young operatorのawardの審査会です。
5名の40歳以下の術者達が最終ノミネートされ、豪華賞品をかけて(?)プレゼンテーションです。アジアの若い先生方も非常に頑張っているのを実感いたしました。
点数を付けるのももったいない様な、面白い症例もありました。

Faculty roomにて歓談後に、明日の症例をチェック!
「えっ?これは4Frは無理だろう!CTOってやつでしょ?」
「ええっ?ちょっと待って、Dr.Yoshimachiは何でも4Frでやるって聞いていたから...bossに許されるか電話で了承を得ないと...」
そんな話になってるの?
「仕方がないから、これは5Fr使っても良いそうだ。じゃぁ、もう一つの症例で、こっちは4Frで良いよね」
「えっっ??えーーーーーーーーーーっ?(普通これは5Frでもゲッと皆様おもうでしょ?)....じゃぁやってみますけど。」
「OK !明日また!」

術者としてご指名いただいて光栄ですが、外国、英語、radial、5-4Fr縛りと、厳しいです。
皆様、変な期待を持たれているみたいで....頑張ります!

2009年2月25日水曜日

i phoneの用途

良いオモチャ=i-phoneを何に使用しているか?というお問い合わせが来ました。

私のメインはやはりスケジュール管理です。

外来で治療予定を入れたり、出先で新しいお仕事をいただくときには重宝します。

あとは、電話帳と住所録が、そのまま電話と連動しているのが最高!
電話は病院呼び出しばかり!?
(あくまでイメージです)

時には、CTを見てみたり。
(イメージです)
遠くにいたときのちょっとしたことへの連絡には画像の転送は本当に助かります!

時には英語の辞書として使用したり。
(これもイメージです)

時にはwikiってみたり。
(これも、あくまでイメージです)

そうそう、見知らぬ地でタクシーに乗ったときに、難しい言葉で運転手さんにいじめられたときに「ここに連れていてください」と地図を出したときもありました。
関西弁や江戸弁で話されても、私は津軽弁以外の言葉はわからないんです!
タクシーのおじさまには本当に悩まされます!

学会参加の時にはpdfを忍ばせてスケジュール管理をすることもあります。
(こんな感じ)

メールも見れるし、もちろん音楽もビデオもなんでも見れます。
(これも、あくまでイメージです!)
 ↑
誰がなんの曲をどんなビデオで歌っているのか解った方には豪華賞品!(笑)

電池を気にしなければいけないのが玉にきず!
あとは、時々つるっと滑って...というのが何度かありまして...危険、危険!
なにより、みんなで楽しくiPhoneの話題で盛り上がれるというのが何より良いところでしょうか?!

2009年2月24日火曜日

丹野部長へのご指導

丹野部長は果報者です。
シニアレジデントが一人だということは、それだけ沢山のチャンスがあります。
今日も朝から、カテ三昧。
絶好調の丹野部長でありますが、しかし、ときに......そりゃぁ、波もあります。
そんな時には、先輩達がいつも見守り指導し、時には手を代わってあげることもあります。
皆様の施設では、先輩に手を代わってもらった時、また後輩が手技を続けることが出来ますか?それとも、先輩がそのまま続行して後輩の出番は終了になりますか?
当院では優しい先輩が多いので、とりあえず壁を抜けた後には、また丹野部長の手技が続行します。良い環境でしょ!
こうして日々修行を続ける丹野部長!
カテだけではなく、今日は救急の患者さんについて一般内科的な内容の相談を10年以上先輩の先生から受けていました。
星飛雄馬のお姉さんのように陰から見守る我々は、的確な答えと対応をみて、若い先生の成長を喜んでおります。

2009年2月23日月曜日

Slender Club Japan Live Demonstration in Kanazawa

2009年2月21日 Slender Club Japan Live Demonstration in Kanazawaが開催されました。

今回は、Slender Club Japan初めての生ライブです。
コースディレクターの金沢循環器病院の寺井先生のご挨拶にてスタートです。
名村院長先生の御手技からですが、...最初から度肝を抜かれました。
穿刺部が...!(参加された方での秘密にしましょう!)
朝から目の覚める凄いモノを見てしまいました!
サポート&リードしてくださる、堀田先生、池田先生にも感謝です!
次々と繰り出されるSlender技とデバイスの数々にSlender spiritsで味付けをして丁寧に進んでいくライブは最高でした!
この方々も”インタベ魔神"なんだなぁと改めて実感いたしました。
ただの"おもろいオッチャン"では無い!(笑)

私自身は、「はだかしばり」です。世間ではこのように書くと非常に誤解を招くようですので、「The emperor's New Clothe Technique」のライブです。
ビデオでは「はだか」を出したことはあるのですが、人前で「はだか」を見せるのは初めてで、...いえ、「The emperor's New Clothe Technique」を披露するのは初めてです。
IVUSコメンテーター木村先生の読みがすごかったので、そこにあわせてカチッと拡張圧もかけられて決めることが出来ました。嬉しいなぁ!
 位置と太さを決めてくださる読みが最高!
「ももひき」と「一般の人を脅かすようなかぶり物」は禁止でしたが、しかし、何とかお許しをいただきまして、帽子をかぶってやらせていただきました。
 こんな帽子!懐かしいでしょう?
 終了後の、当院の丹野部長先生と會田先生と記念写真です。
ちなみに、ポスター部門のAWARDを当科の會田先生がいただきました!
ありがとうございました!
コメディカル部門も充実!
コメディカルは全員がAWARD !!

こんなプロテクターも登場!
ご希望の方は、SCJ関西本部およにSCJ関東本部へご連絡下さい。

午後からの齋藤先生のCTOの3連発も凄かったです!
なんで、ワイヤが通るの?と見ながら?!?!?!?!!
やはり、凄い御手技でありました。
見たことがない秘密のワイヤーも登場!
チェック、チェック!

150人以上の入場者があったということでした。
素晴らしいライブでした。全例、綺麗に見事に治療が完結いたしました。

やはり、ライブはいいですね。ダイレクトにモノが伝わり、勉強になります。
寺井先生の、症例選択とそれにあてがう術者のマッチングが最高でした。コースディレクターとはこうあるべきだと痛感いたしました。

ここしばらくで、最高のライブデモンストレーションだったと思います。
寺井先生、名村先生、齋藤先生、....参加された皆々様、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

2009年2月20日金曜日

明日から

待ちに待った、Slender Club Japan 9th meeting & Livedemonstration in Kanazawaが明日開催です。
皆様、金沢へ集合!

SCJメーリングリストで、ドレスコードを事務局へ問い合わせる方がいらしたところ
「会場は病院ですので、患者さんが土曜日普通におられます。患者さんが驚くような、かぶりものや仮装は遠慮下さい。また、ももひきは禁止とさせて頂きます。当然ネクタイも禁止です。」
という答えが返ってきました。

ええっ!
この寒いのにモモヒキは禁止?!
風邪をひかないように、暖かい格好をして皆様出発しましょう!青森よりは寒くないということであきらめます。
ネクタイも禁止ですよ、禁止!

実は、ライブなどで以前愛用していた手術用の帽子を見つけたので、久々に、今回はかぶり物をして術者をやろうかと思っていたのに...なぜ見透かされたのかな?ちぇっ!
 これです。
ちょっと薄くなってきた頭をさらすのもよろしくないかもしれませんが、今回はcourse directorの命令を聞こうかなぁと思います。(しかし、あきらめきれずにカバンに忍ばせていくかも!)
くれぐれも、ももひきは禁止だそうです。
受付で「ネクタイチェック」「ももひきチェック」をされますので、ご注意下さい。